読書① 「メモの魔力」
おはようございます。
以前投稿した通り、読んだ本の感想をどんどん書いていきます。
記念すべき1回目は、前田裕二氏著 『メモの魔力』です。
おそらくnoteを頑張っている皆様の中にも読んだことがある人が多いと思います。
この本を選んだ理由は、「読書といえばビジネス書でしょ!」
という安直な理由もありますが人気の理由を知りたかったというのが本音です。
それも加えて先日たまたま観たテレビ番組で前田氏が取り上げられていたのもあります。
自分の感想に関してですが、本当に率直に思った事を羅列していくだけなので、
「子供の感想文かよ!」と思うところもあるかも知れませんがご容赦ください。
読み進めていく上で個人的に最初に思ったことは、読者に対してすごく優しい著者だという事でした。
いきなり内容関係無いじゃないかと思うかも知れませんが、よくあるビジネス書や自己啓発本だと、考え方や学んだ事ををすぐに実行しましょう、或いはあなたはこれで変われます。と言った、投げっぱなしジャーマンみたいな印象がありました。
ですが前田氏は、本の中で取り上げた自分の考え方(この本の場合はメモの取り方)をもしできない場合は、〇〇しましょう。と別の提案をしてくれています。
これのおかげで決して自分にもできない事じゃないと思わせてくれる、人を前向きにさせるのがとても上手い人だと感じました。
これには学生や、普段読書に慣れていない人も助かるのではないでしょうか?
内容に関してはタイトルにもあるように、メモについての考え方が書かれているのですが、自分が今までどうとも思っていなかったメモの概念が崩れました。
自分の中でメモといえば物事を忘れないようにしたり、後で思い出せるようにしておくツール・・・(あとは上司に頑張ってるアピールするためとか)
ぐらいにしか考えていなかったのですが、前田氏に関してはそこから新たなアイディアを生み出せるまさに魔法のような物になっています。
1つの事実から事柄を導き出して他の物に転用していく。
本の中では『知的生産』と称されていました。
アイディアを生み出す方法をここまでわかりやすく表現できる事にまず驚いたのですが、さらにはその量の多さがすごい!
何かを成し遂げる人はとてつもないアイディアが急に舞い降りてくるものだと思っていましたが、そこに至るまでにとても多くの事を考え、行動をしていました。
もちろんそれ自体が常人のそれを超えていると個人的には思ってしまいますけど・・・
本の中で何度も登場してくる『ファクト→抽象化→転用』というフレームワークがいかに人生の中で有用であるかが理解できる内容でした。
1回目ということでざっくりですが、記憶の補助ぐらいにしか考えていなかったメモという物が考え方を変えるだけでここまで大きな力を持つものに化けるという事を学ぶことのできるとても良い本でした。
また、この本にはオリジナルの自己分析を行うための質問表が付いているので今度はそれをトライしてみて自分を振り返ってみます。
とりあえず思った事を書いたのですが、もし同じ本を読んだ方がいて
「自分はこう考えた。」「それは違うんじゃない?」
など何か思うことがあればコメントくれると嬉しいです。
文章を書くという事自体不慣れなのもありますが、とにかく見聞を広げるためにこれから色々な本を読んでいこうと考えてますので良かったら応援してください!