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LINEバックナンバー(2019年7月配信)

【7月1日】


おはようございます。
今日は「脱初心者」について。
どんなことでも1万時間行うとプロになるという1万時間法則の話を以前しました。
1万時間は10年かかる!ちょっときつい!と思う方もいるでしょう。
ですので1000時間で脱初心者というのはどうでしょうか。
新しいことを始めてうまくいっていないのは、もしかすると時間が足りていないからかもしれません。
例えばダイエット。1000時間の使い方は何も1000時間運動しなければならないというわけではありません。
要はそれに対してどれほどの自分の時間を投資することができるかです。
そうすると隙間時間の活用が考えられます。低カロリーの食べ物を調べることや、自分の知らないエクササイズについて学ぶことも含まれます。もちろん知識だけではいけません。行動の方が重要です。鶏肉は低カロリーだからと食べ過ぎてはいけません。エクササイズももちろん必要です。
1000時間は1日2時間として約2年。人間は少しずつしか変えていけません。少しずつ上がっていくことを考えることが大切です。
まずは1000時間のための1時間でも時間を作ることが大切です。千里の道も一歩からです。

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【7月2日】


おはようございます。
今日は「ジオングに足をつけたがる日本企業」について。
日本人は「合理的」「効率的」という言葉を知りません。日本では現行制度を根拠なく正当化する文化が蔓延っています。厚切りジェイソンさんはそんな日本を「ショベルカーの隣でスコップで穴を掘っている」と揶揄しました。
その典型例がテレビのチャンネルというデバイスでしょう。あんなものは僕が小学生の時からあります。その時から約20年経って、インターネットが世界を一新したにも関わらず、チャンネルは変わっていません。今だに乾電池で動いていますし、黒いままです。
チャンネルの機能はスマホのアプリで置き換えられます。アプリにするととチャンネルを製造するコストはかかりませんし、なにより何よりもチャンネルを探す時間(人類の時間の無駄)が生じなくなります。
テレビというジオングにチャンネルという足をつけたがる日本企業。お金をかけてまでチャンネルのポジションを維持しようとしています。「あんなの(脚)飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」と同じです。
いらないものを八百万の神の名の下で捨てられません。

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【7月3日】


おはようございます。
今日は「SDGs」について。
最近よく見かけるSDGs(エスディージーズ)という言葉。皆さんはご存知でしょうか?
SDGsとは2030年までに達成しようとする17個の持続可能な開発目標のことです。
例えば「目標1:貧困をなくそう」「目標2:飢餓をゼロに」です。
2018年のSDGs達成ランキングで日本は「目標4:質の高い教育をみんなに」の目標しか達成できていると評価されませんでした。
「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標12: つくる責任つかう責任」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」「目標14: 海の豊かさを守ろう」「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」の5つに関しては、4段階の評価でもっとも低い達成度という評価です。
SDGsが注目を受けるようになった背景には当時の国連事務総長が金融業界に向け、責任投資原則(PRI)を提唱したことがあります。簡単に言うと「好き勝手自分の利益だけ考えるんじゃなくて、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)課題のことも考えてやれよ」ということです。今の中国にとっては耳の痛くなる話ですね。
SDGsやサーキュラーエコノミーは非常に価値のあることですが、それを可能にする(下で支えられる)産業がないと成立しません。SDGsとかサーキュラーエコノミーの方に世の中が向くと、ヨーロッパは相対的に力が上がることになります。SDGsを考えつつ日本の社会の成長を考えると両手をあげると結局中途半端なものになってしまいます。
まだ日本でのSDGsの認知度は19%とまだまだ低いのが現状です。これを踏まえてこれからの社会の成長を考えなければいけませんね。

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【7月4日】


おはようございます。
今日は「今後求められる人間」について。
ずっと言っていますが、今求められる人材は理系です。ググればそんな記事大量に出てくるにも関わらず、何故こうも文系だらけなんでしょうか。(大半は数学ができないからなんでしょうが泣)
ソニーは専門知識のある人材(例えばAIに詳しい新入社員)を優遇する、具体的には新入社員でも最大で年収730万月収50万支払う制度を打ち出しました。「高っ」と思う方もいるでしょうが、世界では標準です。今は日本が安すぎるだけです。
今企業が求めているのはデータサイエンティストやエンジニア、AIやソフトウェア開発ができる人材つまり理系です。にも関わらず学生は理系よりも文系の方が多く、AIやIT関連の企業を志望していない方が多いです。(ですので商社が人気です)
求められている姿がわかっているにも関わらず、そこに集まらないのはなんでなんでしょうか?文系だからできないと言ってられる場合ではありません。文理関係ありません。今は文系理系の二項対立ではなく、理系の中に文系が入っている包含関係の時代です。
いつまで過去の栄光を維持しようとするのでしょうか。今はもう令和です。

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【7月5日】

おはようございます。
今日は「お経はラップ」について。
最近、久しぶりにお経を耳にする機会がありました。あれってわかりやすく言うとラップですよね。
ビートはスローなのですが、ライムは早いです。内容や意味を理解しようとしてもついていけません。たまに現れる気持ちのいい音があります。つまりエミネムです。何を言っているのかわかりません。
お経とは、釈迦の教えを口伝で伝えたものを、誰でも読めるようにまとめたものです。歴史を感じますよね。呪文であり魔法です。
お経を音楽として捉えると、お坊さんにお経をあげてもらうのは一種のフェスです。生演奏です。お盆に家に来て頂き、お経を唱えてもらうのではなく、寺というホームでの演奏は熱量があります。
今仏家寺院は生き残りをかけて必死に集客をしています。御朱印ブームもその後押しをしています。
お坊さんが写真スポットと言って、営業かける時代です。それでも仏家寺院というカルチャーを楽しんでもらいたいということでもあります。
日本で一番のシェアを誇る「般若心経」は、ものごとや思想にとらわれて苦しむことのないよう説くものです。もしかしたら多くの人に必要なのは般若心経かもしれませんね。

