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とりあえずToDoリストに放り込んで

私はなんでもかんでもToDoリストに放り込む。生活必需品の買い出しやゴミ出しなど、本当にしなければならないことは勿論のこと、気になっている映画を見に行くことや、気になっているカフェに行くことなど、俗に言う"やりたいこと"もちゃっかりToDoリストに加える。ToDoリストに書くことで、"やれたらいいなぁ"という漠然とした夢ではなく、"やらなければならない"具体的なタスクとなる。そうなればもう、あとはこなすだけだ。

このToDoリスト運用は、2024年に始めて良かった習慣の一つだ。ノイズの多い現代社会では、頭の中だけで"やりたいなぁ"と思っていることの99%はいつしか忘れ去り、そのまま死ぬまで忘れ去るか、ふと思い出した時にはすっかり熱が冷めてしまっているかのどちらかだ。その点、このToDoリストは"やりたいことメモ"としても働くため、やりたいと思った瞬間にとりあえずリストに起票してしまえば、それを忘れて取りこぼすことはなくなる。

ToDoリストは、自分が本当にやりたいことを見極めることにも役立つ。私はとりあえずやりたいと思ったことをリストに起票しているので、タスクをこなしていかなければリストがどんどん溜まっていく。すると、なかなか実行されないタスクはリストにずっと居座り続けることになる。その時点で私の中ではもはや"やりたいことではない”という判断になり、一旦リストから削除されることになる。このようにToDoリストは、”本当にやりたいこと”と”実はそうでもないこと”を仕分けし、時間やお金といった限りあるリソースを何に割くかの検討を手助けしてくれる。

最近では、ToDoリスト運用の一つ先、"カレンダー運用"を始めるようになった。これは、やりたいと思ったことをリストに書くだけではなく、実行する日時まで仮で決めてしまいカレンダーに登録するというものだ。この習慣のいいところは、単なるToDoリストよりも強制力が強いことに加え、"とてつもなく暇で、スマホを触っていたら気付いたら終了する"で有名な休日と別れを告げることができることにある。休みの日の朝に"今日何しようかなぁ"と考え始め、とりあえずネットで"東京 休日 遊び"などと調べようと思ってスマホを見始めたら、気付いたら15時とかになっているあの悪夢とはもうおさらばなのだ。

さらに、カレンダーを覗くと少し先に色々な楽しみが常に待ち受けている状態が、私の精神を2,3段階明るくさせている。子どもの頃、クリスマスを待つあの1ヶ月が、クリスマス当日に匹敵するほどの楽しさを持っていたことを私は忘れていない。少なくとも私は、未来の楽しみのために今の苦痛を乗り越えられる人間なので、その意味で未来に楽しみを持っておく習慣は大きな力を持つ。

最後に、今現在私のToDoリストに並んでいる事柄を公開する。誰の得にもならないことは、多分本人が一番分かっている。

  • ToDoリスト

    • 夕方の◯◯駅周辺を散歩

    • 高校時代の部活のグループLINE動かす(忘年会呼びかけ)

    • ◯◯駅のパノラマプールに泳ぎに行く

    • 映画『あの人が消えた』を見に行く

    • 映画『傲慢と善良』を見に行く

    • 漫画『この世は戦う価値がある』3巻買いに行く

    • Amazon買い物かご清算(積ん読11冊)

    • 羽毛布団粗大ゴミ申込み

    • 航空券購入(いとこ結婚式)

    • ◯◯アプリ開発

    • 9月 仕事 頑張る


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