久保大輔

早大院 | リバプール大学MBA(フットボール専攻) | 京都外大卒|国内外サッカークラブ勤務、吉本興業スポーツを経て起業|いまだに試行錯誤中|食事・睡眠・運動オタク|大学1浪3留。大学院では教授より放逐→転機・覚醒|スポーツビジネス講師(京都医健専門学校/法政大学)

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早大院 | リバプール大学MBA(フットボール専攻) | 京都外大卒|国内外サッカークラブ勤務、吉本興業スポーツを経て起業|いまだに試行錯誤中|食事・睡眠・運動オタク|大学1浪3留。大学院では教授より放逐→転機・覚醒|スポーツビジネス講師(京都医健専門学校/法政大学)

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最近の記事

異文化で見つけた成長の本質

留学の真の価値に気づく 海外留学の価値 について考察する機会がありました。 私自身の英国留学の経験を振り返り、 その本質的な意味を探りました。 留学は単なる英語力向上の 手段以上のものであり、 私にとっては 人間としての成長を促す大きな試練でもありました。 異文化での生活が培ったもの 海外留学は確かに 英語力を向上させるための最適な環境です。 異国の地で日々繰り返される英語の使用は、 教科書の学びを超えた実践的な言語習得をもたらします。 しかしそれ以上に強く印

    • 理想と現実のギャップで見つけた「続ける強さ」

      「サンガから吉本に行ったら、何か面白いことになるかも」 そんな思いで転職した1年目。 サッカーとエンタメを巧みに融合させて、 日本中を大笑いさせながら サッカー業界を盛り上げたい! と期待に胸を膨らませてました。 が、現実は「うまいこといかんなぁ…」 の連続。 空回りの連続と、成長の種 毎日営業に回り、 いろんなの方と仲良くなろうと必死に話しかける。 でも、こちらが意気込めば意気込むほど 微妙な沈黙が流れる。 「何か違うなぁ…」と思いつつも、 と自分に言い聞

      • リバプール大学での貴重な経験

        イングランドで過ごした日々は、 私にとって忘れられない特別な時間。 リバプール大学では、 サッカー部に所属し、 数々の貴重な経験を重ねました。 そこでは スポーツの持つ力、 そしてチームと地域との絆が どれだけ深いものかを肌で感じることができました。 地域とともに歩む〜Fontが教えてくれたこと サッカー部の練習後、必ず訪れた場所。 それは、大学近くのパブ『Font』でした。 ビール片手に試合について語り合ったり テレビでリバプールを応援したり、 『Font』

        • サポーターとともに歩んだ道。そして、ちょっとした「懺悔」

          正直に言うと当時の私は、 完全に勘違いしていました。 京都サンガでサポーターの皆さんと 初めて接し始めたころは何もかも手探り状態。 ですがインタビューを通じて 少しずつ仲良くなり、 アウェイゲームに一緒に車で遠征するほど 親密な関係を築くことができました。 ファンクラブ会員数が 目に見えて増えていったときには、 心の中でガッツポーズ。 「久保さんですよね?」 と駅で声をかけられるなんてこともあり、 気分はまるでちょっとした有名人。 いや、少し… いや、かなり調

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        • ビジョン
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        • 実現したい世界を言語化する
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        • 長期的視点
          136本

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          未来を変えるための一歩

          日々、何か新しいことに挑戦し、小さな一歩を積み重ねていく。それはシンプルに見えますが、実際に続けることは意外と難しいものです。私もその難しさに何度も直面してきました。 この言葉にあるように、まずは小さな一歩を大切にし、その積み重ねが大きな変化を生むことを信じています。何よりも大切なのは、「自分を信じて、まず動いてみる」というシンプルな姿勢です。 この言葉は、私が何度も挑戦を続けられた理由の一つです。挑戦には失敗もつきものですが、まず動き出さなければ何も始まりません。一歩踏

          未来を変えるための一歩

          東京出張

          朝早く、京都を出発。 車窓から広がる景色を眺めつつ、 二日間の目標とスケジュールを確認しました。 という言葉があるけれど、 これからの一歩一歩が、 どんな景色を見せてくれるのかと 期待でいっぱいでした。 最初に訪れたのは 国立西洋美術館の「モネ展」 圧倒的な色彩の深みに、 思わず時間を忘れるほど。 という言葉が、 まさにここで腑に落ちました。 静かに輝くモネの作品を前に、 インスピレーションが沸き上がってきます。 次に訪れたのは、 東急プラザ銀座。 都会の

          「使うイメージ」ができなければ私たちは買わない

          新しい市場は、人々の好みや技術の発達によって生み出されるだけではなく、売り手が人々の好みを積極的に変化させ、彼らの新しい可能性を教えることによって現れる。 これは、今読み進めている「エフェクチュエーション」に書かれていた一節。米国が世界の株式を飲み込むのでは?という見出しで米国企業の一人勝ちがここ最近の新聞で報道されていましたが、そのトップに君臨するApple社。同社は「顧客調査」をしないことで有名です。人々の好みを知ろうとせず、人々の好みを積極的に変化させて商品を売ってい

          「使うイメージ」ができなければ私たちは買わない

          不安とうまく付き合うための考え方

          コップには「もう半分しか水が入っていない」のか「まだ水が半分残っている」のか。目の前の事象に対する解釈によって、見える世界がまったく別物に映ることはよくあります。「失敗」を「経験」と解釈したり、「苦しみ」を「成長の糧」と解釈したり。 解釈は、解釈をする人のパーソナリティによるところが大きく、どうしてもポジティブな解釈ができないという人もいます。ですが、科学的根拠にもとづいた解釈なら話は違ってくるかもしれません。 「心配事の97%は起こらない」という事実は有名。心配事に対し