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【7月6日】


おはようございます。
今日は「デジタルヘロイン」について。
みなさんデジタルヘロインという言葉はご存知ですか?
スマートフォンやネットでスクリーンを見続けるとドーパミンが大量に放出されて、(これをデジタルヘロインと言うそうです)中毒になってしまうそうです。心理学者の提案なだけで科学的な事実かどうかはわかりません。
ぼくがわからないのはネットやゲーム、スマホになるとネガティブな文脈でばかり語られる点です。
よく言われるのがスマホと学力の相関。スマホを触る時間が増えたから学力(そもそもこの文脈での学力はテストの点数、偏差値という意味でしかありません。)が下がったとか言われていますが、漫画がスマホに変わっただけです。本来、好きなことがあるということは素晴らしいことではありませんか?
スマホばかりしてるのはダメで、野球ばかりしているのはいいという意味がわかりません。強豪校の野球部なんて狂気じみてます。もはやベースボールヘロインです。
今は簡単に記号・言葉がつきます。その言葉にコントロールされないようにしましょう。言葉に使われるのではく、言葉は使うものです。
つまり「パラパラと犬」ということですね。

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【7月7日】


おはようございます。
今日は「時間か量か」について。
1日100個単語を覚えたらターゲットなんて19日で終わる。こういった考えをしたことがありませんか?
受験生でも多く見られます。確かに正しいですがこれは達成できなかったときにダメな気分になります。つまり自己肯定感が下り、自信の喪失に繋がります。
これを防ぐ方法をアメリカの小説家であるヘミングウェイが開発しました。目標を立てるときに「時間で立てる人」と「量で立てる人」がほとんどです。「1時間勉強する」か「5ページ進める」ということです。ヘミングウェイはこの2つを合わせました。つまり「1日5時間執筆するか、または500語以上書く」といった具合です。
このように量または時間が達成できたらいいとしておくと、調子が悪い時でも満足感を感えられますし、調子がいいと「やっべー今日まだ2時間ぐらい遊べんじゃん!\(^o^)/」となります。
時間か量の一方で日々のノルマを立てると、うまくいかない日が来ると次の日に修正するのが大変になり、失敗が続いてしまうことがあります。うまく継続できない方は、時間か量の「どちらか」という視点で目標を定めてみてはいかがでしょうか?

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【7月8日】


おはようございます。
今日は「芸能が35%」について。
Yahoo!ニュースでトップに報道される記事で日本は、世界のニュースが18%、自国のニュースが38%、スポーツが9%で芸能は35%!
芸能ゴシップ大好き!同調圧力民族日本人万歳\(^o^)/
アメリカは、世界のニュースが24%、自国のニュースが65%、スポーツが7%で芸能は3%です。
日本は世界の問題と芸能人の熱愛が同ランクです。
自分の頭で考える能力の失ったぼくたちは芸能ゴシップばかり見ています。報道のレベルも下がりました。視聴者が喜ぶからといって芸能人の報道ばかりして、良い悪いと偉そうに立派な人が断罪するテレビ番組のショーはもう見飽きました。風紀委員みたいになってますよね。
自分たちの生きる社会に興味を持たずに、希望をドラえもんに託す。芸能のゴシップは物語がわかりやすいですが、それよりも今は伝えなければならないことは多くないでしょうか?検索すればなんでも答えが出てくるようになった今、チープな言葉になりますが、必要なのは「自分の頭で考えることをやめない」ということなのでしょう。

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【7月9日】


おはようございます。
今日は「ポジティブになるためのトレーニング1」について。
学生と関わっていると、ポジティブな気質の生徒、ネガティブな気質の生徒がいます。
ポジティブになった方がいいというわけではありませんが、多くの時間を受験勉強に回しているにも関わらず、伸び率が小さいなどネガティブな気質の方が色々と大変に感じます。
これまでの過ごしてきた境遇や受けてきた教育の影響が大きいのでしょう、考えなくてもいいようなことに時間を使っている、集中が分散しています。
ポジティブになるには、まず上を向いて歩く。ちょっと目の高さを上めにして歩くと背筋が伸びて横隔膜が正しい位置にいきます。呼吸がラクになって酸素がたくさん脳に取りこまれるようになります。すると前頭葉の機能が活性化します。そうすると扁桃体や偏移系というネガティブな気持ちを作り出す部分が機能しにくくなり結果的にポジティブになります。歩きスマホは猫背になるから自信がなくなります。これを矯正するのにぼくも時間はかかりました。姿勢が良くなると気分も良くなります。つまり「上を向いて歩こう」という曲は正しいということです。
人間は天井の高さとアイデアが比例します。上を向いて歩くとアイデアがよく出てくるということです
。解けない問題にぶつかっても、外に行き空を見渡して気持ちを切り替えてもう一度その問題に当たると解けるというときがありませんか?
ですので何か考えるときには外に行くのがオススメです。上を向いて歩きましょう。

