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【毒親育ちのエッセイ】「理由が無くても生きられる」は羨ましい。
時折り「生きるのに理由は要らない」とか「理由は無くても生きられる」とか言う人を見かける。
正直に言うと、そうやって思えるのはとても羨ましいと感じる。
何故なら、理由が無くても生きられる程に苦痛が無いと言えるから。
生きることを辞めようと思う程の苦痛が無いから、そんなことを言えるのだ。
地獄の中で生きている人は、理由が無いと生きられない。
理由が無いと、苦痛に耐え続けられないのだ。
痛みに耐え続けて生き続けるよりも、消えてしまった方が楽だと感じるのは当然のことである。
だからこそ、理由が無いと生きられない。
耐えた痛みに何の意味があったのか。
本当にこの世界は理不尽だ。