とみー@NY

初心者バーダー親子のニューヨークの鳥と自然(他いろいろ)観察記。デジタル・AI時代こそ…

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初心者バーダー親子のニューヨークの鳥と自然(他いろいろ)観察記。デジタル・AI時代こそ、自然ともコネクトして人間らしさを。環境破壊の時代だからこそ、知ることで、好きになることで、大切にする気持ちを。NGO出身。COTENラジオファン。

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自己紹介 NYでキャリアギャップ中にnoteを始めた理由~親子で鳥にはまる

はじめましてとみーです。興味を持っていただきありがとうございます!簡単に自己紹介をさせてください。 来歴静岡の田舎出身のミレニアル。自然と動物好き。大学・大学院は海外に留学し生物学を専攻。日本に戻りNGOで環境にかかわる仕事に従事。一転して、夫の海外転勤に伴いニューヨークの郊外でキャリアギャップ(専業主婦)を経験中。2児(5歳♀、8歳♂)の母。 と端的にまとめるとこんな感じです。 在米期間はビザの関係で働くことができません。仕事は自分にとって人生の軸の一つ。子育てとの両

    • 【NY×鳥】ガバナーズ島訪問記〜スズメを探して

      10月は慌ただしく、週1回を目標にしていた投稿も、気づけば2週間空いてしまいました。 10月半ばに、子どもの通う小学校の先生が自宅で射殺されるという痛ましい事件があり(家庭内の事件でした)、その後、学校や地域コミュニティの傷も完全に癒えぬままハロウィン🎃に突入と、何とも心境的にアップダウンの激しい1カ月でした。 さて、今日は少し遡って、10月前半にマンハッタン島の目と鼻の先にあるガバナーズ島(Governor's Island)を初めて訪れた時のこと書こうと思います。

      • 【アメリカ×鳥】ボートで接近!海辺のバードツアー in Cape May

        前回、全米屈指のバードスポット、ニュージャージー州のケープ・メイ(Cape May)を訪れ、タカやワシ、ワーブラーの渡りに感動した!という記事を書きました。 今回は、滞在2日目。ケープ・メイの海岸をボートで巡るバーディングに参加したエピソードです。 気持ちのいい秋晴れの下、OSPREY(オスプレイ/ミサゴ)号と名付けられた専用ボートで海沿いを巡ることがっつり3時間。 ドックや堤防に並ぶかわいいシギ、チドリ、アジサシ、海水の湿原(Saltmarsh)に住むシャイな「スズメ

        • 【アメリカ×鳥】渡り鳥の大移動に大感動!~Cape May in ニュージャージー

          今年バードウォッチングを始めて、初めて出会う鳥、ひとつひとつの名前を知り、人生の「ライフリスト」に追加していく、というささやかな楽しみを見つけました。 鳥と出会うということは、同じ時間に、同じ場所に居合わせるということ。 これまでは、「○○が見れた、嬉しい!」という「スナップショット」的なシーンが多かったのですが、 先週訪れたケープ・メイ(Cape May)で、初めて、渡り鳥の大移動という「アクション」のシーンを目にして、何とも言葉にできない感動を覚えました! 鳥の種

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          【NY×鳥】セントラルパークのバードツアーでハチドリに遭遇!

          こんにちは。 8月の終わりに初めてハチドリ(Hummingbird)を目撃して、あまりの異質さに目を疑ったという記事を書きました👀 前回はかなり距離があり、ほとんどシルエットしか見えなかったのですが、先月、セントラルパークでバードウォークに参加した際に、幸運にも間近でハチドリを観察することができました🎉 実は、セントラルパークでバーディングに参加したのは今回で2回目。 前回は、春の渡りシーズンに初参加し、ものすごく博識でトーク上手なガイドのGabriel Willow(

          【NY×鳥】セントラルパークのバードツアーでハチドリに遭遇!

          【NY×鳥】秋の渡り鳥、ワーブラー再び!

