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【毒親育ちアダルトチルドレン】幼い頃から抱いていたモヤモヤを呟いてみる

物心ついた時から比較され、否定され、無意味に暴力を受けてきた。

他人から理不尽与えられる苦痛ほど、耐え難い痛みは無い。

それでも耐えなければ生きていけない。
だから、心を捨てた。
自分が自分であるという感覚を捨てた。

その所為で、自分の感情が分からなくなった。
自分が何を求めているのか、何を以て楽しいと感じるのか。
表情は周りに合わせて笑みを浮かべているのに、心は何故か凍てついている。

『失感情症』という言葉を知らなかった頃は、自分は気持ちの悪い異常者なのだと感じていた。

それだけでは無い。

自分が自分でないような感覚をずっと抱いて生きてきた。

激しい苦痛を抱いている自分が居て、それを遠くから傍観している自分が居る。
自分とは何だろうか。何故そもそもこの視界は此処
広がっているのだろうか。
そんな違和感がずっとあった。
今感じている苦痛は、本当は自分のものでは無いのではないだろうか。と。

上手く言葉に出来ない、でも、出来たところで否定しかされなかった。
「今度はどんなV系にハマったんだ(笑)」と。
偏見と否定。それが僕の家では当たり前のことだった。

今となっては、解離性障害の離人症という状態のようだが、物心ついた時からそんな違和感の中で耐え続けるのは激しい苦痛だった。

誰にも理解ってもらえないこの苦痛は、きっと死後も知られることは無いのだろう。

死人に口無し、生者に耳無し。

我ながら良い表現を出来たと感じている。
此処はとことん弱者に厳しい世界だ。

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