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まさかネズミ講と疑われる日が来るとは。



この案件は、
何度も問い合わせたが
副校長から「答えられない、あなたとは会いません」と一刀両断され
私、卒業生なのに先生と会うこともできないってどういうこと?

と、またもや組織として大丈夫ですか?と思いたいところだが
顧問弁護士の先生、父、叔父が
色々と策を練っている。
ただ、まだ自分でできることはないかと
当時在籍していた先生を片っ端から調べた。

昔、個人情報がまだゆるく、
全校生徒先生の住所録があったのだが
当然、我が家は捨てている。
苦肉の策として何人かにこの名簿を持っていないかと
というより、担任の先生と連絡が取りたいと
慎重に聞いたが、当然皆ももう持っていない。
こんなことを聞く私のことは
マルチかネズミ講と思うだろう。
自分が同級生からネズミ講と怪しまれるなんて
こんなにもプライドが傷つくことはない!!涙
と思いながらも
私もできる限り探していた。

そしたらまぁ何と、
私を覚えているであろう先生をSNSで見つけたので
DMを送ったらヒット。

お茶をすることになったのだが
同級生は誰も来ない。
いや、きてくれそうな子はいたのだが
先生が指定した日にちが
平日の昼間。
子育てをしている子も、会社員の子も来れない。
先生というのは、
そのあたりの社会人の生活は想像しないのだろうかと懸念したが
会ってくださるのはとても助かる。

本当は、私も会社員なので普通に無理なのだが
幸い仕事の時間に調整ができるので
マンツーマンで会うこととなった。

正直、憂鬱である。
マンツーマンであることが憂鬱なのである。
それは、次回書き記そうと思う。



※この話はフィクションかもしれません。