ep01-1/「コンテクストデザイン」(Takram渡邉康太郎さん)の全文テキスト化/Podcast「アワノトモキの読書の時間」
Podcast「アワノトモキの読書の時間」をテキスト化
2021年6月にホシノさんと配信を開始した、
Podcast「アワノトモキの読書の時間」 Work Teller
コロナ禍をきっかけに
「このままでいいだっけ?」と自らのあり方に疑問を感じた私。
(独立してフリーランスになったけれど、委託仕事ばっかり。
自分からは何も生み出してないよな・・・)
そこから、Podcastで何をしたいかなどの明確な意図や目的もなく
「面白そうだし、自分らだけでできそうだから」
とシンプルな発想でPodcastをスタート。
なんだかんだで、ほぼ毎週配信で3年継続(2024年11月執筆時点)
※ご視聴はコチラから↓
出会い直して思うこと(複数の「尺度・物差し」を持つ大切さ)
「Podcastのテキスト化をやらなきゃな」と思ってから、
こうして形にするまで、うだうだ1年超。
誰しもそうだと思いますが、
・録音した「自分の声」を聞くなんて、1秒でもムリ
・数年前の「自分の意見」を振り返るなんて、先に「穴掘り」が必要
そういう感じで、躊躇と後回しの日々でした。
ですが、そういった「無駄な期間」も、
ある意味で機が熟すまでの、必要な時間かもしれません。
なお、テキスト化したからといって、
何かメリットがあると期待するだったり、
自分に劇的なポジションな変化があると想定したり、
ということもなく、とりあえずやってみただけです。
で、やってみての率直な感想としては、
こうして「3年前の自分が何を話したのか」振り返ると、
「新鮮な気持ち」になりました。
出会い直しの妙。
(個人的に)記念すべきPodcast配信1回目に取り扱った、
渡邉康太郎さんの「コンテクストデザイン」。
改めて読み返すと様々な発見がありますが、
最も強く「オッ!」と出会い直し感を受けた点を1つだけ。
「時間を測らない砂時計」のくだりは、
うっかり忘れていましたが、
複数の尺度・物差しを持って生きるという意味において、
とても大事なことを思い出させてくれました。
・時間を測るという「砂時計本来の用途」を満たさない砂時計
↓
・時計の一般的な作り手(デザイナー)側の「強い文脈」が後景する
※強い文脈:「時間」を正確に測り、生活に役立ててもらうetc…
↓
・使い手(利用者)側の「弱い文脈」が、個々に生じる
※弱い文脈:日常生活と切り離された時が流れる、昔を思い出すetc…
自分は、ともすると、「速く・大きく・正確に」物事をすることだけに
尺度・物差しをおきがち。それが「正しいこと」と考えがち。
それも大事は大事なのですが、
そこだけに偏りすぎると、
「速く・大きく・正確に」ではない他者を批判したり、評価したり。
同時に、自分自身が「速く・大きく・正確に」できないとき、
逆に「(自分は)価値がない」と他者から評価されているように感じる。
(お金をたくさん持っている、有名である、実績があるなど、がないと、評価されない・価値のない自分だと考えてしまう)
私は、物差し「速く・大きく・正確に」を中心に
40年くらい生きてきたため、
・自分自身を窮屈にしたし
・他者とのつながりも狭めたし(だから友達づくりを、今したいのかも)
という反省。
そんな自分の未熟さ・至らなさに出会い直しました。
(複数の尺度・物差しを持ちたいな、と思った次第です)
【全文】ep01-1/「コンテクストデザイン」(Takram渡邉康太郎さん)
(とりあえず、全文テキスト化して載せます。
今後、取り扱い方が変わるかもしれませんが、
最初からあれこれ考えても仕方がないので)
配信:2021年6月29日・ 16分 41秒
アワノ
こんにちは。「アワノトモキの読書の時間」です。
この番組では、売れ筋の本ではなく、「ニッチ」で心に残った本を
ご紹介していきたいと思います。
ホシノ
はい、よろしくお願いします。
僕が聞き役として参加します。星野と言います。よろしくお願いします。
アワノ
今日扱うのはですね、「コンテクストデザイン」っていう題名の本ですね。
聞かれたことありますか?