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【7月10日】


おはようございます。
今日は「ポジティブになるためのトレーニング2」について。
昨日の続きです。次は日常にある自分にとってのポジティブを探すようにしましょう。
ネガティブな人はネガティブなものに反応しやすいです。写真からネガティブなものを選んでくださいという実験でネガティブな人は無意識でネガティブなものを早く選べる、ポジティブな人はポジティブなものを早く選べるという結果が得られました。つまり無理やりにでもポジティブなものを選んでいると、人間はポジティブになっていくということです。
日常生活の中で自分の好きなものを探していると、どんどんポジティブなものを探す能力に長けてきます。自分にとっていいものを見つけやすくなり、結果ポジティブになるということです。
自分の好きな色が青色ならば、青いものを探すようにして歩きましょう。ぼくはエモいものを探すようにしています。
へこんでばかりの人はネガティブなものばかりに目を向けて、ネガティブなものを見つける能力が長けてしまっています。不満ばかり言っていると、不満を言うプロになるというのはこういう理由からです。
ポジティブな人は一つのことにしか目を向けられず、苦しい状況下でもその中にあるたった一つのポジティブな楽しさに目を向けることができます。嫌いな数学を頑張っているうちに好きになったとかがそれです。

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【7月11日】


おはようございます。
今日は「野村萬斎」について。
かっこいいぜ!萬斎パイセン!
2020年東京オリパラの開会式と閉会式を総合的に統括する責任者にも選ばれました。世界に見せていく日本のビジョンとしてアニメやゲームではなく、野村萬斎が選ばれたということです。
野村萬斎さんは狂言師です。役者ではなく狂言師。狂言師とは生粋のエンターテイナーです。
狂言とは笑いを争う芸です。漫才のような笑いではなく、洗練された美の中にある笑いです。この芸の洗練の中に歴史性があります。ですので、歴史を背負っていない、DNA的に一致していなければ芸の伝承ができません。年齢という歴史の違いによって芸のたたずまいが変わります。世阿弥はこれを花に喩えました。若い花は木も小さいが勢いがある。年をとれば花の数は減るがより洗練されて、深みをましていく。歴史を重ねたことにより洗練されたものの中に見る美。こうしたただずまいに存在感を見出すのは侘び寂びといった日本の感性です。
ちなみにシン・ゴジラのゴジラは野村萬斎さんのモーションキャプチャーみたいです。すごいですよね。あの動きをできるのは萬斎パイセンだからこそ成せる技でしょう。

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【7月12日】


おはようございます。
今日は「心の健康と個人の成長」について。
心の健康と個人の成長は反比例するのではないでしょうか?
心の健康を大切にすると個人の成長は小さいですし、個人の成長を求めすぎると心の健康が損なわれてしまいます。
自分の限界を超えるためには量を行なわないと成長はしません。心の健康のために温室でぬくぬくとしていても成長は見られないということです。量がないとどうしようもないですし、成果が出てないと意味がありません。働き方改革で国単位、会社単位で圧倒的量を行うことはできなくなってきました。しかし、個人で見ると働き方改革で副業が解禁されさらに量をこなせるようになります。
無理という漢字は「理が無い」と書きます。無理は通すためにあります。
理ががあることをするのは当たり前のことで、理がないことを行なってこそ成長が見られます。本質として理不尽だとか、これ無理だろってことを圧倒的にねじ伏せないと成長はしません。
ぼくはどうやっても6時間睡眠しているようなビジョンが持てません。どうすれば6時間睡眠する時間量が確保できるのでしょう。6時間寝ている人はDIOみたいな時間系能力者なのでしょうか?どうやって6時間もハードフォークしているのでしょうか?
「いやぁぼくは8時間睡眠してますよー!」と言い続けてたら、8時間睡眠だと錯覚を起こすのではないかと今実験中です。

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【7月13日】


おはようございます。
今日は「人の心を掴む話し方」について。
トークスキルについてです。保護者会や授業で登壇する時など、人前で話すことには慣れているのですが、コツはあります。今日はその紹介です。
まず話す前に「人前で話すのは得意ではないので、緊張しています」と言いましょう。すると前にいる方はだいたい笑ってくれます。噛んでしまっても、緊張して話す内容が飛んでしまっても、頑張って話していると格好悪くても許してもらえるように自分が感じ、リラックスして始めることができます。
話し方として、まず自分の話をしましょう。失敗談や過去のエピソードなど自分の弱い部分を見せて、相手との距離を縮めましょう。その後、相手との共通点を見出して連帯感を作るようにします。最後に自分のやりたいことを説明します。
大切なことは自分が話したい内容があるか、またその熱量を相手に伝えられるかです。上手な言葉づかいよりも、自分に熱量があるかです。
プレゼンは場数です。どれだけ人前で話してきたかです。ぼくも最初は緊張しましたし、練習も繰り返しました。いまだに慣れたとは思っていません。日々練習。授業はプレゼンの繰り返しです。

