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咳に効く小松菜と白魚とクルミのパスタ

冬は寒く空気が冷たく、寒邪が旺盛の季節となります。

・寒邪によって、冷えの症状が現れると腎を傷め疲れやすくなったり、老化が進みます。

・気の巡りと血の流れが悪くなり、体に痛みの症状を引き起こします。

・筋肉・経脈や関節が痙攣を起こし、気管支炎、咳、喘息の症状が出ます。

冬の風邪をひいて、咳だけがなかなか治らないことはありませんか。いくら咳止めの薬を飲んでも治らない時は、薬膳による食事療法を試してみてはいかがでしょうか。

【咳に効く小松菜と白魚とクルミのパスタの作り方】

小松菜
肺、肝、胃、大腸に作用し、虚弱した肺を滋養し咳や喘息を鎮めます。

白魚(シラス)
脾、胃、肝に作用し、胃腸を整え、疲労回復し、肺を潤し、咳を鎮めます。

クルミ
腎、肺、大腸に作用し、肺を温め、慢性咳、喘息を鎮めます。また腎を温め、冷えを解消します。

パスタ(小麦)
心、脾、腎に作用し、胃腸、腎を整え、食欲不振を解消し、精神不安を取り除き心を落ち着かせるので、安眠できます。

1. オリーブオイルで、小松菜、白魚、刻んだクルミを炒め、塩・コショウします。
2. 茹でたてのパスタと絡めて出来上がりです。

薬膳は、単に咳止めの食材や生薬を摂取するのではなく、肺を滋養し健康にするために、肺に食物の栄養を送る胃腸を養い、冷えや疲労回復を解消するために腎機能を助ける食材を組み合わせて料理を作ります。

その他、暖房で乾燥しやすい冬に、喉の粘膜を保護する昆布水もオススメです。昆布水は、ポットに細切り昆布とお水を入れるだけです。冷蔵庫で飲んだら水を継ぎ足して1週間は保存できます。とろりとした昆布水は、喉を潤してくれ保護してくれます。

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