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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 vol.010

ちょっとコーヒーから離れた長い話で今回ははじめます。最近、ふと思い出す物事が多いんです。その中のひとつにアメリカの国務省が出している言語習得に関する情報がありました。正確には、U.S. Department of State(アメリカ国務省)のForeign Service Institute(外交官養成局)が出している情報です。ここに、母語を英語とする人(ここでは将来の外交官志望者を対象)が実務レベルの日本語を習得するのにかかる時間が書いてあります。

日本語は、“Super-hard languages”(超ムズイ言語)にカテゴライズされていて、かかる時間は2200時間とあります。ということは、逆も然りで、日本語を母語とする日本人が英語を実務レベルで習得するのには2200時間以上は間違いなくかかるということも言えそうです。(外交官を目指す人レベルで2200時間なので倍以上かかったとしてもおかしくありません)

仮に、学校で英語を学ぶように、1日に1時間英語の勉強を毎日続けたとしても1年で365時間。これを6年続けると、365×6=2190時間。外交官レベルを目指す人が1日1時間ペースで勉強しても6年です。(だから中学、高校と6年も英語勉強したのにできない!と嘆くのはちょいと早いと思います)

なんでこんな話をしたかというと、よくなんでも2000時間かければものになるって聞きませんか? この言語習得もまさにと思ったんです。そして、ここからが肝心です。僕がコーヒー豆の自家焙煎の腕前を実務レベル(お店で提供できるレベル)まであげるとするなら最低2000時間と仮定したんです。

1回のコーヒー豆の焙煎が15分とすると、1時間に4回焙煎ができることになります。ということは、4回/1h× 2000時間=8000回 の焙煎をすればもしかしたら僕の焙煎の腕も恥ずかしくないものになるのではと思っちゃったのです。

今回の焙煎の記録はやっと10回目です。そんな単純にはいかないでしょうが、あと7990回焙煎したら自分の中の何かが変わると思ったら、俄然やる気が出てきました(笑)。小さな一歩。されどその一歩が大きな一歩となると本気で思います。そして、はじめれば、何かがきっかけでもっと早まるかもしれないですもんね。

さて、それでは今回の焙煎記録です→

日:2020年7月4日(土曜日)
豆:
エチオピア GRADE4 (生豆本舗)
生豆の重さ:200g
焙煎後の重さ:160g
1ハゼ:7:15
焙煎時間:11:00
色:シティ
<感想>

前回のグアテマラよりも煎りが深いせいか(焙煎後の豆の重さが軽い)、油分が豆の表面に多く出ています。このエチオピアのG4の生豆のサイズは大きめでした。

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