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【7月14日】


おはようございます。
今日は「結局数学って哲学だよね」について。
藤井です。得意技は訳のわからない話をすることです。授業中に意識が飛ぶことなんてしょっちゅうあります。ただですら訳のわからない話をしているのが、意識が飛ぶとさらに訳のわからない話をすることになります。
数学って結局のところ訳のわからない話なんですよね。極限も微分も、まぁ意味不明じゃないですか?接線の方程式が求められてハッピーになりますか?社会では様々な場面で数学は活用されていますが、それはあくまで「活用できてプロダクトができてハッピー」ということですので、完成したことによる達成感です。数学はそれを支えるタンパク質でしかありません。それを必死に理解しようとする営みは「訳のわからないことを頑張って考えて理解する」ということです。つまり哲学と同じです。
その先に真理があると考えて数学に心酔していく一部の方が数学者と呼ばれる方々です。つまり「いやぁ人生っていうのはこのxと同じなんだよ!わかるか!?」と考えるようなものです。わかんねーよ。
ユダヤ人の父親が息子にキャンプファイヤーで「このキャンプファイヤーの火が人生だ」言う時間と同じです。わからない世界観であってもそれをそれとして感じろ的な。
さて、今日もそんな訳のわからない話をしにいってきまーす。

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【7月15日】


おはようございます。
今日は「数学の文章記述問題、導入見送り 初年度大学共通テスト、数式のみ」について。
https://news.livedoor.com/article/detail/16765337/
TOIEC撤退に続き、数学で記述答案一時撤退です。
予想通りと言うか、わかりきってた話と言うか。
文科省のエリート様は今のAIの性能についての認識が甘かった、ドラえもんを期待してたのでしょうね。テクノロジーの話、いわゆる理系の話がわからないのでしょう。
数式のみ答えさせるのでも荒れることになると思います。
パスワードで使われているような文字の配列すら読み取れへんAIくんに35万人の文字の認識ができるのか。技術的には可能でしょうが、まだデータが足りません。まさかこれからデータを集めていくのでしょうか。
マンパワーだと数式の採点だけでも採点ミスは生じます。ヒューマンエラーは避けられません。初年度は荒れます。
文科省は教育による人材の育成がレゾンデートルです。生徒にこうして文科省に振り回されることによって移り変わる時代の速さやアドリブ力を身につけてほしいとでも考えているのでしょうか?
「記述に変わる!」「答えが求められるだけでなく、記述答案が作れるようにならないとダメだ!」と記述記述と言っていた予備校はなんて言うのでしょうね。

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【7月16日】


おはようございます。
今日へ「2010年以降のファッションがダサすぎる」について。
この場合のファッションは服装だけでなく考え方や信仰という広い意味についてです。
ファッションでしか世の中は変得られません。ぼくは自民党に投票します!というのも広い意味でファッションです。しかし、そのファッションがグローバルの勢力に圧迫され日本的なものが失われてきています。
平成以降に出てきたファッションスタイルがどれも特徴的ではありません。どれもなんかパクリっぽいです。正解を求めるとそうなってしまいます。海外から押し付けられた何かに収束してしまいます。タピオカとかパンケーキとかポップコーンとか。
その象徴が東京スカイツリーです。日本にグローバル勢力の最大公約数的な建物を建てただけ。日本人を魅了するん非言語的な熱量や文脈がないのです。
この非言語的な熱量というのは龍安寺の石庭や、嵐山の竹林に感じる魅力です。あれを分解してみると、単に石が並べられただけ、単に竹薮に道が舗装されただけです。しかし、何か魅力を感じます。そういった熱量が2010年以降のファッションからは感じられません。
これは教育の問題でもあります。正解が失われたにも関わらず、「自分の頭で考える」という能力を劣化される教育を行ってきたからです。逆上がりができる能力を全員にインストールするような営みではなく、自分の頭で情報を吸収し、咀嚼し、形を変えて吐き出す。今必要なのは、「なんなのかわからないけど、それはそれ」という感覚ではないでしょうか?

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【7月17日】


おはようございます。
今日は「失われた〇〇年」について。
失われた10年、失われた20年、失われた30年。
待って。ぼくたち失われた過ぎてない?
失われた10年は1992年のバブル崩壊によって本来あったはずの経済成長が失われ、停滞した10年のことを言います。
失われた20年は、失われた10年から回復ができず、就職氷河期、フリーターという言葉が生まれるほどに、赤字大国になり、リーマンショックでとどめを刺された、失われた10年から続く20年のことを言います。
そして失われた30年とは、平成のことです。
ぼくたちは失われ慣れしすぎました。その結果が高品質低価格の均一化均質化した現在です。おもてなししすぎです。観光立国と過剰おもてなしは別の議論です。
世界がインフレになっているにも関わらず、唯一日本だけデフレのままです。お隣の韓国ですら、167%も時給が上がったにも関わらず、日本は一8%の成長です。
もうそろそろ失う側ではなく、得る側に回っていいでしょう。ぼくたちは竹ヤリで戦車を貫けるDNAが歴史的にインストールされているはずです。角砂糖を作る近代教育によって、その能力を使わなくなり劣化しました。
もう待つのは飽きました。こっちから行きましょう。GAFAのポジションは日本が取るべきだったのです。すぐ行く。走っていく。

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【7月18日】


おはようございます。
今日は「『ロボットに仕事が奪われる』という言葉がだせぇ」について。
よく言われている「AIやロボットに仕事が奪われる」という言葉。あれださいですよね。
日本はGDPは世界3位ですが、一人当たりGDPは26位でアラブの下です。日本は時間あたり実質労働生産性の対米国比水準はアメリカを100とすると日本は65です。にも関わらず、労働時間は世界一位です。
つまり日本は非効率な労働を長時間行なっている。効率的という言葉を知らないということです。ぼくももちろん知りません。
今後、日本の人口は下がります。2020年には日本の総人口は1億人を切り、女性の50%が50歳以上になり、65歳以上の人口は日本の全人口のうち3割を超える。2025年に東京の人口も減少に回ると言われています。
しかし、労働時間だけ無駄に長い日本のGDPはおそらく変わりません。単純労働がAIや機械に代換されても生産量は変わらないからです。GDPは下がらず人口が下がるということは一人当たりGDPが上がる。ミクロ単位で見るとお金も余暇も増えることになると予想しています。余暇が増えるとぼくたちは遊びます。今年の10連休のGWでは町にいる人々のキラキラとしたいい表情が目立ちました。あれこそが今の日本人の求めている表情ではないでしょうか。
ぼくはAIやロボットがぼくたちの生活をより豊かにしてくれると信じています。それを「奪われる」と表現するのはダサくないでしょうか?

