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😿「音のトラウマ」

その⑯

今でも怖い事のひとつに、父が鳴らす

「カーーーン」

という甲高い舌を打つ音がある。

「ら」を口腔内の奥の方で強く打って響かせる父の出す音で、幼少期から家の中では父の言葉の代役として?w家にありました。

それは「あ、そうかい」だったり、「さあね」だったりして、私達姉妹(母も祖母も)は物心つく頃から自然とテレパシーみたいに受け取っていました。w

その中でも超絶怖いのが、「到着!」「今そこ向かってるよ」「どうしたの」「何やってるんだ!」などを表現する「カァァーーーン!」なんですw 何のことだろうと思うよね、ホント、書いてみるとサッパリわからない🤣

だけど、この「父」という存在を表すこの響音は家族にとっての恐怖と緊張を煽るものだったんです。

その後父の部屋に呼ばれる時の音でもあり(これはまだ書いてない)、これで私は1日中気が休まることは無かった。

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