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Most Valuable OneSelFer of 2023(2023年振り返り→2024年へ)

はじめに

昨年の振り返りはこちらから☟

私、秋山は、JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)・修士号を持ち、主にパーソナルトレーニングや育成年代のアスリートにトレーニング指導を行っているトレーナーです。
「カラダづくり」「スポーツ」に関わるものを職業にしています(したいです)。

2023年は、3月に大学院修士課程を修了し、大学院生をしながらトレーナーとして活動していましたが、4月からは本格的にトレーナーを職とし始めました。

2023年は、OneSelFのVision・Mission・Competencyを実践したスタッフである「Most Valuable OneSelFer:MVO」を社内で受賞しました。
何が評価された=良かったのか、改善すべきことを中心に、今年も振り返りをしようと思います。

「トレーナー=専門家」のあるべき姿

人は膨大な細胞を持ち、それを統合して、生きています。
2023年は、人の「カラダづくり」に関わる「専門家」として、「最適」を模索して、最適を実現するために、「深掘る」に加えて、「多角的」な視点や能力を意識しました。

筋トレの継続率は4%?

様々なトレーニングの形態がありますが、1年後の筋トレの継続率は4%だそうです。
パーソナルトレーニングでも、一定の目的が改善されると、休会・退会=トレーニングをやめる方が多いと、実感もあります。

~だがそんな筋トレブームの裏側で大変多くの挫折者を産んでいる。Sperandei S, J Sci Med Sport, 2016によると、フィットネスジムの継続率は、開始から3ヶ月後で37%、1年後にはたった4%未満まで減少する。100人始めても1年後残っているのはわずか4人以下しかいない。~

~筋トレが継続できない最大の理由は知識不足である。合格したら終わりにできる資格試験などとは違い、多くの筋トレは基本的に一生続く目的を持って始めることが多い。健康寿命の伸長やウェイトコントロールなど、生きている限りずっと続ける想定で始める場合がほとんどだろう。それなのにわずか1年も継続できない人が96%もいる。~

~1の知識不足にも共通するポイントだが、「効果が実感できない」という点はあまりにも大きい。よって別枠で挫折理由として取り上げたい。~

わずか4%…筋トレ継続率が絶望的に低い理由 | アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)

「最適」を提供できれば、これらの問題は解決できると思います。
トレーニングを受ける側のリテラシー能力(老〇と呼ばれる高齢の方々に、いくら正論を話しても、通じないみたいな感じ)の問題もありますが、如何にわかりやすく伝える・みせることができるか、これに尽きます。

そのために、人それぞれにあった術を提供できるようにする=「多角的」が非常に大事だと感じました。

人とその機能は複雑

また、「多角的」な視点は、「人・身体運動・運動を司る機能の複雑性」を理解して実践するためにも、活きます。
代表的なのは、筋肉を意識し過ぎること。

「スクワットで、腰が反ったり丸まったりせずに下肢三関節を協調して!お尻や太もも、お腹の筋肉を意識すると良いですよ!」と表現しても、「腰が反る・丸まる、お尻に力を入れる」感覚がわからない、そもそも「腰・お尻」がわからない人には、この方法は通じません。
こういう方は、意外と多い印象です。

このような点も含めて、以下のポストは印象に残っています。☟

トレーニング・運動は、入力→統合→出力(感覚運動→中枢神経→運動神経・筋)で成り立っています。
一般の方がイメージしやすい「筋・関節運動」を突き詰めることはもちろん、感覚運動(体性感覚・視覚・前庭覚)・脳神経科学を理解してトレーニング指導で実践を意識できました。
2024年とそれ以降は、少しでも実践の形に持っていくことが目標です。

3ヶ月の研修で身に付くものではなく、日々の勤務もこなしながら、複雑な感覚運動と脳神経科学を深掘ることが、求められます。

「深掘る」と「多角的」を双方実践して、身体運動の本質を実践したいです。
これが、トレーナーという専門家のあるべき姿だと、思います。

補足

運動器・感覚運動・脳神経科学が全てではありません。
「カラダづくり」「スポーツ」「トレーニング」でも、何を目的・対象にするかによって、フォーカスを置くものが変わってくると思います。

「栄養学」はカラダづくり、筋肥大や減量、胃腸を整える・自律神経→中枢神経の調整で疼痛改善に必要だと、思います。(私はそこまで詳しくはありません。)

JSPO-AT保持のトレーナーとして、スポーツパフォーマンス向上、疼痛改善の目的とした際に、上記の要素を重要としたいと思った次第です。
トレーナーや栄養士以外にも、研究者として(臨床家でも)、評価・測定・介入などのコンセンサス・一般論を提唱することも、必要だと思います。