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【7月19日】


おはようございます。
今日は「ワンピースしかない漫画アニメ業界の危険性」について。
毎年新しい漫画やアニメの流行が来ますがまだONE PIECEの牙城を崩せていません。これは問題です。残念ながら名探偵コナンでは崩せないのですよ。コナンは大人がワンピースほど熱中しないからです。
ワンピースほどヒットするのには大人の熱狂が必要です。大人が熱中しないとマーケットが膨らみません。大人はお金があるので、グッズを買ったりとハマったものに投資をし、企業が活性化します。
つまり新しいエヴァンゲリオンが必要ということです。iPhone以前の日本の最大のイノベーションはエヴァンゲリオンかもしれません。エヴァ登場前は今の「オタク」という言葉はなく、「おたく」でした。今や〇〇オタという言葉は自然なものになりました。これは大人を含め、エヴァに熱中したからです。
今はたいていのものは足りています。netflixをはじめとする定額見放題サービスが始まって、コンテンツ消費が簡単になりました。そのため、売り手が売れるものを作ろうとするからつまらないものばかり作ってしまうことになります。ミドルなものが増えてるから買わなくなるということです。このままでは日本の主要輸出産物であるアニメがマーベルに負けます。マーベル映画の興行収入は、累計215億ドル(約2兆3220億円)を超え、史上最も成功した映画シリーズとされています。

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【7月20日】


おはようございます。
今日は「自殺大国日本」について。
日本は自殺者の中で若年層、主に学生の数が多すぎます。そもそも自殺者が多すぎます。先進7カ国で死亡者数1位の死因が自殺なのは日本だけです(他国の1位は事故)。
10代の自殺者のうち約30%は学校が原因で、そのうち1/3は学業不振が理由となっています。これは問題です。これからの未来を作っていく可能性を自らの国が奪っています。今の多様な価値観の中で、工場のラインを作る近代教育はもう限界に来ています。
全員同じものを提供して全員同じものを施すってのが近代、小学校から高校までの画一化して、生産様式を上げていくのが近代教育です。
近代教育において「誰かに褒めらのことがある」というのは、テストで良い点数をとったり、かけっこで1等賞になったり、何らかの評価機構に「良いです」と言われることです。そのことに価値があると小学校1年生から高校3年生まで教え込まれます。
中学校で「日本の主食はお米、ではアメリカは?」という発問に対して「パンは副食(side)で、チキンやパスタなど、その日のメイン料理が主食。パンは補助的な存在で、設問はむしろ日本の食事観と集団思い込みを表していますね。先生」と書くのをこらえて「パン」と書くのが正解です。
しかし、今のネットが進み、年齢問わずに様々な価値観に簡単に触れられるように発達した社会では、近代教育のルールに当てはまらない者も現れるでしょう。
そうして近代教育のルールを受け入れられない子どもが、自分には価値がないと思って自殺してしまいます。
学校も社会も不寛容になりすぎています。基本的にこの国は自己責任の国です。セーフティネットはありますが、それでも自己責任が強いです。
もっとみんなが他人の目を気にせず寛容なやさしい社会がいいですね。

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【7月21日】


おはようございます。
今日は「こ、これが令和のスピードか!」について。
5月1日から元号が令和に変わり、まだ3ヶ月も経っていません。
にも関わらず、いろいろありました。

・藤井すぐる歯痛による休講事件
・ホリエモン民間企業として初のロケット打ち上げ成功
・滋賀県事故
・川崎殺傷事件「死ぬなら一人で」
・吉本闇営業
・吹田拳銃強奪事件
・ピクシーダストテクノロジーズ48億円資金調達
・リバプール、チャンピオンズリーグ優勝
・米国、ファーウェイ製品輸入規制
・G20
・ジャニーさん死去
・グリーズマンバルサ移籍
・京都アニメーション放火
・雨上がり決死隊宮迫解約事件

まだまだあるでしょう。みなさん、覚えていますか?
これを作るにあたって、ぼくは頑張って思い出しました。情報のスピードが早すぎるため、忘れるのも早いです。頑張らなければすぐに風化させてしまいます。一つのコンテンツで長時間楽しむことができなくなりました。ぼくが10分前の授業内容を忘れてしまうのも同じですよね。
これは5Gになるともっと進むでしょう。コンテンツが多くなりすぎ、インプットするだけして残らない。コンテンツも中央値に集まっていきます。
これが令和のスピード感なのでしょうね。これから京アニのような事件は増えるでしょうし、芸能界も新しい流れになるでしょう。そしてバルサはチャンピオンズリーグを優勝するでしょうね。5Gの新時代に振り落とされないようにしなければいけませんね。

