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コーヒーと考察 Vol.24 インスタントカップ製品の蓋
考察といっても大したことは書いていません。ほぼ自分の備忘録的なこのコーナー。コーヒーのこと、そうじゃないこと何でも書きます。
今回は本当に些細なこと。でも気になることです。
それはずばりインスタントカップ製品の蓋。カップ麺などのあの蓋です。
すごく久しぶりにカップ麺と、さらにはじめてカップライスなるものを買ってみました。
そこで気になったのが、あの蓋。全然昔と変わっていないじゃないか。特にあの開ける部分だけぴょこっと出ているところ。
中にはその「ぴょこっと」がふたつあったりする製品もあるのですが、なんとも頼りない。
実際にカップ製品の蓋を開け、熱湯を注ぎ、蓋をします。そうするとぴょこっとが、ぴょこっと外れて、ぴょこっと開くわけです。
そうなると昔から割り箸をクリッパーがわりにして蓋を止めるのが粋のようになってきます。
どうしてここまでカップ麺等のバリエーションが増えて、味だってよくなっている(はず)のに、蓋のぴょこっとが変わっていないんだ。
でもこれは業者の皆様、チャンスかもしれません。
調べてみると、カップ麺専用の蓋だけを売っていたりするのですね。
でも、そのような商品を欲しいわけではないのです。そもそもぼくのようなタイプの人間だと、専用の蓋(もしくわクリッパー)を買ったところで、必要な時に見つからなくなるのは目に見えています。
それが故にカップ麺の蓋デザインを改良すればそこで完結します。
こんな些細なことがとても大事なはず。ぴょこっとの改良がヒット商品を産み出す可能性もあるわけです。
そんなことを考えながら、小学生の時に駄菓子屋で食べてたブタメンを思い出しました。
あのブタメン。駄菓子屋のおばあちゃんがくれるプラスチック製のフォークで蓋に穴を開けて本体ととめていたっけな。あれ、すごくよかった。もちろんプラスチック製品を無駄遣いするのはよろしくないのですが、体験としてすごく印象に残っています。
ちょっとしたことでも、なんというか特別な方法で食べたことって記憶に残りますよね。思い出がつくれるぐらいの蓋。
そんなことを考えながら、はじめてのカップライス(ハヤシメシ)を食べてみました。めちゃくちゃうまい。すごいな。感心しました。
インスタント系のものを食べることは年に数回したありませんが、このクオリティーはすごい。
それが故に、蓋よ。
余談ですが、ハヤシメシを平らげた後に、飲んだ自家製エルサルバドルとエチオピアのブレンドコーヒーがすごくおいしかった(笑)。
たま〜に、こんなインスタント製品やファストフードが無性に食べたくなるときがあります。
たま〜にだから気づくこともあるのかな。
今日は水曜日。曜日感覚がおかしくなります。外ではシトシト雨が降っている。今がちょうど夏から秋への変わり目を感じる時期。
あっという間の夏。
雨音を聞きながら眠りにつこう。
おやすみなさい。
<今日の誕生日> 8月16日 ベリンダ・カーライル(1958 - )この日生まれたアメリカの歌手である。ゴーゴーズのヴォーカル。