【和訳】ソロ活動プロモーションの違いと理由【YouTube動画】
【追記:2025/1/7】リリース曲一覧の一部の日付がズレていたので、修正。教えて下った方、ありがとうございます!
出会いはYouTube
好きなYouTuberさんが興味深い解説動画を上げておられましたので、是非皆さんにもご紹介したくて、動画和訳を思い立ちました企画、第二弾。
ちなみに第一弾はこちらです。
主な内容としては、以下になります。
ちなみに、この動画は2023/9/27公開なので、「Layover」発売後、「Golden」発表前時点での話になります。
元動画はこちら。英語字幕が綺麗なので、そのまま自動翻訳にしても不自由なく理解できると思います。42分くらいあって少し長いのですが、見応えがありました。
興味を持たれた方は、是非ご覧になって下さい。そして、是非高評価を!
注意書き
申し訳ないですが、素人仕事なので品質保証はしかねます💦
引用する時は、この記事へのリンクを貼っていただければと思います。
※以下の内容は要約されたもので、全文訳ではありません。
the bts solo promotions: favoritism or proper strategy?(BTSのソロプロモーション:えこひいきか、適切な戦略か?)
2023/09/27 boracity magazineチャンネル(@boracitymagazine)
和訳&要約:音色
0:00 イントロ
BTSメンバーのソロ活動はジャンルやプロモーション方法が異なり、結果も多様です。
活動の規模と形態:
コンサート:世界ツアーから小規模会場での1回公演まで様々
アルバムリリース:1~3枚、またはデジタル公開まで多岐にわたる
プロモーション:複数国での展開から、ほとんど行わないケースも
チャート実績:
ビルボードHot 100で1位を獲得
トップ50やトップ100に入るなど、様々な結果
こういった結果を受けて、ファンの一部からはレーベルやファンのサポートの不平等を訴える声や、結果の差異に対する不満が上がります。
しかし、プロモーションの効果はターゲット層によって異なりますし、成功の定義は画一的ではありません。各メンバーのビジョンに合わせた戦略が採用されていることを知って下さい。
これらは「不平等」や、レーベル・メンバーによる問題ではなく、各人のキャリアビジョンとターゲット層に合わせた賢明な選択を表しています。
2:27 J-HOPEのソロプロモーション
ミクテアルバム「Jack In The Box」はヒップホップファンをターゲットにしており、リスニングパーティーやLollapalooza出演を通じて、彼とBTSに新しい聴衆を開拓。プロモはペースを重視し、長期的な成功を目指しました。
ターゲット層:
K-POPファン以外の、グローバルなヒップホップファン
主なプロモーション:
インディーヒップホップアーティストを招いたリスニングパーティー
Lollapalooza 2022でのヘッドライナー公演(韓国アーティスト初)
ヒップホップファン向けの個人的なインタビューやパフォーマンス
Disney+でのドキュメンタリーリリース
特徴:
デジタルプラットフォーム中心のリリース戦略
長期的なプロモーション戦略(リリース後数ヶ月にわたる活動)
8:22 JINのソロプロモーション
『The Astronaut』は、一般大衆ではなくARMYのために作られた曲です。彼は製作や発表を通じてColdplayとの絆を強め、5つの母国語インタビューで自身の思いを伝え、ARMYへのメッセージを残しました。
ターゲット層:
ARMY(BTSのファン)
主なプロモーション:
2種類のフィジカルアルバムを始めとしとした動画・グッズ展開
Coldplayのアルゼンチン公演でのライブパフォーマンス
4エピソードのブログスタイルショーと、母国語による5つのインタビュー(YouTubeチャンネルやTV向け)
特徴:
軍入隊前の、ARMYへ向けたメッセージ性の強い楽曲
短期間ながら、多様なコンテンツが提供
10:34 RMのソロプロモーション
アルバム「Indigo」はインディーやアンダーグラウンド音楽ファンへ届けられました。彼はミニマルなプロモーションで自身の音楽性と制作過程を深く語り、アートと融合させた実験的な内容は高い評価を受けました。
ターゲット層:
インディーやアンダーグラウンド音楽ファン