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【7月22日】


おはようございます。
今日は「選挙が終わってその1」について。
選挙が終わりました。自民党は憲法改正の議員数に届かなかったという結果に終わりました。
それよりも面白いのは投票率が48.8%と国政選挙としては戦後2番目の投票率の低さだという点です。
選挙の日はツイッターのタイムラインが「選挙行こうぜ!」で荒れます。選挙に行かない人間は終わってるぐらいの勢いでマウンティングします。「選挙に行かへんやつは政治や政治家に文句は言ってはいけない!」ぐらいのことを言いますが、あれなんなんでしょう。
投票率が50%を下回るというのは、選挙に興味がない、政治に期待ができないという現れです。今回の選挙でいうと投票しなかった方が多数派になります。投票率が上がらないのは選挙期間中に各人、各政党の政策や方針についての報道がロクに行われないからです。長崎の豪雨の話はツイッターを見なくとも入ってきます。それと同じレベルで流れてくるようにしなければ、どこに投票すればいいのかわかりません。スポンサーの顔色を伺って作られた視聴率稼ぎの番組ばかりではなく、選挙の話をもっとちゃんと報道しなければ投票率なんて上がりません。「選挙に行こーぜ!」の声で投票率は上がりません。
2015年の大阪都構想の住民投票では投票率は66%です。情報が届くと投票率は上がります。今回の選挙は宮迫とジャニーさんに時間を持って行かれた結果かもしれません。

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【7月23日】

おはようございます。
今日は「選挙が終わってその2」について。
昨日に引き続き衆議院選挙に対する考察その2です。
20代30代の投票数が100%になっても40代以上が40%投票するだけで同数になります。そして40代以上の投票数は常に50%近いので、20代30代の方が全員投票に行っても、高齢者には勝てません。
若者が選挙に行かないから選挙が老人のものになっているというのは、若者がどうやっても選挙というバトルステージでは勝てない、自分たちにとって都合のいいような社会に政治の力ではならないとわかっているからではないでしょうか?
わかりやすく言うと政治に希望を持てないと言うことです。
これは少子高齢社会が進む今もっと加速します。政治家は票のために老人に対して気持ちのいい言葉しか投げなくなります。投げなくなると言うより投げられなくなる。
ではなんのために選挙に行くのか。コミュニケーションと意思決定のためです。
そもそも選挙のあり方がダサいですよね。いちいち小学校まで行って投票をする時間の使い方は今の社会には合っていません。国に関わる一出来事であるにも関わらず、家でゴロゴロするに負けます。なぜネット投票を解禁しないのでしょう。ネットで行えるようになり、緊急地震速報のようにアラートを鳴らし続ければ投票率は上がります。
また小学校で行う盆踊り大会や夏祭りと合わせるのはどうでしょうか?地域の盆踊り大会に行くついでに選挙もやってるから行くとエンタメ性を高める動きでもいいと思います。
それを含めて、憲法改正を争点とするような大事な選挙に対してはメディアがもっと報道しなければならなかった。宮迫の記者会見を含め、メディアの潮目が変わった数日間となりましたね。

うーむ。こういった話こそ学校で取り上げるテーマだと思うのだが。。。
数学よりも大切ではないでしょうか。数学的思考力は確かに大切ですが、政治に関して自分で考え意思決定し、誰かとコミュニケーションすることは偏差値ではなく自分の学力全てをもって行われる営みです。
にも関わらず、現役合格!旧帝!国公立大!医学部!と明後日の方向に進んでいる気がします。それが近代教育なのでしょうね。
選挙に関して考えてみると言う時間が作れないからぼくたちEducation Salon OSAKAがあります。学校で学べないが、生きていくためには学ばなければならないことはたくさんあります。それをみんなで考えていきませんか?

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【7月24日】


おはようございます。
今日は「働いたら負けは正解なのではないか?」について。
今の社会で影響力のある人々、有名人もそうですし所謂インフルエンサーという人たちは「働いている」のでしょうか?
遊ぶように働くを体現しているように見えます。ぼくも体力的な疲れはありますが、授業をすることは働くというより「フィジカルを用いて数学について話す」ということを行なっているだけです。仕事という苦労を行うのではなく、数学を使って遊んでいるという感覚です。
遊ぶと働くの境界線はどこなのでしょう。おそらくありません。
仕事を楽しめないという意味で「働く」という領域に入ると負けというのは正しいかもしれません。つまりニートは最先端を走っていたということです。自分のやりたいことをやりたいだけ行う。ステキじゃないですか。それは自分の精神世界を広げることにもなります。個人の幸せの探求は人間としていいことではありませんか?
しかし、引きこもりは健康上よくない。家にこもってテレビゲームをやり続けたり、スマホで動画を見続けることは体をあまり動かさないので、健康によくありません。もしかしたら外に出るという意味からパチンコの方がいいのかもしれません。
大事なのはそこにキャッシュが生じるか。アーティストもメジアンインスグラマーも最初は遊びでした。そこにキャッシュが生じたことで遊びが仕事に変わりました。キャッシュが生じるまでは多大な努力量が必要です。その努力の時間を遊ぶように楽しめるかがキーですね。

