【DAY.57】新潟発着！2ヶ月で、公務員がバイクで全国周る旅日記
この記事、連載は...
民間から中途で新潟県庁に入った公務員が、4年で退職するその前に、有休消化で全国をバイクで回る、という、ノープランな企画です。予約なし、フィーリングファースト。
7:30、山形県 遊佐町の知人宅にて起床。
朝食をご馳走になる。
丸っこいのはズッキーニだそうだが、こういう形のものは初めて見る。
この自然農法で作られた野菜は、ここから定期注文ができるので、興味のある方はぜひチェックしてもらいたい。
10:00出発。
雲一つない晴天。
今日は山形市までの移動なので、時間に余裕がある。
昨日通ってこれなかった、鳥海山ブルーラインを走ってみることに。
たしかに、名前のとおり青々とした風景が眼前に広がる。
海側も真っ青。
というわけで、ちょっとだけ秋田県に戻る形に。
秋田県側から見る鳥海山もまた味わいがある。
そのまま日本海側に抜け、国道7号線を南下。
すぐに県境だ。
秋田県は、県境付近にこの「スギッチ」というキャラクターがいて、入る時も出る時も、丁寧に挨拶をしてくれる。
こういうの、けっこう大事だと思う。
というわけで、再度山形県へ。
ちなみに、この旅ではいわゆる「顔ハメパネル」の写真をコレクトしているのだが、山形県にはこれが全然ない。
道の駅にはよくあるのだが、山形県ではまだ一枚しか見つけられていない。
これは道の駅で食べたうどん。
稲庭うどんっぽい細めの麺だった。
その後もいくつかの道の駅に入ってみたが、全然ない。
寒河江市の道の駅、かなり大規模で期待したのだが、やはりなく、やけくそでドネルケバブを食べる。
なぜドネルケバブ？と思ったが、トルコはさくらんぼ発祥の地であり、寒河江市とトルコのギスレン市が姉妹都市提携をしているからのようだ。
が、実際に寒河江市に住んでいるトルコ人は5人だとか。
そのうちの一人に遭遇したわけだ。
そんなこんなで、16:45、山形市内のビジネスホテルに到着。
ゲストハウスは空いておらず、じゃらんから予約したのだが、3,480円のところ、ポイントが1,400ポイント貯まっており、2,080円で泊まれた。
個室に泊まれるのはありがたい。
さて、ここからは山形市役所の知人が案内してくれるとのことで、ホテルで合流、いざ夜の山形へ。
ホテルからすぐの「やきとりそね田」へ。
ここは、まとめて串盛りが出てくるのではなく、親父さんが焼いた串を、焼き立てで一本一本提供してくれるスタイル。
写真はたくさん残っているのだが、はっきり言って、どれがどの肉だったかさっぱり覚えていない。
とりあえず、美味かった。
やきとりと言いつつ、豚肉も出てくる。
これは北海道でも同じだった。
この日は山形市役所、山形県庁、山辺町役場と、それぞれ別の職場から3人の方が集まってくれた。
嬉しい限りだ。
当然、仕事の話で盛り上がる。
珍しく、日本酒も呑んでみる。
山形の日本酒もなかなか美味い。
とっくりにこんな文字が。
親父さんに、ギリシャの神、つまりバッカスのことでしょう？と聞くと、そうだとのこと。
たしかに、日本酒のことは知らなかっただろうな。
締めはそば。
そば焼酎、なかなかパンチが効いていた。
ここで3人とはお別れ、私はもう少し続きを楽しむべく、なぜか冷麺の看板に惹かれ、焼き肉屋に入る。
さっき麺を食べたばかりなのに、なぜ冷麺なのか...。
酔っ払いの思考は意味不明だ。
さらに意味不明なのが、この後、納豆味噌ラーメンを食べていたことだ。
青森で味噌カレー牛乳ラーメンを食べそびれた悔しさからだと記憶しているが、これは、さすがに食べ過ぎだと自分でも思う。
ディープな山形の夜。
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