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集中力って大切?

僕らは小さい頃から「集中しなさい。」と当たり前にしつけとして教えられ、いい事として教わった。しかし、集中する事が果たして本当に正しいのか?逆を言えば集中できない方は集中できるよう改善に努めなければいけないのか?

一見屁理屈を述べているようですが実は本質をついていて本書では集中力とは機械化であると述べています。「集中しなさい=ミスをしないでね。」という事として使用し、ミスをする事の原因を集中力が低いからと思い込んでいる。しかしそれは人が作業する場合であって、機械ならボタン一つと動力源のみで素晴らしい効率で作業をこなしていくし、ミスも減る。それが産業革命であり、今生きている時代も革命最中である事は事実である。では僕らはどうして生きていけばいいのだろう?

一つの事にとにかく没頭し、振り返る。

仕事において僕、あなたなりの役割がある。それをしなければ仕事は終わりません。つまりそこに没頭しなければ一つの仕事が完結しないのです。それだけでなく新たな仕事が待っている為、過去を振り返る時間を作れません。肌感ですが一見集中しているに見えますが作業時間内に無事何事もないように1日を終える事に集中しており、作業そのものには集中出来ていない事が多いと思います。本当に作業に没頭すると、人は作業をいかにオートメーション化出来るかという頭に切り替わると著書では紹介しており僕も凄く納得がいきました。まとめると「大半の人が思う集中力はいらないが作業に集中する事は大事だという事。」その作業を振り返る時間を作る余裕の事を本書では、分散と発散と紹介されておりました。

問題点をわけ、それを広げる。

とりわけこれが苦手な方は特徴として「私は文系だから。」という事が口癖の人に多い事を紹介しており、思考のベースには「自分の役に立つことがすべてだ」と考えている方が多いそうです。つまり「問題点をわけ、それを広げる。それって私に何の得があるの?」って思考になるので「ではあなたは私に何の徳を与える事ができるのですか?」に対して回答を持ち合わせていないので必要無くなるという事になります。つまり結構大事な作業なのでこのマインドは持ち合わせていると「誰かの為になる事が出来る可能性が上がる」という事だと考えたと同時にそれはこれからのテクノロジーと共存する為に必要な事だと捉えました。

あなたの困り事を一緒に考え解決すること。それが仕事。

正直ここまで自分の中で腑に落ちた本は「嫌われる勇気」以来でぐさりと刺さり、なぜアドラーは承認欲求否定を否定したのか真の意味で理解できたきがします。それは「僕、あなたが人の役に立てた。」という集団から認めてもらえた事に喜びを感じた。それがまさに共同体感覚ってこういう事なんだと学びになりました。

そして最後ですが、久々に文章書き中々に疲れましたが名著だと思う本は少しずつ文章書いていこうとおもいました。この文章が誰かの目に止まれば幸いです。



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