【タイムマネジメント】忙しい時こそやるべきこと
海外で働いている人は、どの人も忙しい!
時間がないと思っている方も多いのではないでしょうか?
今日は、私が自分で実践してみて、役に立った時間の考え方について書きたいと思います。
私がシンガポールで勤務していた時、東南アジア+インドまでをカバーしていて、毎週どこかの国に出張していました。
そんな様子を見て、周りの人からは「Tomokoは超多忙だ」とよく言われました。
しかし、当の本人は、それほど忙しいとも思っていませんでした。
日本で働いていた時より、仕事の量も多かったですし、移動の距離・量も多かったのですが、日本で働いていた時の方が「忙しい」と自分自身が思っていたと思います。
なぜ、自分自身に「忙しい」という感覚がなかったのか。
それは「やらないことを決めること」を常々行っていたからです。
なぜそうしたかといいますと、
「生きている時間」は有限だからこそ、
「その時間の使い方を、自分の選択で、使っているという感覚」が大事だと考えたからです。
自分で時間のコントロールしている感覚(※)が、「忙しい」と思う感覚を軽減するものだと気づきました。
(※人のために時間を使っている場合も、自分が自分で決めた時間の使い方の1つだと思います)
忙しいとは、「心をなくす」と書きます。
忙しいという気持ちは、自分の主体性が薄れていることによる感覚なのかなと理解しました。
海外勤務をしているときの方が、ものすごい量の仕事をし、時間も多く使っていたと思います。しかし当時の自分の"感覚"は、多忙な感覚ではなく、やるべきことに集中している感覚でした。
私自身は、Less is more (少ない方が豊かである)という概念や、Simple、引き算の美学・効用というものが好きです。
多くを行うこと、雪だるま式にいろんなことを増やしていくと、私の場合は思考が鈍ってきます。
増やすよりも、減らす。引き算すると、かえって良い仕事ができると思ってます。引き算した方が、インパクトフルになる。
引き算をしていくということは、余計なものや劣後させてもよいものをどんどん省いていくという作業です。
シンプルを追求するということでもあろうかと思います。
スティーブジョブズはこんなことを言っていました。
もし常に「忙しい」という感覚があるようであれば、一度すべてを書き出して、その中から、やらないことを決めてみるとよいかもしれませんね。