豊橋郷土史友会が発行していた雑誌『郷土』
以前、以下の記事で名古屋の古本屋を回った際に購入した古本を紹介したが、引き続き購入した本を紹介したい。今回紹介する雑誌は豊橋郷土史友会が発行していた雑誌『郷土』第2巻第3号である。この雑誌は一部が豊橋市立図書館に所蔵されているが、全号はないようである。蔵書検索システムでは、第2巻第3巻の目次情報が収録されているが、以下に他の書誌情報と写真を含めて紹介したい。
雑誌名:郷土 第二巻第三号
大きさ:約22.2cm×約15.2cm、活版印刷
納本:大正12年3月5日
発行:大正12年3月6日
編集兼発行人:丸地幸之助 愛知県豊橋市大字八百四十一番地
印刷所:豊橋印刷所 愛知県豊橋市大字上傳馬九十八番地
発行所:豊橋郷土史友会 愛知県豊橋市大字八百四十一番地
頁数:42頁
巻頭言
三河一宮 砥鹿神社について 豊田伊三美
宝国山と萩原芳信 丸地古城
田峰観音と城主菅沼 呑洋学人
土肥二三翁と琵琶石 廣岩梅志
三河名所 鸚鵡石由来 藤城實治
天保飢民一気の史料 山本松二
東参地方の古写経 舟橋水哉
会友豊田兄に答う 本誌全号『須恵の器に就て』を読みて 丸地古城
再び須恵の器について 豊田生
吉田の伝説 関の小万 藤村一舟
郷土文藝 編輯局選
読史余韻 山本松二
東参八景 後藤吏佐
伐木 揄木幸子
俳句
彙報
丸地幸之助(丸地古城)、豊田伊三美(豊田珍比古)は考古学を研究していた人物で、以下のように豊橋市美術博物館では特設展も開催されている。豊橋郷土史友会は豊橋市の郷土研究関連の初期の活動になるのだろうか。
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