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2025年2月公開の注目映画5選
2月14日公開、『マイ・スイートルーム』
旅先のホテルで彼女と喧嘩したサトル(25歳)。外で頭を冷やそうと部屋を飛び出し、エレベーターを待っていた彼の鼓膜に、どこからともなく聴こえてくる"何かを叩く音"。SOSを意味するモールス信号だと気付いたサトルは、音の発信源である部屋を何とか突き止める。部屋の前で対応をあれこれ考える彼だったが、突然部屋のドアが開き"あるもの"を目撃したことで、奇妙な渦に強制的に巻き込まれていく。一方、サトルへの怒りが冷めやらぬ彼女サトミは、サトルへの腹いせに大浴場やルームサービスなど、一人でホテルステイを満喫することに。サトミはサトルが発するSOSに気付き、彼を救い出すことができるのか。
2月17日公開、『癖(へき)』
村重祐介、29歳、童貞。彼の唯一の趣味は、個性的なデザインのパンツを履くこと。職場の出世競争で遅れをとり始め、周囲の友人たちとの"結婚レース"でも先を行かれる彼は、密かに変なパンツを履くことでしか、自分を満たすことができずにいた。そんな"変態性"を抱える祐介は、高校の同窓会で10年ぶりに再開した宮崎雅から、「不思議な魅力がある」という理由からアプローチを受けるようになり…。徐々に心の距離を詰めていく二人だったが、ある夜、祐介に突然舞い込んできた"卒業"のチャンス。しかしその日履いているパンツは、よりによって絶対に雅に見られてはならない"あの"パンツであった。彼は、華麗に癖(へき)を隠しながら、無事に卒業を果たすことができるのか。
2月28日公開、『I、会い、愛。』
片田舎の進学校に通う高校生の拓馬は、幼い頃に両親が離婚し、病気がちな母と二人三脚で暮らしていた。そんな彼には最近、気になる存在がいる。物理の小林先生だ。白髪混じりの顎髭を触る癖がある小林は、物理に留まらず、政治、経済、哲学、アートなど、あらゆる分野に精通し、含蓄のある授業で拓馬を含む生徒たちの心を鷲掴みにしていた。とある週末、街中で偶然小林を見かけた拓馬は、見たことのない小林の一面を目撃していき、小林への執着を加速させていく。17歳の拓馬は、小林に対して抱く感情に名前を付けることができるのか。
2月5日公開、『ただいま』
夏休みの自由研究のテーマに"タイムマシンの実現"を選んだ小学5年生のミサは、家族や友人との時間を適当に過ごしながら、昼夜を問わずタイムマシンの開発に没頭する。やりたくもない宿題、そろそろ考えなければならない小学校卒業後の進路、何だか上手くいかない家族や友人との会話。悩みが尽きないミサは、タイムマシンの開発を行っているときだけは全てから解放され、生身のミサに戻ることができていた。夏休み最終日、奇跡的に完成したタイムマシンを目の前に、えも言われぬ興奮と達成感に包まれるミサだったが、ほどなくして彼女は"無限の行き先"に頭を悩ませることになる。苦悩の末、彼女が選んだ行き先とは…。
2月23日公開、『令和ロマン 〜二人の大学生が、全てを終わらせるまで〜』
M-1グランプリ2連覇を果たしたお笑いコンビ令和ロマン。彼らのコンビ結成前夜から、彼らが伝説となった夜までの3,285日間に密着したドキュメンタリー。天才・髙比良くるまが、遂に見つけたモラトリアム"M-1"。常人の8倍の濃さを誇る彼の日常と、面白さへの異常なまでの執着。「M-1グランプリ2連覇という未来が決定した」とくるまが語る、"吉祥寺のマックでの10時間"とは…。一方、もう一人の天才・松井ケムリは、様々な天才たちに囲まれ生きることの興奮と苦悩を語る。「2連覇するのが怖い」と何度も漏らす彼の横顔が語る真意と、2連覇したことで見えた景色とは…。会場が涙に包まれ、お笑いファンの中で今なお語り継がれる伝説のネタ『独居老人』のノーカット版を含む。
※本記事で紹介している作品はすべて架空の作品です。ご注意ください。