ホシノ
ないですね。コンテクトデザイン、文脈のデザイン。
アワノ
そう。で、これ、amazonで買えないんですよね。
amazonじゃ売ってないんですよ。
じゃあ、どこで買うんですかというと、
ネットだと青山ブックセンターで受注生産するんですよね。これ。
ホシノ
よく見つけましたね!そんな(ニッチな)本。
アワノ
いやー、この本をもう読みたくて読みたくて。
元々はそのJ-WAVEっていうラジオ局、ラジオ番組あると思うんですけど、
著者の方、渡邉康太郎さんっていう方が、
木曜日の3時から4時、明け方ですかね、
番組を1時間もたれていて。
そこで本の存在を知って、ぜひ買いたいと 思って。
で、こうamazonで調べたら、
青山ブックセンターのサイトだったら買えるっていうことで。
2000円ちょっとぐらいですけど、はい、買えますね。
ホシノ
えー。何がそんなに粟野さんの好奇心をそそったんですか?
アワノ
そうですね、 まず1つは、2つあるんですけど、
1つは、その渡邉康太郎さん、慶應義塾大学SFCの 特別招聘教授もされて、
授業持たれてるんですけど、
まず、知識量がすごいんですよ。この方の話。
ホシノ
はい。
アワノ
話に深みがあって面白いっていうのが1個。
もう1つはコンテクストデザインという発想。
世の中の、強い文脈、弱い文脈っていう 話をされるんですけど、
個々人の、一般人のとるに足らない考えとか
想いとかっていうのも 大事にして、
それさえも1つのモノづくりにこうしていこうじゃないかと。
強い文脈と弱い文脈を合わせて、
1つのプロダクトとか作品していこうっていう。
その考え方がすごく面白いなと思ってこの本を買いました。
ホシノ
強い弱いってのは、どういうことなんですか?
アワノ
強いというのは、その作品の作者の思いですよね。
こういうことを届けたいとか。
例えばこのアップルのPCはこういうこと伝えたいとか、
こういう伝え方をしてほしいとか。
例えばですけど、作る側の届けたいものですね。
で、一方で弱い文脈っていうのは、
その受け手、消費者側の感じたこととか、
作品を通じて起こってくる思いとかを
弱い文脈っていう風におっしゃってますね。
ホシノ
なるほどね。アート思考的な考え方にも近いんですね。きっと
アワノ
近いと思いますね。はい、そうですね。
で、別にちなみにその強い文脈と弱い脈、
どっちがこういいとか悪いとか優劣があるではなくて、
どっちも大事ですよっていう、そういうスタンス。
ホシノ
ちなみに、じゃあ、この本の解説みたいなところ、話してもらってもいいですか。
アワノ
はい、そうですね。 じゃあ、ちょっとまずその前に、
先ほど渡邉康太郎さんっていう著者について、軽くご説明したんですけども、
もう少し補足でご説明をすると、恐らく30代後半の方ですかね。
ホシノ
「恐らく」なんすね、恐らく(笑)
アワノ
調べればでてきますけどね(笑)
で、いろんなお仕事されてるんですけども、
例えば、イッセイミヤケさん。
手紙の「FLORIOGRSFY(フロリオグラフィー)」
というものを手掛けられたり。
他には、銀座に1冊だけの本屋さんの「森岡書店」というものを作られたり。
日経新聞とか、先ほどのJ-WAVEなどのロゴとか
ブランディングなんかをされている。
ホシノ
企画屋さんみたいなイメージなんでしょうか。
アワノ
そうですね、企画屋であり、デザイナーであり、
人と組織だったり、生産者と消費者とのコミュニケーションだったり、
先ほどのコンテストデザインっていう考え方で、
よりこう活性化するというか。
よりデザインがこう自由に、いろんな人が 出せるデザインに
触れられるような世の中になればいいなって、
そんなことを考えてらっしゃる方かなと思います。
ホシノ
なるほど。ありがとうございます。ざっくり掴めました。