          こんにちは。 9月はアメリカの学校の新年度が始まる月。子どもの学校に習い事、ボランティアのPTAで慌ただしくしていたら、鳥記事のバックログが溜まってしまいました。 というのも、9月は秋の渡り鳥シーズン真っただ中! 北で繁殖を終え、南へと帰る鳥たちが、ニューヨークエリアを通過しているところです。 アメリカ滞在もあと1年になった今、Fall Migration(秋の渡り)を逃すわけにはいかず、用事の合間を縫って近所に繰り出しています。 今月のお目当ては、アメリカ大陸でしか

          【NY×鳥】秋の渡り鳥、ワーブラー再び!

          【アメリカ×鳥×人】ニューヨーク・ブロンクスで学んだこと

          こんにちは。 ニューヨークでバードウォッチングを始めてから、自分の世界が少しずつ広がる感覚を大切にしています。 これまでのところ、世界のフロンティアは「鳥」、そして「自然」だったのですが、先日たまたま参加したバーディングで、思いがけず「人」を通じて、これまで自分が知らなかったアメリカに触れる体験をしました。 バーディングで訪れた場所は、ブロンクス(Bronx)。 ニューヨークシティでも特に治安が悪いハーレムの北に位置する地区で、ブロンクス南部も同様に治安が悪いことで知ら

          【アメリカ×鳥×人】ニューヨーク・ブロンクスで学んだこと

          【子育て×自然】ニューヨークの鳥のアートギャラリー!

          こんにちは。 🔰バーダーのとみーです。 今日は子どもが描いた絵で、ニューヨークの鳥を紹介したいと思います🎨 と、その前に、子ども達(8歳息子、5歳娘)がどれだけ鳥に興味があるかというと・・・実はそれほどでもありません(笑) 普段から、外でも家でも、とにかく体や手先を動かす遊びが大好き。バードウォッチングに一緒に行くことはあっても、真面目に付き合ってくれることはほぼありません😓 しかし、そんな彼らが、おのずと鳥にフォーカスしたり、鳥を楽しんだりしている瞬間があることに気

          【子育て×自然】ニューヨークの鳥のアートギャラリー!

          【NYx鳥】鳥界の宝石、ハチドリを見つけた!

          ニューヨークでバーディングを始めてから、たくさんのLifer(人生で初めて見る鳥)に出会ってきたのですが、先日、初めて見たハチドリに度肝を抜かれました…。 実は、ハチドリはニューヨークで見られる鳥の一つ。どの図鑑やポスターにもしっかり載っています。 しかし、なぜか自分はこれまで、「ハチドリを見たい!」という強い欲求が湧いたことが無かったんです。外でバーディングをしていても、なぜか見れるような気がしないというか…。 あれもこれも気になる🔰バーダーには、どうも馴染まない感覚

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          【NY×鳥】シギ・チドリの見分けをオンラインで学んでみた~Bird Academy

          こんにちは。🔰バーダーのとみーです。 前回、大西洋に面したマサチューセッツ州のビーチで小さなシギ・チドリたちの群れに出会ったエピソードを書いてみました。 何十羽という鳥の群れを初めて間近で観察するという、体感的にとてもエキサイティングな体験だったのですが、バードウォッチング初心者には、もう一つ、ロジカルにエキサイティングな面がありました。 それが、目の前の鳥は、いったい何の種なのか?そして、似たように見える鳥たちは、同じ鳥なのか?違う鳥なのか?という見分けの問題! 実は

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          【NYx鳥】ビーチに集合!かわいいシギ・チドリとの出会い

          こんにちは。🔰バーダーのとみーです。 夏終盤、アメリカの自然を求めてニューヨークの北東に位置するニューイングランドを車で回ってきました。 目当ては、メイン州の森でのムース探し、そして海岸での海遊び&バーディングです。 天候と野生動物は常に運次第ですが、今回は、運よくマサチューセッツの海岸で晴天とshorebirds(ショアバード/シギ・チドリ)の群れとの遭遇という幸運に恵まれした! (雨の中のムース探し🫎はまた別の記事で…) 初めて間近で群れを観察したワクワクの体験を

