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会社が大きいと、何か勘違いした客が来るのはなぜだろう 再投稿とあとがき

自由な接客をしたいと思っている人は多いんじゃないかと思います。

大きなチェーン店で働いている人は、特に。

僕は高校生の時からサービス業で働いていました。

高校はコンビニで、大学からはコーヒーチェーンと。

どちらも会社の規模が大きく、日本全国どこにでもあるお店です。

そうなると厄介な事があって。

お客さんの中に勘違いした人が出てくるんです。

サービスを受けて当たり前、何かあったら本部に電話するからと。

こんな人が本当にいて。

物を投げる人も本当にいて。

相手が学生だからなのか、言いなりになると思っている。

大抵は、店長が対応したら矛を収める人がほとんどで。

そんな世界を見てきたからか、僕は早く権限が欲しかったのです。

全部の責任を負う代わりに、「帰ってくれ」と言える権限が。

お客さんが失礼な態度をとっても、チェーン店では店員に怒られた事はないと思います。

それは、その後のクレーム処理や、本部への連絡などにより時間が奪われるので、早くその場を収めたいからです。

会社の偉い人は「クレームは店舗を改善する為の貴重な声」みたな事を言いますが、じゃあ現場に立ってみてください。

健全なクレームもあれば、とんでもなく理不尽な事もあるんだから。

昔、お世話になった上司とクレームについて話していた時に、ぼそっとこんな事を言ってました。

「ラーメン屋は気に入らない客がいたら「帰ってくれ」と言えるのに、何でコーヒー屋は駄目なんだろうな」

チェーン店として見られるか、個人のお店として見られるかの違いだと思います。

だから、個人経営のコーヒー屋に行って、怒られたお客さんのレビューとかを見ると、そりゃそうだと思う事が多いです。

コーヒー屋というだけで、全てのお店がスタバみたいなサービスが受けられると思ったら大間違い。

あれが基準だと思うと、痛い目に合います。

でも、チェーン店の人にも、もっと優しくしてくださいね。

相手(会社の規模)によって態度を変える人は、人としてどうかと思います。

全ての人が店員に敬語が使えるようになったら、日本のサービス業の離職率は5%は下がるんじゃないかと、本気で思っています。

〜あとがき〜

相手によって態度を変える人の多いこと多いこと。

大人に絶望したのはサービス業を始めてからで。

歳を取れば立派になれる訳ではない。と、知ったのも、サービス業を始めてからでした。

働き始めるまで、大人と触れ合うのは両親と先生ぐらいで、自分とは全く関係のない人と触れ合うのは、仕事をしてからだと思います。

それまでの繋がりは、血だったり、利害関係があって。

仕事で出会う大人達は、そんなのが無く。

だからこそ、機能の一部として見られます。

なので、少しのミスで怒鳴る人もいれば、虫の居所が悪いのか、理不尽な要求を突きつけてくる人もいて。

今でも反面教師としての意味しかないと思ってます。

お店を始めてからは、おかしなクレームを受ける事はなく。

やはり、大きなお店、大きな看板には、何かを勘違いした人が寄ってくるのでしょう。

誘蛾灯と同じ効果があるのかもしれませんね。

やはり、理不尽なクレーマーは害虫と同じなのか。

これはあまりにも口が悪いな。

でも、理不尽なクレーマーは、害虫と呼んでもいいと思う。

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