アワノ
で、先ほど、Takramという会社、
渡邉康太郎さんがディレクターを勤めてらっしゃる会社は、
デザインイノベーションファームっていうことで、
デザインを使ってイノベーションを起こしていこうと。
すごく大まかな説明ですけど、いろいろな会社の
例えばメルカリさんロゴを作られたりとか。
あとはNTTドコモさんとか。かなり様々な会社が顧客ですね。
新旧、 大手、中小を問わず、いろんな会社のデザインを通じ、
やっぱりこう変えていこうっていう取り組みをされてる面白い会社ですね。
ホシノ
なるほど。そういうの聞くと、なんとなくイメージがついてきますね。
身近な知ってる会社のロゴを担当されたんだ
アワノ
そうですね。 単純にこう、ロゴのデザインをするだけじゃなくて、
そこにいろんなこう文脈とか、
企業だったら企業のこう思いみたいなものをうまくこう汲み取っていく、
そんなお仕事されてる会社なのかなっていう印象はありますね。
ホシノ
わかりました。ありがとうございます。
アワノ
はい、じゃあ、この本のコンテクストデザインの説明というか、
ご紹介をしていきたいなと思います。
とはいえ、そのコンテクストデザインという本、
デザイン、弱い文学、強い文学っていうと、
なかなかちょっとわかりづらいなと思うので、
1つ2つ事例 ご説明して共通の認識作っていければなと思うんですけど。
ホシノ
助かります。
アワノ
1つは、この本の中でも紹介されてるんですけども、
先ほど申し上げた、1冊の本だけを扱う本屋さん、
盛岡書店というのが銀座にあるんですよ。
ホシノ
ええ。
アワノ
ちなみに僕は行ったことなく、web上で見ただけですけど、
ほんとに1冊しか置かないっていう。
ホシノ
うんうんうん。
アワノ
1冊しか置かないってなんかおかしいじゃないですか。本屋さん
ホシノ
で、本当に1冊しかないってことなんですか。
アワノ
1冊しかないです。
ホシノ
すごいな。どんな内装になってるのかが気になる
アワノ
ね。 ぜひ。ウェブ上でもこう、パって画像が出てくるんですけど、
なんかギャラリーみたいな感じですかね。
で、そこに著者の方が来て、 読み手の方々と対話したりしながら、
こうなんでしょうね。本を販売するっていうより、
著者の方と読者の方を繋げるみたいな、そんなイメージかなと思いますね。
で、これを、そのコンテクストデザイン的な読み取り方をしていくと、
強い文脈というのは、要するに、世の中の多くの人に発信されている、
Amazonみたいなものですかね。
ホシノ
うんうん。
アワノ
たくさんの本があって、すぐ届けられて、
1冊、Aという本を買ったら、こういうBという本をいかがですかっていう
レコメンされてくる。
ホシノ
はい
アワノ
そういったものとか、紀伊國屋書店のような、
すごくたくさんの本があって分類されていると、
そういうのが強い文脈ですね。こう、こっちが主流だよっていう。
ホシノ
わかりやすい価値、ということでしょうね。
アワノ
そうですね、うんうん。
で、それに対して、こう、1冊しか本がないって、
普通に考えたら、こう売上の機会ロスとかすごく大きいじゃないですか。
この店主の盛岡さんという方、
ずっと書籍販売の業界にいらっしゃった方なんですけども、
過去に本屋さんで働いてる時に、
ある1冊の本にいろいろな読者の方が集まってきて、
そこで活発に会話が交わされている、その姿が忘れられなくて。
で、もし1冊だけの本屋を作ったら、どういうことになるんだろうと。
それを忘れられなくて、
こういう本屋を企画していったってことなんですよね。
ホシノ
どんな会話だったんでしょうね。
アワノ
どんな会話だったんですかねー
ちょっと、そこまでこの本では紹介されてないんですけど、
多分、すごく盛り上がってるんでしょうね。
