中学生は心にゴルゴ１３がいる。

最近、メンタル的には辛いのだが
女子中時代の同級生に
私は、他人から見てそんなに異質だったのかを
覚えている範囲で聞いている。
慎重に慎重に、誰にでもと言うわけではないが
答えてくれそうでコンタクトが取れそうな子には聞いている。

私は、自分が異端児だから学校から嫌われていたのではないかと。
だがそんなに？
あの頃、父は海外勤務で、母は亡くなってしまった。
なので当時の様子を聞けるのは同級生しかいない。

様々な回答があったが
「異質と思ったことはない。変わり者で言うならもっといたし
目立つ子も他にはいた。」
「だけど分け隔てなく、派手なグループとも地味なグループとも話して
正直で明るく楽しい子だった。」と何人かが答え
泣きそうになった。

でもそれは違う。
私はクラスメイトに申し訳ない気持ちがあった。
自分がいることで迷惑をかけたと、
ずっと罪悪感があったのだ。

だからクラスでは楽しくありたかったのだ。
仲良くしたかったのだ。
他のクラスでは私を嫌ってる奴もいただろう。
しかし、他のクラスだからどうでも良かった。
だけど、私にはクラスメイトは大事だったのだ。

そういえば思い返してみると
部活動の同級生は別で、これは
運動部あるあるなのかもしれないが

体育会系の部活は行かなくなると
廊下ですれ違うと殺すような目で睨んでくる。

これがまためちゃくちゃ怖い。
いくら強気なわたしでも、あの殺気だった目は怖かった。

が、部活に行くのも行かないのも自由では？
団体競技でもないし。
何故そこまで睨まれるんだ？（退部届は出した。）
が、こう言うところが
スポーツマンシップに欠け腹立たしかったのかもしれないし
鬱陶しかったのだろう。

と、今なら分かるのだが‥

卒業して10年以上経った同級生の結婚式で
同じ部活の子と再会したときに
円卓で真正面の席にいるのに、会釈すらない。
これには驚いた。
着物を着ていたのは私と彼女だけであるにも関わらず、
真正面、
しかし会釈すらない。
それどころか一切目を合わせてもこない。

正直怖いと思った。
そもそも当時から話したこと自体ほぼないのに、
このめでたい席でそこまで嫌悪するか。
ちょっとどうなのと思ったが

私を嫌いな人間は死ぬまで私を嫌いなのだろう。
そして一生見下しているのだろう。

中学生は怖いな。
いや、女は怖いな。