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【7月25日】


おはようございます。
今日は「成功者はゴルフとグルメに着地する」について。
ぼくの中で成功者はだいたいグルメとゴルフに執心する印象があります。
そんなことありませんか?レクサスのLS、エルメスのバーキンのようなものです。
紳士のスポーツと言われるゴルフ、全身運動ですしホールを回るときも気持ちがいいのでしょう。優雅な時間なのだと思います。また食は人生を彩る幸せの形の一つです。一日だと3回しか楽しめるチャンスはありません。それを充実させようとすることは人として自然な反応です。
しかしぼくはまだその域には達していません。成功者というには何も成し得てませんし、まだまだぼくはジャンクフードとサッカーを楽しみたいです!!チーズバーガー大好き。
つまりゴルフとグルメに執心できるほどの人間になれていないということです。
どちらもそれだけ奥が深いということなのでしょう。飽くなき探究心の形の一つなのだと思います。
しかし数が多すぎるとコモディティ化します。近代ゴリラとしての成功の最終到達点がゴルフとグルメでしたら、そこに執心してしまうと個人の成長は止まり、成功者としてコモディティ化してしまうとも言えます。
近代ゴリラが今の文化を作り上げました。ぼくはまだまだです。令和ゴリラとしてどれだけのことを成すことができるか。
美食も下手物も一つ残さず平らげるんが本当のクリエイターや

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【7月26日】


おはようございます。
今日は「たぶん睡眠は大事」について。
睡眠時間はたぶん大切です。
四時間睡眠を繰り返していると立っている状態でも意識が飛びます。意識が飛ぶとは、何を喋っているのかわからない、ほんの数秒間の記憶がない、10分前のことが思い出せないなどです。たぶんDIOみたいな時間系能力者の仕業なんでしょう。視界が霞んだり、頭痛が起きたりといったフィジカルのバグも生じます。自律神経の乱れです。
20代のうちはこうした疲労が身体症状として現れにくいため、自分の身を削ってでも社会のために何か成し遂げたいという人もいると思いますが、睡眠不足は体に疲労を溜め込むことにつながり、さまざまなカタチで心身の不調としてあらわれてきます。
意識を飛ばさないためには10分、15分といったこまめな睡眠が大切です。
集中して生産性を上げるためには最低6時間程度の睡眠は必要です。ですので、受験生の睡眠時間を削って勉強に回すという方法は古いです。宿題をしていないとか、授業のドタキャンなどでは怒らないぼくですが、睡眠時間を削って勉強する方法には怒ります。高卒生といえどもまだハタチそこらの年齢ですので、睡眠時間が減ると目の下にクマができたりと露骨に現れます。非効率な学習方法ですので、眠いなら寝る!しっかり寝て、スッキリして、ウィルパワーを回復させて生産性を上げましょう。勉強は趣味であり、善ではありません。睡眠、フィジカルの方が大切です。
ぼくは睡眠時間をアウトソージングしているつもりなのですが、睡眠のアウトソージングはうまくいかないようです。

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【7月27日】


おはようございます。
今日は「日本はノイズが多すぎる」について。
「やばい数学全然わからへん」
「次のテストやばい」
「あいつ医学部志望らしいで」
この国は共感を前提にした他人からのノイズが多すぎます。
ぼくたち、ある社会に属する人間は、教育を受けて、技術習得をして、もしくは何かを知識を脳みそに詰め込んで、その技術や知識をお金に替えるという方法で社会と関わっています。
そのインプットの作業は自分一人で行う営みですので、外部からの声は本来自分には関係がない、ノイズでしかありません。他人の目を気にしすぎる日本人はそのノイズに影響を受けすぎます。お金がすべてー!と言っている人の隣にいると自分もお金がすべてーになってしまいます。
日本にいない生徒の授業をしていると、日本にいる生徒との反応の違いが面白いです。海外で暮らしている生徒の評価基準は自分がわかったかどうかで、日本にいる生徒の評価基準はテストに出るかどうかです。日本の場合は理解は点数のための手段でしかありません。それに対して海外の場合は自分の成長のための手段として理解があります。
つまり、やばいかエモいかです。
自分が選択してやっているのだから、自分にとっては正解なのです。(数学は答え定まりますので、「3」が答えの問題に「カンガルー」と書くと×にはなりますが)
強くあり、強く自分を信じるしかありません。自分の可能性を自分で否定しないということが大切です。これも意思決定の強さです。
ノイズはノイズでしかありません。できる/できないを決めるのは自分です。

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【7月28日】


おはようございます。
今日は「憧れの学校で自分の望みを叶えてくれることはない」について。
この業界にいて一番悲しいことは、望んだ学校に入ったにも関わらず学校とうまくいかないケースがあるときです。子どもは学校を選べても先生は選べません。
大阪星光学院に入るまでは希望をもっていたが、自分が想像していたスクールライフとかけ離れており、うまく学校に馴染めず、結果辞めることになった生徒もいます。その学校に入りたくて中学受験の勉強を頑張ったにも関わらず、学校に裏切られる。これほど悲しいことはありません。
こういう事案は年々増えている印象にあります。(正確なデータがないのでぼくの印象でしかありませんが)ここからも近代教育にうまく当てはまれない子どもが増えてきていることが伺えます。実際にドワンゴが運営しているN高等学校は現在在籍生徒数が7875人と、高等学校の中では最多でしょう。

