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【満天⭐︎青空レストランで放送!】甘みと旨みが溢れる極上の味!三陸が生んだ幻のイシカゲ貝

こんにちはタイム缶詰です。
2023年9月16日、宮川大輔さん司会の人気番組「満天⭐︎青空レストラン」で、陸前高田市の広田湾のイシカゲ貝が紹介されました。
番組のゲストには、「ドラえもん」のジャイアン役や映画「スラムダンク」の桜木花道役など、声優・俳優の木村昴さん。

お二人からは「旨いっ!!!」

が大連発!

宮川大輔さんが、イシカゲ貝を食べた時、
「この味好き」
「味が濃い、メチャクチャうまい」
と、感嘆とともに出てくる言葉が印象的でした。

と、ここまで読んだ方で「ん?イシカゲ貝ってどんな貝なんだ?聞いた事も、スーパーで見たことも無いぞ」と、ピンと来ていない方も多いのでは。

はい、それもそのはず、その希少性からほとんど市場にはで回らない貝で、「幻の貝」とも呼ばれています。

今回は放送で話題となった「イシカゲ貝」のご紹介です。


幻の貝、イシカゲ貝とは?

イシカゲ貝(写真:広田湾漁港)

二枚貝から長く伸びる身が特徴のイシカゲ貝。
これは貝の足にもあたる部分で、砂の中に潜る時に使うため、筋肉が発達し、しっかりとした身の食感となるそうです。
身を使ってひっくり返ったり激しく動く姿は、“イシカゲダンス”と呼ばれます。
また動画を見た人たちからは、「キモかわいい」と人気があるとかないとか。

では肝心の味はと言うと、旨みと甘みが濃厚、噛むほどに口の中に広がります。またコリコリとした食感も楽しい貝です。

天然のイシカゲ貝の生息域は北海道から茨城県にかけての太平洋と広いものの、岩礁のくぼみなどに生息していることから天然物は採りづらく、ほんの少ししか漁獲されないため「幻の貝」と呼ばれています。そのため天然物はとても貴重で高価な食材です。
現在、市場に出ている大半は陸前高田で養殖されたものとなります。

栄養の宝庫陸前高田・広田湾。全国唯一の養殖成功と東日本大震災からの復興

広田湾、イシカゲ貝の他、ワカメやホタテ、牡蠣の養殖も盛ん

陸前高田市の広田湾は、気仙川を通じて山からの栄養分が流れ込む内湾と、親潮由来の栄養分と黒潮由来の栄養分が混ざり合う外湾を有する恵まれた環境。まさに豊かな資源を誇る漁場です。広田湾産牡蠣は豊洲市場でも最高の評価を受けており、またわかめやホタテなども品質が高く評価されています。

イシカゲ貝はトリ貝の仲間。
広田湾での養殖は、トリ貝の養殖籠にイシカゲ貝が交じっていたことがきっかけとなり小泉豊太郎さんが始めました。
広田湾の恵まれた環境ががイシカゲ貝の養殖に適していた事や、海の砂ではなく、気仙川の砂を使う事など、長年の試行錯誤を重ね、採苗と養殖の方法を確立。
そして、漁師仲間に養殖のノウハウを惜しみなく広め、2010年には11業者まで広がり、水揚げ高も37トンに増えました。

ですが、市場での評価を確かなものにし、過去最高の水揚げが見込まれた2011年、東日本大震災発生。
全ての養殖施設とイシカゲ貝が流失してしまいます。

一時は再建をあきらめたそうですが、津波で流された養殖かごを集めている仲間たちの姿を見て、再開へと立ち上がります。
その後、生産者の懸命な努力によって再び稚貝の採捕に成功、養殖施設を復旧し生産と出荷が再開しました。
2年半かけて5.5センチ以上に育った貝を「広田湾産イシカゲ貝」というブランドとして、全国に出荷されています。

水揚げできるのは夏の時期のみ。その理由は、夏を過ぎると産卵期に入り、生殖巣に栄養を蓄えようとするため、身である「足」の部分が痩せ細り、味が落ちてしまうためです。
市場で取引されるイシカゲ貝は広田湾産のもの。
産地も時期も限定の食材です。

商品紹介「イシカゲガイのあひーじょ缶」

知る人ぞ知るイシカゲ貝。
お刺身用として出荷できるのは5.5センチ以上なのですが、そこまで大きく成長しない貝もあります。そのイシカゲ貝を使った缶詰にしたら面白いのではないかと広田湾漁協さんと相談したのが商品化のきっかけです。
ですが、スーパーではまず見かけないイシカゲ貝。回転寿司店でも食べる事もありません。食べる機会がごく一部限られている事から、まだまだ認知度は低いのが実情です。
そこで美味しく気軽に食べていただけるようにと、アヒージョ味の缶詰企画がスタートしました。

イシカゲガイのアヒージョ缶



イタリアンotto山形聡シェフ監修
監修の山形シェフは、日本で初めて「冷製トマトのカペッリーニ」を創作した「リトランテ・ヒロ 銀座店」の料理長を務めた方で、2011年独立しご自身の地元・埼玉県所沢市にイタリアン「otto」を開業したシェフです。

味付けは、青森県産のニンニクを、オリーブオイルでじっくりと香りづけ、フレッシュローズマリーと鷹の爪を仕上げに入れるという、レストランの手法そのままに基本となるガーリックオイル作りから丁寧に仕込んでいます。
さらに味のアクセントとして、オーガニックレモンの果汁を使用し、最後にケッパーの酢漬けをトッッピング。華やかな味に仕上げています。

温めてそのまま食べていただくのはもちろんですが、こだわりのスープを使ったパスタや、洋風混ぜご飯にしても、美味しく召し上がっていただけます。

●「イシカゲガイのあひーじょ缶」のご購入はこちらから!

※テレビ放送の関係もあり、かなり品薄状態です。
商品なくなり次第終了、時期製造・販売は来年となる予定です。何卒、ご了承ください。

【満天☆青空レストラン】9月16日放送「#718 岩手県 イシカゲ貝」番組内容はこちかから!


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