未来への名言193「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである。」(アルベルト・アインシュタイン )

今、認知症の研究に取り組んでいますが、心理学が発達する前から日本では認知が科学されていました。

科学されていたというのは正確ではないかもしれませんが実践的な型として確立されていたというのが正しいかもしれません。

つまり科学より先を行っているということもできると思います。

それは「知情意」という考えです。

体験したことを

知:知覚し

情:感情をいだき

意:意思を持つ

そして行動する。

認知はこの知の脳の活動にあたります。

「知」をさらに分解すると

経験や知識に基づいて→考えて→理解する

という脳の活動が生じます。

人間は経験や知識に基づいた何らかのパラダイムで物事を見るので、

感情や意思に当たる後工程の答えは自分の経験や知識に基づく常識のフィルターで判断されます。

つまり、

この「常識」が大切です。

特に大切なのは

「自分の常識が必ずしも正解ではないかもしれない」

と思えること。

パラダイム、偏見のメガネを外せることです。

自分の常識を疑って世界を見てみましょう。


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