「チョイスマン」 人間は日々選択の中で生きている。 自身でそれを選び、自分にとって最善の道を歩もうと努める。 時はそれがマイナスになろうとも、選択肢から逃れることはできない。 何故なら選択をしないということも、一つの選択になりうるからだ。 しかし、その選択を第三者が決めることになったら。 愛するものの死の運命を避けるため、主人公のいおなが立ち向かう。 登場人物 ・いおな:オネエ。椎名のことが好き。 ・チョイスマン:いおなの前に現れる。 ・
「おとことばばあ」 ・おとこ: ・ばばあ: 昼下がりの公園 ばばあ、ベンチに腰掛ける おとこ、上ツラサス明かり 紙を取り出す お「加藤タエ子、旧姓津田。1935年10月2日生まれ、B型。代々続く絹織物屋の名家に生まれる。夫の武史とは22歳の時に結婚、一人息子を設ける。しかし、現在息子の消息は不明。夫も肺がんを患い他界。現在は一人暮らし。好きな食べ物は羊羹、嫌いな食べ物はきんつば。特技は絹織物。座右の銘は『柔よく剛を制す』。そして、」 お「
タイトルは「あんちゅう」と読みます。 2018年執筆。 「闇中」 ・住人: ・業者: 鳥の鳴き声がうるさく聞こえる。 光のない真っ暗な部屋の中。 住人「うるせーな!隣の部屋の奴どんだけインコ飼ってんだよ。そろそろ注意してやらなきゃ。にしてもよく下の大家さん怒んねえよな」 ぶつぶつ文句を言いながら電気のリモコンを探す。 住人「あれ、電気、電気」 電気のリモコンを探し続けるが見つからない。 壁をつたい、何とか電気のスイッチを入れる。 しかしつかない。
2018年執筆 2人芝居用 登場人物 ・1: ・2: 「カエル」 銃声が3発鳴る 明転 1上手 2下手 2「『カエル』という言葉にはたくさんの用途があります」 「漢字を一文字代えるだけでまったく意味を変えることができます」 「この中には、タイトルを見て」 1「ゲコゲコ」 2「の『蛙』を思い浮かべた人も多いでしょう」 「カタカナの『カエル』は」 1「ゲコゲコ」 2「の『蛙』であると、反射的に脳が処理をしてしまうのです」 「つまり無意識のうちにカ
2016.9月執筆 19歳の時に生まれて初めて書いた作品。 誤字脱字ご了承下さい。 (当時のまま記載) 登場人物 ◎麻生(あさお) ( ) 〇高津(たかつ) ( ) 〇中原(なかはら) ( ) 〇川崎(かわさき) ( ) 登場人物の設定(全員大学2年生) 〈麻生〉 極度の人見知り。中原とは幼馴染で大学で高津と友達になれたのは奇跡的。意外と熱い性格でスイッチが入るとうるさい。 〈高津〉 元気が取り柄で基本的にやさしい。リ