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重要な問いは「正しいかどうか」ではなく、「自分はどの道を選びたいか」

2つの真逆のアイデア・考え方・選択肢があったとします。
それらが対立することもあると思います。

多くの人は、どちらが正しいか、にこだわると思いますが、
多くの事象は、たいていの場合、立ち位置を変えたり、前提を変えれば、
どちらも正しいと言えるという結論になると思います。

例えば。
戦略において
1点に資源を集中させる、という考え方もあれば
資源をある程度分散させる、という考え方もあります。

前提を置けば、どちらも正しくなります。

対立・両極のアイデアを目の前にして、
どちらが正しいかを考えても、「ある意味(前提を変えれば)、どちらも正しいと言える」ことが多いです。

従い、2つの対立するアイデア、もしくは、両極の考え方を前にした時は、

(1) どちらも、OK。どちらも正しく、どちらも否定されるものではない
という前提にまずは立った上で、

(2) どちらの道(アイデア)を「自分」は選びたいのか?
を考えることがよいのだと思います。

つまり、それ自体が正しいかの決断を出すのではなく、
主体を「自分」にして、「自分はどちらを選びたいのか」を考えることの方が建設的な思考ができます。

もし「自分は、いつも正しさだけにこだわっている」と思う方がいましたら
「自分はどちらが選びたいのか」に問いを変えるだけで、主体性が出ると思います!

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