進捗と枚数
太宰治賞むけのドラフトができた。
300枚。
僕は短い話が苦手だ。大きなプロットがあったら、一つの主題だけではなく、関連する主題も扱いたい。暗喩でかさねて、大きなハーモニーをひびかせたい。
というのも、普段、そうやって物事のつながりを考えながら生きてるじゃない?
とおもうので。
純文学公募のセオリーだと、一つの主題を最多180枚くらいで丁寧に描写して、説明しすぎず、ぶったぎるようにおわらせて、はい形通りの純文学です!
なのはわかってる。近代日本文学のリメイクだ。
でもそういう小説をよんでいるとどうにも、途中で飽きてくるのだ。(すんません
~ようするに作者にみえているのはこれくらいの世界で、この主題を小説化していて、あとは文体強度または情感を味わえってことね、と。
それで重層的な作品を書いてしまう。不利にはなるとおもう。それでもこれでやるけどね。
主題のつながり、生活の中の知の現れ方そのものが、伝えたいことなので。
これだけのことをまとめあげて三幕におさめたのか!というエネルギーと無謀さを面白がってほしい。丁寧なうまい小説なんていくらでもあるのだから。
と、いいつつ、これがこけたら、120枚くらいでテーマ絞った作品ことばとにでもだします。笑