映画祭前に見たい!監督つながり作品🍿
みなさんこんばんは🌛
ついに明日から映画祭です‼︎
本日は2つ記事を更新していますのでぜひそちらの方もチェックしてみてください!
本日ひとつ目は前回に引き続き映画祭前に見れば新たな発見があるかも⁉︎な作品紹介です💁♀️
『日の名残り』
『生きる LIVING』の脚本を担当したノーベル賞作家 カズオ・イシグロのベストセラー小説を映画化した作品。
仕事一筋な主人公の老執事スティーブンと、彼がかつて恋をした女性との思い出を回想する物語。
小説ならではの表現をうまく映像化していて、見終わったあとはまるで一冊の小説を読み終えたかのような重厚感がありました。
言葉にはしないが心は通じ合っているふたり。それぞれの心情や、時代による緊張感を感じられて最後まで目が離せません。
そして何より、日が傾いている時間のシーンがとても素敵。
イギリスの大きな屋敷や広大な自然も、とても凝っていて美しくてずっと見ていられます。
原作を読んでいても、読んでいなくてもぜひみてほしい作品です!
〈U-NEXT〉
(ともか)
『彼女が好きなものは』
昨年の東京国際映画祭ではNippon Cinema Now部門に選出された福永荘志監督による作品。監督つながりではありませんが、主演の山田杏奈さんは今年の東京国際映画祭のコンペティション部門『山女』でも主演を務めています。
浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を映画化したもの。
ゲイである男の子のことをBL好きの女の子が男の子として好きになってしまうという物語。女の子の現実世界での恋愛とエンタメに求めるものとの違いや、恋愛対象は男性で普通の家庭も築きたい男の子の様々な葛藤がリアルに描かれていました。
わたし自身昨年の東京国際映画祭で鑑賞したのですが、そのときに舞台に登壇した監督の言葉がすごく印象に残っています。「いつか自分が撮ったこの映画がLGBTQを描いた作品だと言われなくなる世界になればいい」そう監督はおっしゃっていました。普通の恋愛映画として受け取られる世界がゴールなのかもしれません。
そんな今を生きる女の子をリアルに演じていた山田杏奈さんが『山女』ではどのような役を演じるのか、ぜひ東京国際映画祭に足を運んでいただければと思います!
〈Netflix〉
(まなは)
『何者』
『そして僕は途方に暮れる』三浦大輔監督関連作品
【公開】
2016年
【原作】
朝井リョウ
【キャスト】
佐藤健、有村架純、菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之
【感想】
ズキズキっと痛いところを刺されるようなとてもリアルなストーリーで、中学生ながらも見ていて考えさせられる映画でした👔
人に知られたくない部分に焦点が当てられており、約1時間の映画という媒体を通してこそ、集中して自分と照らし合わせながらのめり込むことができるのではないでしょうか…?
本作品は就活映画とも言われますが、進路に迷っている若者・就活中・就職後など、状況によって受け取り方が変化する面白さもあります!!!
【イチオシポイント】
米津玄師をVoに据えた中田ヤスタカの主題歌「NANIMONO」が、都会のビルの真ん中で若者たちが孤独な就活と格闘する映画の世界観を盛り上げています🗼一度聴いたらやみつきに◎!
〈Amazonプライム、U-NEXT〉
(ますみ)
『由宇子の天秤』
こちらも監督つながりではありませんが、今年の映画祭ではアジアの未来に選出されている『少女は卒業しない』でも主演を務める河合優美さん主演の映画。
情報化社会における報道事実を真正面から踏み込み炙り出していく作品。
社会における「正義」と人情が混じる「最善」、矛盾する天秤の上で揺れ動き葛藤する由宇子が描かれています。
正直、見ていて苦しくなるくらい、重く突き刺さるストーリー展開。
真実を語ることがすべて正当化され、守りたい人を守るための手段になるとは限らない現実を考えさせられます。
自分の「正しさ」が必ずしも誰かにとっての「正しさ」ではない。
何が「本当」で何が「嘘」なのか。
主人公の葛藤と、立場として一線を越えてはいけない領域で彼女が下すべき重い決断は、視聴者側にもかなりの覚悟が必要です。
終始緊迫感あふれる圧巻の152分…ぜひ体験してみてください!
〈Amazonプライム、U-NEXT〉
(ティファニー)
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ここまでお読みいただきありがとうございます🙇♀️本日アップのもう一つの記事には学生応援団それぞれの映画祭の楽しみが書いてありますのでぜひそちらの方もチェックよろしくお願いいたします🤭