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自分の心と向き合うなら、「リライト」はいらない

皆さんは、すでに公開しているnote記事を、時間が経ってから再度書き直すことはありますか?

ブログでは、SEO対策の一環として、検索順位が伸び悩んでいる記事や、元々上位表示されていたけど、徐々に順位が下がってきてしまった記事などに対し、「リライト」を行うことがあります。

リライト(=rewrite)とは、文字通り「文章を書き直す」という意味で、すでに公開している記事コンテンツのタイトル・見出し・本文について、加筆修正を行う作業のことです。

SEO界隈では、不足している情報があれば追記したり、余分な情報があれば削除したり、古い情報があれば最新のものへと更新したりして、より良いコンテンツへとブラッシュアップし、検索順位やアクセス数の維持・向上を狙う、という意味でよく使われます。

実際、効果はけっこうあって、私の場合タイトルを変更しただけで12位→3位まで順位が改善したり、オリジナル情報を追加して20位ほど一気に順位が跳ね上がったこともあります。
逆に、リライトした後も順位が変わらなかったり、少し落ちてしまうケースもありましたが、たいていは順位がUPします。

思うに、ブログやnoteで「お役立ち情報」を発信しているなら、

  • 古い情報よりは、新しい情報

  • 間違っている情報よりは、正しい情報

  • ただの憶測にすぎない情報よりは、根拠がしっかりしている情報

  • 専門用語ばかりで小難しい内容よりは、平易で分かりやすい内容

  • 文字だらけのコンテンツよりは、適度に図解を交えたコンテンツ

の方が、断然読者のためになるし、書き手の信頼性も高まりますので、記事の品質を高めるためのリライト作業は怠るべきではないでしょう。

ただ、自分の思考を整理したり、自分の内面と向き合うためにブログやnoteを書いているなら、過去に書いた記事をあえてリライトする必要はないと思います。

その時感じたこと、思ったこと、考えたことを素直に吐露した記事を、後になってまた別の言葉で上書きしてしまったら、過去の自分の気持ちを否定してしまうようで、何だか悲しいし、もったいないと思いませんか?

それよりは、何ヵ月、あるいは何年か経った後に、昔書いた記事を読み返してみて、

「あの時の自分は、こんなことを思っていたのか・・・」
「いやー、昔に比べて成長したな~」
「おっ、今の自分と変わってない部分もある!」

などなど、自分を「再発見」するためのツールとして活用してみると、案外面白いんじゃないでしょうか。
「うわー、恥ずかしいー!!」って思うかもしれないけど(笑)



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