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【子どもとフランス編】パリ・ボルドーから地中海へ~南仏の歴史と自然を巡るロードトリップ

こんにちは。
今年の春から、ニューヨークの自然と鳥、たまに子どもと自然のかかわりについて体験記事を書いています(自己紹介はこちら)。

6月末に子どもの学校が夏休みに入ったので、以前少しだけ住んでいたことのあるフランスを旅してきました。

低予算&ゆるい計画で臨んだ旅でしたが、パリ、ボルドーを始点に、遠方からの旅行ではなかなか足を延ばすのが難しい南フランスの地方を車で巡ることができました。

南仏は、先史時代にまでさかのぼる遺跡、自然の景観の中に中世のままの姿で残る村々、壮大な渓谷や、青く眩しい地中海、地元の美味しい食べ物と、魅力が満載!

そして、私たち家族としては、王道の「観光」からちょっとはみ出て、バードウォッチング、水遊び、海遊び、魚獲り、なぜか山奥でゲル(モンゴルの移動式テント)に宿泊する、といった自然系アクティビティも目玉でした👀

パリから移住したファミリーが、モンゴルからゲルを輸入し、ヴェルドン山地の山深くに宿を経営していた。

また、旅先で出会ったフランス人のライフスタイルの悩みや選択について聞く機会もあり、生き方のこと、働き方や子育てのこと、地方のことなど、何かと考えるきっかけももらいました。

旅の行程はこんな感じ。

※一つの記事にはおさまらそうなので、小分けの記事にできたらと思っています。

・飛行機でパリ
・電車でボルドー
・ボルドーからレンタカーで南仏の田舎へ出発
ドルドーニュ~ラスコー洞窟、中世の村々
・要塞の街、カルカッソンヌ
・地中海の港町、セート
・フラミンゴの楽園、カマルグ地方自然公園
・ラベンダーの丘、ヴァレンソール高原
・ヴェルドン渓谷~ムスティエ=サント=マリー、山奥のグルに泊まる
・コートダジュール海岸~サン・ラファエル周辺、ニース

ニースから帰国

移動ルート。南仏にはほかに、トゥールーズやマルセイユ、エクサンプロヴァンスなど、有名な街がありますが、今回は子どもがのびのび遊べる山や海を優先してスキップ。

今回は、ひとまずパリからニースまでのハイライトを写真で紹介します。

パリはあちこちでオリンピック・パラリンピック準備。凱旋門にもマークが。
ホテル近くのレストラン。ガイドブックにのるようなエリアではないけど、ローカルに人気なだけあってすごく美味しかった。
今回パリで一番ワクワクしたGrande Galerie de l'Évolution。自然史博物館までこんなにアートにモダンに魅せてくるとはさすが。子どもや動物好きに超オススメ!
ボルドーのMiroir d'eau(ミロワ・ドー)。広場全体が水鏡になっている。夏は10分おきくらいに水が噴き出して溜まり、誰でも水遊びを楽しめる。ボルドーはリトル・パリとも呼ばれ街並みがきれい。
ドルドーニュ地方にあるラスコー洞窟では、洞窟を丸ごと再現したダイナミックな壁画が見られる。2万年近く前の人間のアートに没入。
ドルドーニュ地方にある中世の旧市街が残るサルラ=ラ=カネダの裏通り。
街にアヒルの飾りや看板があふれている。ドルドーニュ(ペリゴール)はフォアグラの産地。
崖の中腹に残る遺跡ラ=ロック=サン=クリストフの天井に巣をみつけたSand Martin(ショウドウツバメ)のヒナ。
断崖の中腹に建設されたロカマドゥールの街。多くの巡礼者が訪れるそう。
ローマ時代までさかのぼる要塞都市、カルカッソンヌ。馬車が今にも駆け抜けそうな道。城壁の中に街がある。
カルカッソンヌの聖堂 Basílica de Saint-Nazaire。ステンドグラスが圧巻。建設が始まったのは900年以上前。
地中海の港町、セート。写っている漁船はマグロ船だそう。
セートの透き通るビーチで子どもたちが集めた貝殻。「ニューヨークにない貝ばっかり!」と大興奮。
カマルグ地方自然公園オオフラミンゴ。ほかにもびっくりするほどたくさんの鳥に出会えた。
ヴァレンソールのラベンダー畑。受粉するミツバチがたくさん。そして見事に刺された🐝
ヴェルドン渓谷の入り口にある街、ムスティエ=サント=マリー。南仏に壮大な渓谷があるとは知らなかった。ターコイズの湖に、透明度が高い清流も。
ゲルの内部。夜は満点の星空を眺めながら、2種類のフクロウの鳴き声が聞こえた🦉
ゲルのオーナーはヤギも飼っていた。ヤギ乳の自家製ヨーグルトも美味い。
地中海の海岸コートダジュール。地元の人がくつろぐサン・ラファエル近くのカランク(入り江)。売店のボートが沖から入ってくる。
ニース旧市街の市場。日差しが強い☀️
観光客で賑わう有名なニースの海岸。海の色が本当に綺麗!が、石ころビーチだったことに衝撃…。歩くと痛い。伊豆や沖縄の砂浜の方が全然きれいじゃん!と謎の自信を得た(笑)


それでは、一旦この辺で。

今後少しずつ記事にしていきたいと思うので、また見に来ていただけたら嬉しいです!

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