お金の為に働く事の大切さ
新年からお金の話?って思った人にこそ読んで欲しい本「一度読んだら忘れない世界史の教科書 経済編」この本何がいいかというと、学校で習う意味ないでしょ。と思いがちな社会科の歴史の授業と経済発展の中で変化してきたお金の説明しており、「お金とは何か」という本質を説明していたので読書感想文書いてみました。
お金とは信用である。
まだお金が存在しない時代、僕らは物物交換で欲しい物を獲得していました。お肉が欲しければそれ相応の物と交換していましたが、それでは使い勝手が悪かった為、金や銀を価値ある物としてみなし物と交換したのが始まりです。つまりお金は信用の上に成り立っていると言えます。
お金の貸し借りはいけない事
お金が集まる仕組みとして都市を建設しました。(単純に人が集まれば金が集まり流通する為)その際今の様な送金システムはない為都市から都市へと金を移動させるシステムを採用していました。しかし金を輸送するには重労働だったので、キリスト教側の人から迫害を受けていたユダヤ教を信仰する人にその移動をさせていました。なぜキリスト側の人がユダヤ側の方にその仕事を任せたかというと同じ戒律間でのお金の貸し借りは聖書の教えで禁止されていたからです。その理由の考察として、お金の貸し借りを行い、もし返さない事があった際同じ価値観を持つ人との関係が崩れる事を極端に避けたかったからと考えました。
紙を信じた人類
金を流動的にする為には金の移動をよりスピーディーにする必要があった事から紙で手続きを可能とする手形を発明しました。それが紙幣の始まりです。言い換えたら紙に書いた約束事をお互い信用する事が前提となっている仕組みが紙幣だと言えます。その後銀行業、貸金業をユダヤ人が発展させていきますが、富を得る為に人類は、争いににつぐ争いについで宗教よりイデオロギーを信じる様になり世界で人類全体として殺し合いは減りましたが、新たな富をえる為の方法としてインターネットブロードバンドに代表されるSNS、ビットコインなどによる暗号通貨などが開発されて運用されているのがこの世界です。
こんな世界で生きていく為に、信用が大事だと言いたい。
今現在の世界でも支持される為に必要な事は信用しかないのかなって思っています。仕事で富を得るには相手が求めている事を引き出し結果を出す。それの繰り返しが信用を産み、積み重ねた結果お金が貯まる事だと僕は信じています。新年度の仕事始め時に皆さんのモチベーションが上がる内容がこの本には沢山詰め込まれていた為時間が許す方は是非読んでみてください。
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