メインストリームではないジャンルを評価する層
主なプロモーション:
「シュチタ」を含む、4つの長い会話形式によるインタビュー
アメリカ向けには、唯一NPRのTiny Desk Concertに出演
200人規模の小規模コンサートや、美術館での無観客パフォーマンス
特徴:
フィジカルアルバムをアート作品として制作(通常は2つだが1つ)
芸術・美術への言及と、多彩なコラボレーションアーティスト
15:31 JIMINのソロプロモーション
アルバム「FACE」は、BTSに近いプロモーションを展開。英語での活動を含め、グローバルなポップファンを始め広範な聴衆へ発信し、短い活動期間や米メディアの妨害に関わらず、多くのチャートで記録を樹立しました。
ターゲット層:
グローバルなポップ音楽ファン
主なプロモーション:
The Tonight Show Starring Jimmy Fallonで英語版を披露
Vogue誌の「一日の生活」スタイルのインタビュー
韓国でのK-POPショーや「シュチタ」・ラジオ出演を含むプロモ
特徴:
メインシングルのリミックスをリリース
前出のプロモ要素を取り入れつつ、ファンとのビデオ通話などを追加
21:30 SUGAのソロプロモーション
Agust Dとしてのアルバム「D-Day」では、ARMY~国内外の多様なファンに向けて、「シュチタ」やツアー、ドキュメンタリー、韓国語でのインタビューなど、幅広く独自性の高いプロモーションが行われました。
ターゲット層:
K-POP以外の韓国の聴衆から、グローバルなヒップホップ音楽ファン
主なプロモーション:
自身のトークショー「シュチタ」を含む様々なインタビュー
アメリカとアジアでのソールドアウトツアー
Disney+でのドキュメンタリーリリース
特徴:
3つの異なるスタイルのシングルとMVによる、広い層へのアピール
母国語(韓国語)での表現を優先し、通訳付きインタビューを実施
26:39 JUNGKOOKのソロプロモーション
『Seven』は現代のポップ界に適したスタイルで、メインストリーム聴衆をターゲットに英米韓で積極的なプロモーションが実施されました。結果、彼はHot 100で1位を獲得した2人目のBTSメンバーとなりました。
ターゲット層:
特に欧米を意識した、グローバルなメインストリーム市場
主なプロモーション:
アメリカ、イギリス、韓国での多様なメディア出演
Good Morning Americaを始めとするライブパフォーマンス
3つのリミックスEPリリース
特徴:
クリーンVer.やCalvin Klein CMにも窺える、新しいアーティスト像
米国向けのシンプルなフィジカルCD
34:00 Vのソロプロモーション
アルバム「Layover」では5本のMVをリリースし、アルバム全体をプロモーションする新しい戦略を採用。効果的なプロモーションにより、グローバルな聴衆に韓国のR&Bアルバムと彼の個性をアピールしました。
ターゲット層:
グローバルな音楽リスナーとR&B・ソウルミュージックリスナー
主なプロモーション:
アルバムリリースに伴う複数のインタビュー
日本でのソロプロモを含む、音楽番組やバラエティ番組への出演
Tiny Desk KoreaとNPRのTiny Desk Concertの両方に出演
特徴:
他メンバーのMV最大数3に対し、5つの異なるMVをリリース
アルバム全曲をK-POPのTVショーで公開
38:40 BTSとしてのプロモーション
BTSはソロ活動と並行してグループ楽曲もリリース。K-POPファン向けの『Run BTS』、若者向けの『The Planet』、ARMY向けの『Take Two』など、それぞれ異なる層への適切なプロモーションが行われています。
ターゲット層:
『Run BTS』:K-POPファン
『The Planet』:若年層
『Take Two』:ARMY
主なプロモーション:
『Run BTS』:ダンスプラクティス動画、TikTokでのダンチャレ
『The Planet』:ショーに関連したMVとプロモーション
『Take Two』:MVやリミックスなしでも高いチャート成績を残した
40:27 結論
BTSメンバーはそれぞれ異なるキャリアビジョンと音楽スタイルを持ち、多様なプロモーションにより、新しい聴衆を獲得しています。
ファンはその違いを理解し、彼らの多面的な魅力を受け入れることが重要です。