影響力と他者貢献

ここからは、組織や業界で活動する上で意識・実践したことです。
というより、今年は組織オンリーで実践できました。
業界で実践するのは、相当難しそうです。
ここが、今年のMVOを受賞できた大きな要因だと思っています。

影響力を発揮する

非常に抽象的な内容です。
要は「背中で引っ張る」みたいな感じです。
自分が行動を起こしまくり、他人に働きかけるみたいな感じです。

社内で色々しました。働きかけました。背中で示しました。

社内評価=他者評価で、影響力があると評価されました。
非常にうれしいです。

来年は、「マネジメント」です。
働きかける・背中で語るから、実際に動かす。舵取りです。

他者貢献

影響力を発揮して、他人に働きかけることが出来れば、他者貢献です。
なので、上記を実践して他者貢献ですが…

社内の人材育成で他者貢献できました。

トレーナーのテクニカルの部分、接客・コミュニケーション、また、トレーナーといってもビジネスマンなのでビジネスマンとして、さらに、そもそもの人として。
磨き上げるために、行動しました。
人材育成するには、自分も育成される・する必要があるという点にも、気づきました。

テクニカルの研修

チンインは、chin tuck !

Posted by Tomoki Akiyama on Monday, June 26, 2023

きれいな対立運動でピース✌ 研修準備も踏まえて、勉強になりました=専門性が上がりました👍

Posted by Tomoki Akiyama on Monday, November 6, 2023

パーソナルトレーニングで、手・肘が主訴の人はほぼいないので、あまり触れる機会はないですが、実は、左肘を骨折2回、外傷性のUCL損傷1回経験あります(サッカーなのに)。 意外と思い入れがある部位の研修を担当して、自分も勉強になりました。 でも、もう少し経験と勉強しないと!と感じました。🤔

Posted by Tomoki Akiyama on Thursday, December 21, 2023

苦手な部位に挑戦して、社内のレベルアップやトレーニングバリエーションの向上に貢献できました。
個人としても、勉強になりいい機会になりました(自分の育成)。

コミュニケーション

私もコミュニケーションは苦手です。
苦手なところから、積み重ねた点は、それに基づいた経験を伝えることで、他者貢献することが出来ました。

吉井コーチの本も参考になりました。

ポストと主旨が若干ずれますが、人それぞれ分析して育成する、経験だけで指導しない、また、一方的な指導=Teachだけではなく、コーチングの重要性を再認識しました。
他のスタッフがどのように考えているか、聞くことは良い機会でした。

トレーナーというビジネスマン

一般的なサラリーマンの視点から、専門性を深掘りしている本です。
個人的に今までにない視点だったので、斬新でした。(自分の学び=育成)

トレーナーでも会社に所属しているので、ビジネスマンです。
この思考から、専門性を紐解くと非常に興味深いです。

ここも何だかんだで、「影響力を発揮する」ことに通じました。
ビジネスマンとして、「最適」「better」なサービスを提供する。そのために、個人・組織を磨き続けるという「影響力を発揮」して、貢献できました。

この本、難しいですが、オススメです。

まとめ

トレーナー=専門家としてあるべき姿を追求し、それが影響力を発揮することにつながり、他者貢献になり、Most Valuable OneSelFer:MVOとして評価されたと思います。

全く満足していません。
個人・会社としても、まだまだです。
より成長・変化を求める必要があると思います。

短~長期のVision・目的・目標を、それに基づいた戦略・戦術を設定して、実行していきます。
PDCAサイクルを回していきます。

ただ、未来はどうなるか、わかりません。
コロッと思考が変わるかもしれません。
2024年はどうなるか、いい意味でワクワクドキドキです。

p.s.

2023年は、1月・8月・10月・11月と、4回体調を崩しました。
やばいな~と思い、体調管理をより意識し始めました。

  • 運動

  • 栄養

  • 睡眠

運動は、ランニングを始めました。
紆余曲折ありましたが、ここ2か月は良い感じで走れています。

栄養は自炊を本格的に始めました。

睡眠は、時間をまずはしっかりと担保できるように、質に関してはスマホの時間を削減です。
しかし、あまり実践できていないので、来年は以下の本を読んで、スマホのデメリットを脳に刷り込んで、本能的にスマホを避けます(笑)。

また、睡眠とスマホに関連して、視覚・視機能の影響も大きいと感じています。
なので、しっかりとした視機能検査を受けて、眼鏡も新調したいと思っています。

2024年は、体調管理を徹底に徹底を重ねて、健康の実践者となります。
それが、仕事の効率向上にもつながりそうです。

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