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社会不適合者が社畜を諦めた話

こんにちは、チワです。
今日はいつもと違う感じでお話ししていこうと思います。
私が転職・就職について話をしても、いやいやなんだかんだあんたちゃんとした人生歩めていたじゃん。と思われそうだなって、まあ、感じ方は人それぞれなので、どう思われてもいいのだけれど…。

でも実は結構ドラマできるんじゃないか?って人生歩んできたと思う…。
悩んだし、病んだし、目覚めたくない朝を何度も迎えたり。笑
そういうこともあったんだよ。って話をしたいと思っています。
※サクッと見たい方はInstagramに画像解説あります。いや、需要あるんかいなって感じだけど。笑

早く大人になりたかった学生時代。

突然ですが、あなたは学生時代、早く大人になりたい。
そう思ったこと、ありませんか?
私は何度もありました。

朝起きて、自分の居場所のない学校に行くのがとても憂鬱だった。
いっそのことバックレてしまおうかとも思ったけど、田舎は人数が少ないからいないとすぐバレて逆に大騒ぎになる。
行くしかない、この義務教育…。

だからこそ、子供ながらに未来に夢を抱く。
大人になったらこんなイジメや嫌がらせがなくて、ちゃんとした人間になるはずだ。と。
希望と、願望。
大人になることしか考えていませんでした。
大人になって、40歳位で死ねたらいいかな。
って。
いや、40て今考えたらあと10年ちょっとしかないんだけど。
10代の自分には果てしなく長い年月に感じていた。

大学に行く意味を見い出せなかった私は何となく、中学生の頃に高校に行きたくなくて高卒認定も取れる専門学校に行きたがった。
でも親を納得させれる術がなくて、せめて社会で生きていくにはどんなに偏差値が低くてもいいから高校卒業という肩書は付けてほしい。
と。
いや、今なら言える。
個人事業主になっちゃったら、肩書関係ないよ。たぶん。
まあそれはさておき、私は一応高校に入学して(普通科に惹かれなくてデザイン系受けようとしたけど合格率3%で諦めた。笑)進路を出すとき、考えた。
高卒で働く?
…いや、もうちょっと今度はちゃんとした学生生活送りたいかも。
でも大学4年も行く気はなし、金もない。
…行きたかった専門学校、行けたら人生変わるかな?
学校が変われば、環境が変われば、人生変わると思っていた。
変わるわけなかったのに。

そして専門を卒業の年、私は新卒で就活をしなかった。
どうしてか、リクルートスーツを着て、就活するイメージが湧かなかった。
ただなんとなく、生かされてる気がして、ああ、ここまで生き延びてしまった。どうしよう。
別の焦りが出てきて。
当時はなんか知らないけど親とも仲があまりよくなくて。
ひとまず、専門学校の卒業生の縁故でイベント系の会社にアルバイトって形で入社した。

現実は甘くなかった。社会も同じ人間ばかり。

入社した当初は「社長と同じ学校の卒業生だって~」
と、ちやほやされたけれど現場に出て慣れてしまえば、
待っていたのはお局からのいやがらせで、
思わず笑った。

大学のサークルの延長みたいな仕事のノリ(サークル入ったことないけどこんな感じって同期が言っていた)で色恋沙汰に巻き込まれては同性から嫌がらせされる日々。

なんなんだよ。
別に私は仕事をしているだけで特に色目など使っていない。やめてくれ。
そう思いながら働いていたけれど、同期たちは当時大学生で、
大学卒業と共にその会社を辞めていく。

味方が一人、また一人と減っていった。

仕事に行ってもお局から仕事が貰えない。
仕事中はずっと悪口を言われる。
ありもしない噂話が絶えず流れてくる。

よし、私も就活しよう!
ここで次に仕事を決めた先は専門学校が服飾で、イベント会社では子供と接する事が多く、子供が好きだった。ということと、アパレルは制服としてブランドの服を買わないといけないルールが嫌で、子供服の接客販売を選んだ。

学習能力がないのか、女の職場で待っているのは同じく、嫌がらせ。

え?女って誰かをイジメてないと生きていけないの?
本当にそう思った。
つくづく女をやめたい。何度も思った。
財布からお金は無くなるし、嫌すぎて休憩時間に半分意識飛ばした瞬間にエスカレーターで大ゴケして膝に穴は開けるし、安月給でお金がなくて病院まで1時間半かけて足を引きずって徒歩で行って、レントゲン撮るお金もなくて諦めたら、毎年冬に膝は激痛に襲われるし(たぶん半月板損傷していたと思う…。)マジでいいことなかった。

最終的には会社組織で潰しにかかってきて、私の精神はズタボロ。
一緒に戦ってくれた同期と先輩は会社の圧力に負けてうつ病申請して退職。
いよいよ一人になった時、私はご飯の味がしなくなった。

アイスは氷。
ポテトは砂みたいなじゃりじゃりした感じだけ。
何を食べても美味しいと思わなかったし、味がしなかった。
衝突ばかりだったけど、ご飯を作ってくれる親にでさえ、申し訳ない気持ちが溢れた。