そのとき必要なのはフラットな人間です。ぼくもできる限りフラットな人間であるように意識しています。時には厳しいことを言わなければいけない場面もあります。「数3なんて簡単だよー」「医学部なんて楽勝!」のような気持ちのいい言葉を送りたいですが、それはできません。だからこそ「あなたならうちには来なくても駿台でやっていけるよー」と言うこともあります。
その言葉を真に届けるには個別指導しかありません。生徒が求めているのは区分求積法かもしれへんし、愚痴を聞くことのかもしれません。それは集団では汲み取れません。マスを対象にすると「あなたにはー」という言葉ではなく、ネットに溢れている最大公約数的な気持ちのいい言葉にしかなりません。

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【7月29日】


おはようございます。
今日は「情報は買う時代になった」について。
今は情報がタダで簡単に手に入るようになりました。ググればいいだけですからね。その代わりに人類は「ググるまでの距離」「情報の信ぴょう性」が課題となりました。こうした新しい課題はこれからますます増えてくるでしょう。
AIに仕事が奪われる発言もテクノフォビアも新しい課題と言えます。
情報が溢れかえるようになった結果、一定の信頼を確保している人から情報を買うようになりました。僕がオールドメディア推しで日経を買っているのもそれの一つになります。
わかりやすく言うと、自分の好きなインフルエンサーが推しているのだから「きっといいものなんだろー」ということです。学習塾もそういうモデルに変りつつあります。医学部専門予備校が授業だけでなく、医学部受験の情報やノウハウを売っています。
しかし、こうなったことによって、DJ社長の炎上が起きました。
DJ社長の炎上騒動
①DJ社長がスタッフからパワハラを訴えられて謝罪
②DJ社長叩かれる
③実は全部嘘でしたー!
④逆に炎上し、動画の削除に。
⑤なぜか一緒に出演していたマキシマムザホルモンまでも叩かれる騒ぎに。
DJ社長はYouTubeのチャンネル登録者数188万人のインフルエンサーです。
インフルエンサーが発した情報だからとフォロワーの数を信じた人は裏切られることになったでしょう。
つまりフリーの情報は伝える者によって真偽のコントロールが可能ということです。本当に信用のできる情報はより価値が出てきて、お金を出してでも求めるものになります。この毎日のLINEも真の情報をできる限り送っているつもりですが、これはあくまで「私にとっての真」なだけです。
情報の信ぴょう性はますます高まってくるのでしょう。
これからはさらに権威が権威で無くなります。その中で必要なのは自分の頭で真偽か考えられる力ではないでしょうか?

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【7月30日】


おはようございます。
今日は「ジャニーズは伝統舞踊」について。
ジャニーズかっこいいですよね。実家に帰った時に母親になぜ自分をジャニーズに申し込まなかったのか聞いたことがあります。ぼくはKinKi Kidsの剛くん推しです。
あの歌って踊って演じれるジャニーズたちのショーはもはや日本の伝統舞踊です。
SMAP、TOKIO、V6、KinKi Kidsなどなど、各グループ1名ぐらいの名前は知ってませんか?ほぼ全ての国民が一人ぐらいは知っているという認知率はすごいことです。それに対して、48グループやEXILE系はそのグループに興味のある人でないとメンバーの名前は出てきません。今何組いて、誰がいるのでしょうか。48グループは地方名のイニシャル+48というグループ名ですので、知らなくても推測できますが、EXILE系は全くわかりません。
また曲でも違いが見られます。
EXILE系はアイドルソングではなくR&B調のビートに愛だの恋だのキャッチーなリリックを乗せているあたりもアイドル像から離れています。求められているのは非現実の形としてのアイドルでので、露骨なアイドルソングの方が気持ちいいです。露骨なアイドルソングというのはノリでうぇーい!という曲です。Everyday、カチューシャとかもはや意味がわかりません。アイドル集団ですので、それでいいのです。歌詞の内容よりも自分たちをいかにキラキラさせるかが大切です。ジャニーズもそれです。たまに生まれる名曲でいいのです。
伝統になるのには歴史が必要です。ジャニーズにはその歴史性もあり、48には秋元康という歴史があります。それに対してEXILE系はまだ歴史があります。これから作らねばなりません。そこまで耐えることができるか、移り変わりを見ていきましょう。

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【7月31日】


おはようございます。
今日は「その人にとっての正義は全人類の正義ではない」について。
ぼくは中学生の頃「これからの時代英語ぐらい話せへんかったら生きていけへんぞ」マウンティングを受けていました。
中学校で働いていた時は「これからの時代大学ぐらい出てなかったら仕事なんてないぞ」マウンティングしている姿をよく見ました。
実際そんなことはありません。ぼくはほぼ英語は話せないようなものですが、生きていけてます。
結局のところ、正義や常識なんてものは受けてきた教育や育ってきた境遇で変わるものであり、普遍的なものでもなんでもなく、「その人にとっての正義」なだけです。英語が話せなくても暮らせますし、大学に出ていなくても仕事はあります。
全人類の正義なんて者があれば本になってもっと売れているはずです。世界で一番読まれている本は聖書ですので、今のぼくたちの唯一の正義は聖書なのかもしれません。
ぼくを含め、学校の先生や目上の方という権威だからといって信じ込むことの方が危険です。このLINEを見ても、これはいいと思える/これは自分には合わないと取捨選択してもらえればと考えています。日本人の受けている近代教育ではこういった視点が身につきにくく、他人と意見が違うだけで相手のことを嫌いになってしまったりします。「あいつは巨人ファンだから嫌い」というやつですね。多数決も100:0になったりするじゃないですか。本来100:0なんて怖すぎて選択できないはずです。
大切なことは鵜呑みにするのではなく、自分にとって心地いい思考であるかどうかです。

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