(本の読者2人が、特定の場面を熱く語り合うような)
「このシーンは〇〇で・・・」「いや△△という説も」とかかも。
ホシノ
はいはいはいはい。そうか。2人とも、じゃあその本を読んでて。
アワノ
うん、多分、おそらく。はい。
ホシノ
なるほどね。
アワノ
だから、単純に本を買うって、読んで楽しむだけじゃなくて、
その本を通じて、著者と読者だったり、読者同士だったり、
さらに年代も色々、性別も色々、
そこでコミュニケーションが発生するっていうのを
多分(盛岡さんは)ご覧になって、
すごく印象に残ってらっしゃったのではないかと。
で、それがやっぱAmazonとか大手の書店だと、
本を買うという目的を果たすために買いに来ると思うんですけど、
効率的に。
そうじゃなくて、そこで会話とか緩やかな時間とか、
そういったもの生まれるっていうことが、
素敵ではないかと 思われたんじゃないかなって、勝手に想像しますけど。
ホシノ
なるほどね。でも、売り上げ、気になりますね。
アワノ
気になりますね。はい(笑)
ホシノ
1冊、もう本当に1冊なんだったら、1冊買って、
たとえ2000円ぐらいの高い本でも、売り上げは2000円がMAXみたいな。
アワノ
ね。どうなんでしょうね。もしかしたら、わかんないですけど、
絵とかのギャラリーみたいな感じで入館料みたいな取られてるのかも。
いや、取ってないな・・・。
どうなんでしょうね。ビジネスモデルは。
ホシノ
あるとしたら、プロモーションかな?
にしても、これだけで儲かるのは、なかなか難しそうな気も
アワノ
ね。どうでしょうね。
もちろん、その盛岡さん、そこだけやってるんじゃなくて、
他にも一般的な書店もお持ちのようなので。
ホシノ
いずれにしても、その(一冊だけの本屋という)モデルを聞いただけでも、
これだけ盛り上がるんで、
きっと行ってみたいって人がいっぱいいるでしょうね。
アワノ
そうですね。僕もコロナがあけたらちょっと行ってみたいなと思ってます。
ホシノ
なるほど。具体例1つ伺いました。
アワノ
こういうコンテクストデザインというのは、
強い文脈と弱い文脈というものを、分類というか、意識しながら、
ただ単に「1冊だけの本屋を誰か始めました!」では
なかなか売れないと思うので、
それをうまく、デザインとか見せ方とかもあると思いますし、
伝え方なんかをアドバイスしていくのが、
このTakramという会社、渡邉康太郎さんがやられたということかなと。
ホシノ
うんうんうんうん、なるほど。
アワノ
そういった感じですかね。
ちょっと伝わりますかね?
伝わってなかったら言ってくださいね。
ホシノ
なんとなくです。まだなんとなく。
まだあります?具体例は、
アワノ
2つ目は、これも面白いんですけど、
「時間を測らない砂時計」っていうのがあるんですよ。
※渡邉康太郎さんのnote
ホシノ
ええ
アワノ
砂時計。皆さんご存じだと思うんですけど、
砂時計って、こう、3分とか5分とか測るためのものだと思います。
でも、渡邉康太郎さんが作られた砂時計っていうのは、
時間を測らない、何分かわからないっていうもの。
で、これも強い文脈。弱い文脈で考えていくと、
強い文脈としては、時計って時間を測るもの。
そういう考えがあるじゃないですか。
で、さらにいうと時間は有効に効率的に使うっていうのが
現在の主流の考え方。
ホシノ
うんうん
アワノ
ですよね。
その一方で、弱い文脈というか、違う目線で見ていくと、
もしかしたら
「時間を忘れるための砂時計があったらどうなの?
面白いんじゃない?」と。
ホシノ
おお!
アワノ
空白とか余白とか。
そもそも時間を測るっていう用をなさない砂時計があったら、
それを手に取った人はどんなふうに使うんだろう。
いろんな使い方が生まれるんじゃないか?
