塩麹大さじ1/2。少ない味付けのほうが味わえる|日本酒に合うポタージュ
日本酒に合うポタージュ、みたいな、
昆布出汁の蕪のすりながし。
味はうすい、おそらく。
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朝、ふるもの市で買うかどうか暫く迷った器。
両手で持って眺めて想像して、
あ、白い汁を入れたい、と決めて、
早速蕪を買って帰る。
でもこれは白菜の為のスープで、
透けるほど柔らかい白菜に
やさしいスープを絡めたかった。
白菜の味もわかるほどの、やさしいスープが。
予定していなかった料理なので、
味噌汁につかうつもりで水出ししていた昆布といりこの出汁を使う。
出汁で茹でて透き通ってゆく蕪と白菜が既に美味しそうだったので
作っている途中に小皿に取り出しておつまみになってしまった。
えっ味付けは?と思うかもしれないけれど
湯気から出てきた甘い白菜は、その必要を感じさせなかった。
これは日本酒に合わせたい! という思いを止められず、明るいうちから注いでしまったほど。
(後でごま油と塩と小海老をかけて変身。)
おかげで日本酒片手にスープを仕上げ、
スープが出来上がった時には隣にお酒があって、これ、
お酒に合うスープかも、と。
人によっては、味足りない、と塩を振りたくなるくらいの塩味だろうね。
でも、あえて塩はこのくらいにしたい。
これ位のほうが、蕪の味をあじわえる。
これ位のほうが、日本酒の味もあじわえる。
お酒のお供は濃い味、でもないということを
感じさせてくれたスープ。
▷白菜蕪を一緒に茹でて
白菜取り出し蕪ブレンダー
控えめの麹としっかり小海老
細ねぎごま油はドット程度