重要なのはYESよりもNO
うまくいかないことの方が断然多くなるのが、グローバルでの仕事。
事業環境も、問われる能力も全く異なりますね。
今までの自身の経験やスキル不足を感じることも多いと思います。
そんなことが続くと、前向きな気持ちになるのも容易ではありませんね
そういう時は、ぜひ、「NOを集めてみる」という思考(行動)をとってみてるはどうでしょうか?私もいつもトライしている思考の習慣の1つです。
誰でもNO(ノー)といわれるのは好きではありません。
しかし、NOといわれるのは新しいことをしている証拠でもあります。新しいことだから、NOと言われるのだと思います。
自分が新しいことをしている証でもある「NO」を集める。NOをいくつもらったかが自分の実績(行動した証)と思うと勇気が出ます。
我々は「成功したい」と望むばかりに、「YES」を最初から狙いに行きたくなる。
そのために、YESといわれる可能性の高いことをしようとする。
ただYESといわれる可能性が高いものは、比較的容易なことか、自分の能力を超えないことも多いです。
海外で多くのチャレンジをしている人のところには、YESの数よりも、多くの場合NOという反応がやってくると思います。
このNOこそ、「ラーニング」の絶好の機会でもあります。
NOと言われたら、相手の方に聞いてみてください。
「どこをどう直したらYESになりますか?」と。
素直に聞くと、多くの人は親切にいろいろ教えてくれます。多くの場合、人は「教えてください」と言われると、親身になって教えてくれます。
そして、その教えてもらったことを反映させて、より良いものにしていく。
そしてまたそれを提案する。またNoだったら、また教えてもらう。それを繰り返し、Yesといわれるまでやり続ければ必ず成功していくと思います。
教えてもらう過程の中で、NOの意見を持っていた人もいつしか同じ船に乗ってくれるかもしれません。
新しいことを成し遂げるために最高のプロセスだと思いませんか?
良いラーニングをするこのスキルこそ、活躍するビジネスパーソンの魅力につながるように思います。