で、その部分に、その人の人生観とか価値観だったり、
その人らしい生活の風景とか、人との対話とかもそうですね、
そういったものが生まれるんじゃないかっていうことで、
そういう時間を測らない砂時計を作り、
試験的に複数人に使ってもらったっていうのが、
この本に書かれていますね。
ホシノ
オブジェみたいなイメージなんでしょうかね。
アワノ
という使い方もすると思いますし、
本に出ていた実際使ったパターンでいくと、
ある大学教授の方(ドミニク・チェンさん)は、
飼っている猫と遊ぶ時間をその砂時計では測るというか、
使われたようですね。
ホシノ
じゃあ、(何分という)単位は決めてはいないけれども、
この砂が落ちるまでは(ペットと遊ぶ)と。
うんうんうん
アワノ
うん。でも別に砂が落ち切ったから、
そこで「じゃあ猫と遊ぶの終わりね」じゃなくて、
楽しければそのまま遊ぶみたいなんです。
それまでは、この方は(Amazon)Alexaに、
「Alexa、今から10分測って」と言って時間を測ってペットと遊んでいた。
それと比べると、全然優しい時間というか、
豊かな時間になったっていう風に書かれていました。
ホシノ
砂時計って、そもそも時間の目盛があるわけでもないですもんね。
アワノ
そうですね。
ホシノ
「この砂時計は5分で下まで落ちきります。」
そういった情報があって
初めて時計としての意味を成すので、
それを取っ払っちゃたということですね。
アワノ
そうですね。うん。何分かわかんないですよね。
ホシノ
なるほど。いや、それもそれでルーレット的な時間の測り方ができるかもしれませんね。
アワノ
そうですね。
今ホシノさんがいったような使い方も、
人それぞれで出てくると思うんですよ。
で、今の大学教授の方の話で補足すると、
その砂時計通じて猫と遊ぶ、
そうすると、今飼ってる猫の前に飼っていた、
死んでしまった猫の話も出てきたり。
いずれは、今生きている飼ってる猫も、
多分人間より先に死んでしまうだろう。
でも、もし死んだとしても、その砂時計を見るたびに、
その猫と 遊んだ時間が、こう思い出せるんじゃないか。
過去と現在、未来が、その砂時計通じて繋がるような感覚があるというか、
いろいろな思い出や発想が出てくるっていうことが書かれていました。
こういうコンテクストデザインの考え方で作られたもの、
意図されたものは、面白いなって紹介させてもらいました。
ホシノ
なるほど。
消費者が過ごす時間の背景になるみたいなイメージが近いのかな。
アワノ
そうですね。人それぞれだっていう。はい、
ホシノ
なるほどなるほど。
いや、面白いでしょうね。作り手側の意図を超えた役割を持つと。
アワノ
まさに。そういうことなんです。
作り手であるデザイナー側が全く想定してなかった使い方が出てきたり、
使い手側の思いが溢れてきたりで、そこで会話が生まれたり。
(一般的には)役に立たない砂時計だけれども、だからこそなんですかね、
最初からそういういろんな、 ホシノさんがおっしゃったような
想定外のことに発展することをも織り込んでるデザインですね、
コンテクストデザインは。
ホシノ
うん、そっか、折り込むのかな、最初から。
アワノ
何が起こるかはわかんないですけど、
何か起こるだろうっていう。
ホシノ
じゃあ、その強い文脈からだけ考えると、
砂時計に、例えばそのガラスの部分にメモリとか刻んじゃって、
ここまで来たら3分ですとかやっちゃうところを、
そういうのを一旦外して、他の用途でも耐えうるように デザインすると、
例えばそんなイメージなんでしょうかね。
はい。じゃあ本日はこんなところですか?
アワノ
もしちょっと、できればこの続きもお話したいなというっていうのは、
この本のご紹介プラス、
取り扱うのがコンテクストデザインの本なので、
この本を読んで、
私自身の中でどんな弱い文脈が起こってきたのかっていうのを
少し お話できると嬉しいなと。
ホシノ
気になるところですね。
ぜひそれ、また次回お話しましょう。聞かせてください。
アワノ
はい。今日はありがとうございました。
ホシノ
はい。じゃあ本日はこんなところで。また次回お会いしましょうか。
アワノ
はい、ありがとうございます。また次回お会いしましょう。
Podcast「アワノトモキの読書の時間」 Work Teller
ep01-1/「コンテクストデザイン」(Takram渡邉康太郎さん)
は、以上でおしまい。
ありがとうございました。