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【掌編小説】夜の波間に君を呼ぶ

「ねぇ、起きてる?」

深夜2時の電話に出た彼女は無言だった。
でも、ボクはそれでもいいと思った。

なぜなら、今日ボクは彼女の夢に登場する。

夢に登場して、虹色の絵の具で世界を塗りたくってやるんだ。

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