![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153393171/rectangle_large_type_2_3d82c8108ecfe42b1922c14d329dd176.jpeg?width=1200)
9月になってしまった。
あと10日で、母校との話し合いが始まる。
8月は一切考えるな、
予定のある楽しいイベントののことだけ考えなさいと
周りに言われた。
そうした。お陰で楽しく悔いのない夏を過ごせた。
しかし、あと10日。
23年。
23年、やっと問いただせる日が来たのに
私は怖くてたまらない。
またあの学校に、心を殺されるのではないか。
もう新たに何かを言われて心が砕けたら
飛び降りてしまうのではないか。
でも23年間の、幼い私、思春期の私、だれにも分かってもらえなかった私を
唯一救えるのは、今の私なのだ。
怖い、
闘うと言うことはこんなにも怖いのか。
父がいる、叔父がいる、弁護士の先生もいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1725642008-1pHSOlsLbKxEdQAfMeP62IwF.jpg)
最強のパーティーで行くのだ。
大丈夫。
いや、わからない。でも、
あと10日でA0サイズにコラージュを再現し
私の顔を100箇所以上、画鋲で潰すという作業が残っている。
私版ウォーリーをさがせを作る。
![](https://assets.st-note.com/img/1725641950-5Vbv8CFc7iJ3eGWXDEHI0PpK.jpg?width=1200)
※この話はフィクションかもしれません。