そしてもう限界だと思って辞めた。
そのあとも、何度か転職したけど、なぜか同じ環境になる無限ループ。
もしかして、私が悪いのか?自己嫌悪。
攻撃されても言い返すし戦うから服従できないのがむかついたんだろうな。

未経験で入社した事務の会社。
最初こそちやほやしてくれていたお局は私の上司のことが大嫌いだった。
仕事ができない上に言い訳ばかりの性格のせいで全社員から嫌われていた。
まあ、当然だよな、と思っていた矢先…
そいつのミスをなぜか私のせいにされてから、態度が急変。
私も同じくゴミを見るような目と対応に変わった。

書類は投げられるし、暴言小言は日常茶飯事。
揚げ句、扁桃腺炎になっても休めず、声が出ないのに電話を取れとお局に怒られ、点滴を打って解熱剤を飲んで出社しても尚収まらない暴言と圧。
お局に仕事を止められて2時間残業させられた時、部長に「なんで残ってるの」って言われて心が折れたこともある。

貧乏神でもついているんだろうか。笑
いっその事、全部暴露して消えてやろうか。
そう思ったことも何度もある。

私が期待していた大人の世界は、子供がそのまま大人の姿をしているだけだった。

ふと気付いた。私、このまま死ぬの?

そんな社畜生活を長い事繰り広げていた私に転機が訪れたのは今の会社に入社してから。
1年以上同じ会社で頑張ることができなかった社会不適合者の私が唯一、1年以上就業経過していた。
ただ、勿論職場の比率は女性が多くて、小言や噂好きの人もいた。
でも仕事は個人プレーに近かったから、そういう話に耳を傾けなければよかった。

そう、最初はそれでよかった。

ベンチャー企業から大手に吸収合併されたこの会社。
名前は大手だけど中身はバリバリ社畜精神の社員がトップを張っている。
安定感はなくて、いつも体制がコロコロ変わる。
毎日同じことをしているけれど、次の月には違う部署に飛ばされることも日常茶飯事だった。
私の昇進を目まぐるしくて、入社して3か月目にはリーダーの補佐だった。
そこからあっという間に2年の間にリーダーのポジションまで行ったとき、事件は起きた。

信頼していたマネージャーに裏切られた。
会社の駒としてしか私を見ていなかった事も知った。
駒としてただ言った通りに動いてくれればよかったということも知った。
意見する駒は要らないのだと、知った。
邪魔だから平に戻って駒として働くか、クビ、どっちがいいか選べと言われた。

ああ、ここまでなんだ。
そう思った。
誰かの雇用を結んでいい顔して感謝されている裏の顔はこんなにも残酷で、
こんな人間が、夢や希望、目標、将来がある人の人生を動かしているんだ。
そう思っただけで反吐が出た。
私しか知らないこのマネージャーの顔をほかの誰かに伝えてもきっと信じてもらえない。
仕事は嫌いじゃないけど、辞めるしかないのかな。

絶望した私を救ってくれたのは、同じ会社の別部署のリーダーだった。
「ウチの新規部署で力貸してよ!」
ああ、まだ必要とされているんだ。
そう思えた。
一生懸命頑張ろうと改めて気合が入った。

だけどそれもあっけなく崩れ去った。
あのいい顔は自分の昇進のためで、やっぱり私は駒でしかなかった。
新規部署は本社のウチを使ったことのない部署との連携が必須で、人間関係を作るところからだった。
それをなんとか繋げて、関係構築をしたのは私もそうだし、私と一緒に仕事を頑張ってくれた仲間のおかげなのに。
そのリーダーは全部自分の手柄にした。
見事に次期マネージャー候補。策士すぎる。

まあ…会社員ってそういうもんか。
期待した自分がバカだったな。と反省もした。
でも、私本当にこのままでいいんだろうか?
そう思うと、ちょっと怖くなった。

もう、がむしゃらにやりたいことやって好き勝手できる20代前半の自分はどこにもいない。

寝て、起きて、化粧して、通勤ラッシュに揉まれて会社に行って、8時間勤務して、家に帰って、お風呂に入ってご飯を食べて、寝る。
そしてまた朝を迎えるこの生産性のない無限ループ。
私の財産になるものは、もうここには何もないんじゃないか?
そう思ってきてしまった。

経験はもう十分沢山した。
リーダーまでいったけど、ただの人に戻って、5年も同じ仕事をただただルーティンでこなしていく。
スキルアップは見込めなくて、なんなら契約社員で、5年満了の期限付き。
安月給で全然給料が上がらなくて、パートさんより安い時給で働いているのもわかってる。

だけど、
このまま5年満了、6年目で卒業もありなのかもしれない。
履歴書は珍しく超歴美じゃん。
うん、いいかも。
どこかで自分に言い聞かせてのらりくらりと過ごしてきた。
でも、もう、ごまかせない自分もどこかにいて。

好き勝手に暴れまわる次期マネージャー候補。
私を無視し続けるマネージャー。
二人の言いなりで理想論の塊のチームリーダー。

あっ。もう、この会社を辞めよう。
もうこの人たちが上に上がったら、この会社終わる。
いや、大手だから潰れはしないけど、これ以上よくなることはない。

仕事だって、私から取り上げていく。
私もういらないじゃん。私じゃなくてもできる仕事なら、ほかの人にやってもらいなよ。

ぷつんと糸が切れた。

会社って、組織って、そんなもんだよね。
企業に勤めることが、すごい怖いものに思えた。
きっと中にはいい会社、と思われるところもあるんだと思うけど。

私の人生、もっと自分のために使いたい。社畜卒業を決意!

