約3年半勤めたブイキューブを退職しました
9月末を持ちまして、約3年半勤めた株式会社ブイキューブを退職しました。10月から株式会社SmartHRで働きます。30代半ばにして2回目の転職になります。
本日が最終出社日だったので、転職・退職に伴うあれこれをnoteに綴りました。所謂、”退職エントリ”ってやつです。色々と書き足しているうちにちょっと長くなってしまったのですが、よろしくお願いいたします。
ブイキューブでの3年半
ブイキューブに転職したのは2020年4月。
新卒で入社した某自動車部品メーカーを退職して、初めての転職でした。
2020年4月というと、コロナウイルスが蔓延している真っ只中で、1回目の緊急事態宣言が発令されたばかりの頃でした。
The 昭和文化な製造業からIT企業への転職。
Web会議はおろか、業務でチャットを活用する文化も初めてだし、テレワークなんて考えたこともありませんでした。それ以前に作業着もスーツも着ずに仕事をして良い環境が初めてでしたからね。色々と初めて尽くしの内容ばかりで、入社早々にIT企業の洗礼を受けたことをよく覚えています。
ブイキューブで担当していた主な業務領域はファシリティ管理が中心ではありましたが、総務という職種関係なく幅広く経験をさせてもらいました。白金本社のレイアウト変更とか大阪オフィスの移転とかそれはもう大変でしたが、やり甲斐があって楽しい仕事ばかりでした。
色々な巡り合わせや運もあり、2022年にはマネージャーとして10名前後の組織を束ねることとなりましたが、自らチームを1から作っていく経験は苦労はあれどとてもやり甲斐のある経験でした。
おかげで、この約3年半で総務が楽しいと心の底から思えるようになりました。最近では社外の総務のコミュニティにも積極的に絡むようになり、自分でも驚くくらいに能動的な姿勢になったなと感じています。総務の先輩たちに囲まれながら日々勉強させてもらっています。
また、総務領域以外でも、有志のメンバーでDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)のプロジェクトを立ち上げて、リーダーを務めたりもしました。自分の価値観を大きく変える良い機会となりましたし、多様性について真摯に向き合って考えを深めることで、少なからず今の自分の大切にしたい価値観の1つとなったと感じています。
ブイキューブでの3年半を振り返ると、沢山の機会を頂けたこともそうですし、何より素晴らしいメンバーに恵まれて、最高のチームで仕事をすることが出来て幸せでした。自分はまだまだ未熟ではありますが、本当に良い経験をさせてもらいましたし、自身の成長を導いてくれたブイキューブという会社には感謝しかないなと思っています。
転職を決意した理由
ここからは転職を決めた話について書き記します。
そもそも、凄く順風満帆だったはずなのに、なぜに転職を決めたのか。
一番大きな理由は息子が生まれたことによる心境の変化でした。
「息子が日々頑張って成長しているのに自分はこのままで良いのか」
新生児と34歳の自分を比べること自体がおかしな話ではあるのですが、不思議とそのような思いに駆られました。
このモヤモヤが湧き始めたのは育休が明けようとしていた6月末頃、1年に1度の社内のキャリア面談を控えていた時期でもありました。
この時点ではあまり社外でキャリアを積むことは考えていませんでした。育休も終わりかけていたある日、偶然にもSmartHRの求人を目にしたことを機に歯車が一気に回り始めることになりました。
元々、SmartHRは自分が総務の組織運営やあり方を考える上で参考にしていた企業の1つでした。総務やコーポレートIT、そしてD&Iの領域においてもあらゆる場面で名前を聞く企業でしたし、総務のチーフであるchanmyさんの書いていたオープン社内報やTech Blogを何度も読んで参考にしていました。
自分が前々から気になっていた企業で、どんな人がどんな気持ちで働いているんだろうと時間が経つにつれて興味が沸々と湧いてきました。
「人生一度切りだし、ダメもとで飛び込んでみよう」
数日思い悩んだ挙句にカジュアル面談を申し込みました。
そして、数々の面接を経て今に至るというわけです。
これからのこと
SmartHRでも変わらず、総務担当としてファシリティ領域や業務改善・設計に携わっていく予定です。焦らずにしっかりと立ち上がっていけたら良いなと思っています。
果たしてどんな困難や課題が待っているのか、と考えるととてもワクワクします。総務が本当に楽しいと心の底から思っているからこそ、素敵だと思えるメンバーに囲まれて仕事ができることが何より楽しみです。
自ら選んだ道なのだから、精一杯楽しんで邁進していこうと思います。
それでは、皆様良い週末をお過ごしください。