          【NYx鳥】ビーチに集合!かわいいシギ・チドリとの出会い

          【NY×鳥】なぜ子育てで100%満たされない

          こんにちは。 ここ1か月は、試験勉強と子どものサマーキャンプの送迎に追われました。 そして、暑さからの逃避と試験のプレッシャー、ひたすら家にいる日々で視野が狭まったせいか、気づくと、久しく眠っていた「働けないストレス」が心に巣食っていました。 子ども達は日に日に大きくなり、言葉にできないくらいかわいい。 腹が立つことも多いけれど、子どもと長い時間一緒にいられるおかげで、自分も毎日笑顔の絶えない生活を送れている。 それだけで、生きがいと言っても過言ではないはずなのに…。

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          【フランス旅行編】子どものためにサステナブルな山の暮らし~ヴェルドン渓谷にゲルの宿

          今年の春から、ニューヨークの自然と鳥、たまに子どもと自然のかかわりについて体験記事を書いています(自己紹介はこちら)。 先月、フランス南部の田舎を旅行する機会があり、ヴェルドン渓谷の山奥でなぜかゲルに宿泊するという経験をしました⛺ 出発間際、手ごろなホテルがあまり残っていない中で、勢いで予約して訪れることになったのですが、意外にもクオリティ・オブ・ライフについて考えるいい体験になったので、写真で紹介したいと思います。 そもそも、ヴェルドン渓谷という場所、日本ではほとんど

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          【フランス旅行編】À tous les oiseaux 旅先で出会えた数々の鳥たち

          今年の春から、ニューヨークの自然と鳥、たまに子どもと自然のかかわりについて体験記事を書いています(自己紹介はこちら)。 先日、フランスを旅行で訪れた際に、「鳥」を意識してみたところ、旅先のさまざまな場所で、スズメでもカラスでもない、ユニークな鳥たちがたくさん姿を見せてくれました。 エッフェル塔下の公園の芝を歩く、ちょっと見慣れないハト。 石畳の街並みの上空を高速で飛び回っている、謎の鳥たち。 断崖の遺跡に見つけた巣から顔をのぞかす、かわいいヒナ。 川沿いの村の駐車場

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          【フランス編】南仏で訪れてほしい~フラミンゴの楽園・カマルグ湿原、バードウォーク

          今年の春から、ニューヨークの自然と鳥、たまに自然と子どものかかわりについて体験記事を書いています。 6月末から7月初旬にかけて、南仏を車で旅した際に訪れた、カマルグ湿原(Camargue)が素晴らしかったので紹介したいと思います。 カマルグの何が素晴らしいかというと、地中海気候のさわやかな湿原を歩きながら、そこに暮らす白馬やたくさんの野生の鳥たちに出会えること! 中でも、日暮れ時に野生のフラミンゴの群れが空を舞う姿は、これまで知らなかったフランスの一面を垣間見れたようで

          【フランス編】南仏で訪れてほしい~フラミンゴの楽園・カマルグ湿原、バードウォーク

          【子どもとフランス編】パリ・ボルドーから地中海へ~南仏の歴史と自然を巡るロードトリップ

          こんにちは。 今年の春から、ニューヨークの自然と鳥、たまに子どもと自然のかかわりについて体験記事を書いています(自己紹介はこちら)。 6月末に子どもの学校が夏休みに入ったので、以前少しだけ住んでいたことのあるフランスを旅してきました。 低予算&ゆるい計画で臨んだ旅でしたが、パリ、ボルドーを始点に、遠方からの旅行ではなかなか足を延ばすのが難しい南フランスの地方を車で巡ることができました。 南仏は、先史時代にまでさかのぼる遺跡、自然の景観の中に中世のままの姿で残る村々、壮大

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