そんなこんなで、私は辞める決意をした。
次の最終更新のための面談が控えていると思っていたから、その面談で更新せずに辞めようと思っていた。

だけど、

待てど暮らせど、更新面談の日程は組まれず、
しれっとやってきたのは更新面談のサインをしてくれ。の話。

え?
面談は?
更新するしないは関係なしにサインしろってこと?
嘘だよね?
いくら私の事が嫌いだからって2年前のそのいざこざで話しかけないとかあるの?大人だよね?!私よりも何十歳も上だよね?!うそでしょ!
そう思ってしまったし、思わずそれは、

速攻白紙で突き返した。笑

有給休暇は約一か月分あって、退職申請までには時間があった。
だけどそこからズルスルと引き延ばされて、最終的に私の退職が正式に決まったのは

有給消化期間が始まる当日。

おお、危ない。
どんな人事。笑
それでも人材業界なのか。疑っちゃう。派遣さんには優しいけど、自分の会社の社員には冷たいんだね。

勿論、怒りはもうとっくに過ぎ去っていた。
私の代わりにめちゃくちゃ怒ってくれた先輩後輩がいたから、私はなんかそれだけで救われてしまった。

上司は最低だけど、仲間は優しくて温かかった。
会社は嫌いだけど、仲良くしてくれたみんなの事は大好きだった。
まあ、中には私をよく思わない人もいたみたいで陰で色々言っていたのも知ってる。
正直、今まで散々嫌がらせされてきたから、全部可愛いやつだったから無視したけど。笑

退職するよの共有からわずか数日で「じゃ、みんなさよなら!」となった私ではあったけど、最後自分のチームでさえ送別会なんてものは当然なかったのに、元チームメイトが小さく身内だけで社内で開いてくれて、嬉しかったなあ…。
それだけで最低な退職がそうでもなくなっちゃうのは、ありがたかった。

まとめ?社畜を辞めてよかったこと。

会社を辞めてよかったこと。
悪かったこともあるけど、よかったことだけ。

①憂鬱な朝が終わったこと。
 会社に行きたくなさすぎて、朝の第一声は「頑張れ私…!」笑
 気合を入れないと行けないくらい、仕事に対しての熱量がなくなっていた

②後輩が辞めやすくなったこと。
 私の会社は契約社員が大半、みんな大体辞めるときは満了退職を狙ってて
 私は4年満了(5年生で退職)だったから後輩に驚かれた。
 契約更新月に退職しても満了になることを知って喜んでたこと。
 次更新しないで辞めますわ!って気合入ってたなあ…笑

③挑戦する時間が増えたこと。
 私は結構なんでもやってみたい人で、悪く言えば熱しやすくて冷めやすい
 器用貧乏ともいうのかな、ルーティン業務ならすぐできちゃうから飽きやすい。
 今までは仕事が終わってクタクタの後にやろうとしていたことが今では普通に好きな時にできるのがいい事かな。

圧倒的に時間が増えたことで、このままでいいのかな、って考えることもあるけど、今はまだ有給消化期間。
なんでもやってみたいことをやってみるいい機会ではあるなと思っているし、正直ずっと家にいるから気が滅入るし、病む。笑
でも会社に毎日行くことに比べたら全然比じゃない。
あっちの方が私は無理かもしれない。

この間も新しい職場に行く夢見たけど、起きたときに夢でよかった!!って本気で思ったくらい。笑

過去のトラウマもあるのかもしれないけれど、私はやっぱりどこか社会不適合なところがあって、それを無理して社会に馴染もうとするのは結構ストレスだったんだなって思った。

社会不適合者だから働かなくていい、そういうわけじゃなくて、社会不適合者だからこそ自分にしかできない働き方もあるんじゃないかって前向きに考えるようにしている。

たぶんあるよね、私にしかできない、私じゃないとダメな仕事。
きっと私はこれに拘っているのかもしれない。
私以外ができる仕事は私以外がやればいい。

でも、私にしかできないことがあるなら、私がやってみたい。

ただそれだけなんだと思う。

ぶわっと思ったことを書き込んでしまって恥ずかしいな。笑
でもそれがnoteだと信じたい、笑
私の話。

今日はこのあとワクチン接種3回目!!
注射嫌いなんだよなあ…
明日は元気だったら更新したい。うん。

チワ。




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