ほどほどに頑張るは難しい
皆さんは運動はお好きですか?
私はそうでもありません。むしろ苦手な部類に入るでしょう。だから運動嫌いな人の気持ちはよくよく分かります。
しかし生活期リハビリテーションに従事している以上、仕事で患者さんに運動を勧めなければなりません。
ちなみに患者さんの中では圧倒的に運動苦手派が多数です。その方々にがむしゃらに「頑張れ頑張れ!たくさん運動して!」というのは酷です。ストレス値高いです。
だから私はいつも「ほどほどに、無理せず頑張って下さいね」と声をかけていました。
しかし私も最近頑張りどころを経験して、ほどほどに頑張るとは……?と疑問を感じてしまいました。頑張るって多少無理が入るんじゃないの?と。
だからそれに代わる言葉を探しはじめてみたのですが、あんまり上手いこといきません。
一体私は患者さんに頑張ってほしいのか?それとも今までと変わらず運動せず過ごしてほしいのか?答えは前者です。
人が誰も傷つかないような言葉を……、ストレスを感じさせない言葉選びを……、と思うあまり、ときどき自分の言っていることが曖昧になることがあります。
語尾を濁してみたり、断定しなかったり。それで良いと思っていたけど、ライティングの勉強をし始めてから、それだけではダメなのかも?と思うようになりました。
私は、誰かが傷つくような言葉は発したくないという前提条件は変わらないものの、自分の発する言葉に説得力を持たせたいと思うようになりました。
色々と考えたけど、きっとこれからの私だったら、運動するメリットと運動しないデメリットを説明し、自分の言葉に説得力を持たせるようにするかなぁ。
まだまだ思案中です。だけど着実に私の視点は変化している。そんな新しい発見があったのでした。