          不安とうまく付き合うための考え方

          激しく上下する感情とうまく付き合う方法

          マインドフルネスは、「過去に思いを巡らせたり、未来を思い悩んだりせず、現在に集中すること」を推奨する考え方。サイコパス的に、「狙った目標は何が何でも達成する」という強い意志を持てる人は、マインドフルネス的にも優れていると言われています。 目標は、長期的なものを立てつつ、中期、短期の小さな複数の目標に分解して、そのひとつひとつを目指して努力するもの。過去のことや未来のことにとらわれず、いまこの瞬間を大切に行動できる人は、目標達成率も高い。 朝、運動したり掃除をしたり勉強した

          激しく上下する感情とうまく付き合う方法

          完璧なチャンスを待って、ぐずぐずと時間を無駄にしてはいけない

          年の瀬。2021年も終わりが近づいてきました。思い返せばコロナ。今年も難しい一年でした。それでも「これは!」と思える何かを成し遂げられたかどうか?年末はそんな振り返りの時間。年始からスタートダッシュできるよう、今を大切に、今年一年を省みる時間にあてたいものです。 ところで皆さんは、「年始の目標」を立てますでしょうか。もしくは、今年の初めに目標を立てましたでしょうか?一年の計は元旦にあり。そして目標は実行できたでしょうか? 目標を立てるときはおそらく「わくわく」という感情が

          完璧なチャンスを待って、ぐずぐずと時間を無駄にしてはいけない

          考えすぎて行動できず、結果も出ない

          実存が本質に先行する サルトルという哲学者が残した言葉です。人間はまずそこに存在して、いろんな人に出会い、学び、経験し、失敗して、その後に「どんな人間なのか」が決まります。決められた何かではなく、なりたい何かになるために、私たちは存在しているのです。 いうまでもありませんが、私たちは自分の運命を決める自由があります。ですが目標を達成するためには、楽しいことばかりを追求するのではなく、まず苦しいことに飛び込むというパラドクスを受け入れる必要がある、ということもまた真理。

          考えすぎて行動できず、結果も出ない

          定期的な接触によるネットワーキングがいつか自分を助けてくれる

          「何を持っているか」 「誰を知っているか」 は、何か新しいことを始めるときに考えるべきポイント。自分が持っている知識や能力を使って「何ができるだろうか」と自問することが、初めの一歩を踏み出すきっかけになります。 大学生なら就職、新入社員なら売上、社長なら業績アップ、起業家なら上場を目指すのでしょうか?今の自分よりかなり上の目標を立てることは大事なことですが、「これらを達成するために何をすればよいのか?」という問いはちょっと危険。 最初のうちは結果を求めるよりも、「手持ち

          定期的な接触によるネットワーキングがいつか自分を助けてくれる

          「無意識」できるようになったときが次なる学びのタイミング

          ことあるごとに「むかつ●」という言葉を使ってしまう人。私の周りにもいました。ですが、世の中の複雑な状況下において私たちの内側には、複数の感情が入り混じっているはず。なのでシンプルに「むかつ●」といった感情だけでいつもまとめられるなんてちょっと無理があると思っています。 「感情の粒度」という心理学の用語があって、わたしたちが抱く複雑であいまいな感情を、うまく言語化できるスキルのことを指します。実は感情の粒度が精神衛生上、とても役に立つことが最近の研究でわかってきているのです。

          「無意識」できるようになったときが次なる学びのタイミング

          手持ちの限られた手段で、とにかく動き出す

          「マーケティング」は、考えうる予測をもとに計画し、できるだけ確度の高い実践をすることで結果を導き出す論理。学術的に研究したり、現場で実践したり、私もマーケティングの可能性に惹かれた者のひとりです。 「予測」がイノベーションの可能性を限定する。そんな反証的理論を形成するのが「エフェクチュエーション」であり、最近必死に勉強している学問分野です。まだ全然わかっていないのですが、インプットしたことをアウトプットして頭の中のカオスをできるだけ整理したいと思います。 事前にネガティブ

          手持ちの限られた手段で、とにかく動き出す

          反省する前に明らかにすべき「目的」

          振り返りと反省、思考と改善は、何事においても不可欠。営業においてクライアントと向き合い、話し、成約の可否をいただくという一連の流れにおいて「結果から逆算した思考」をもって振り返り、反省して、改善案を考えて、次の商談に生かすというサイクルがあるからこそ、営業成績が向上していきます。 サッカーにおいても同じでしょう。日々の練習があり、練習は2時間程度ですが、その前後で自分が何をしていたかを記録しておけば、週末の試合で得られた結果との関連性を探ることができます。いうまでもなく試合

          反省する前に明らかにすべき「目的」

          たとえわずかでも前進した自分を日々感じる

          「思い込み」が根拠のない自信になって、自信を持って発言したり行動したりできるようになります。打席に立つ回数が増えれば必然的に、そして偶然にヒットが出ることもあります。そんな「成功体験」が、人をその気にさせてさらに行動が促進、以下同じサイクルで、この繰り返しが人を成長へと導くんだと思います。 ですがときに思い込みは、捨てた方がいい場合があります。妙なこだわりを捨てて人の意見を聞くようになると、「考えもしなかった」ことがたくさん出てきます。思い込みという曇りがなくなるから、世界

          たとえわずかでも前進した自分を日々感じる