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次男が重度知的障害と診断されるまで②

こちらの記事の続きだよ↓


パン粉にまだ子供がいなかったとき
お子様の3歳健診をしたという
職場の先輩から話を聞いた。

先輩
「健診が終わって待ってたら
隣にいた子供が
別部屋に呼ばれてたんだよね。
その子、ちょっと落ち着きなかった。
お母さん、不安そうな顔してた。
あれ、何か言われたんだと思うよ。」

えー!こわー!
お母さん、うすうす気づいてたのかな?
認めたくなかっただろうな。


まさか自分がその当事者になるなんてね。


★★★

すべての健診が終わった後
パン粉とじゃむぱんだけ
別室に案内された。

4畳ほどの畳と掘りごたつの部屋。
役所にこんな部屋あるの?
パン粉とじゃむぱんと
心理士のお姉さんだけという
物々しい雰囲気…

1歳半になっても
じゃむぱんが立てないこと、
発達の心配があると問診票に書いたこと、
以前電話で育児相談をしたことなど、
色んなことを踏まえて
パン粉を心理士相談に
送ってくれたみたい。

がっつり1時間近く
お話してもらった。

予想通り、療育を案内された。
すぐに使えるよ、と。
(当時じゃむぱんは療育に行っていない)

パン粉はじゃむぱんを
療育に行かせたくなかった。
発達が心配だと
認めたくなかったからだ。

しかし心理士のお姉さんからは
行く前提で話を進められる。

お姉さん
「療育を使うためには
受給者証が必要です。
これを取得するために
発達検査を受けましょう。
では、検査の予約をしますね。」

お姉さんよ。
仕事が早すぎて
心の準備が追い付かない。

3か月後、検査の日がやってきた。
心理テストを受けるくらいの
軽い感覚で臨んだ。

続く。



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