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体重管理のその先へ
多くの人がトレーニングを始めるきっかけとして、「体重を減らしたい」という目標を掲げています。
自発的に体重管理に取り組む人もいれば、健康診断の結果が思わしくなくて医師の指導により仕方なく…という方もいらっしゃると思います。
「痩せているのがキレイ、太っているのは醜い」
という美醜に対する意識は日本においても、欧米の“ボディポジティブムーブメント”の影響を受けて変化してきています。
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サイズに囚われず、ありのままの自己を表現できる社会は、個人の自由や尊厳を守ることだけでなく、過剰ともいえた“痩せ“に対する社会の執着をはがし、より多くの人が活躍できる契機となりました。
それによりまた多くの人が励まされるという良い社会循環となっているということも多くのメディアや雑誌などで確認できます。
しかしその素晴らしい啓蒙の反面、「健康」という観点からみると体重管理における社会的な意識がそこまで大きく変化したとは思えないのが実情ではないでしょうか。
“サイズに囚われない美しさ“の広まりが、健康的な意識の向上に曖昧さをもたらすこともあります。暴飲暴食や拒食などの健康を害する習慣までをも「これも個性」「今が良ければいい」としてしまう、都合のいい解釈に繋がる可能性も十分にあり得るからです。
体重管理は健康維持のために大切な要素であることは明らかです。ただ美しさの追求においても体重管理が“全て”ではないのと同じように、“健康”や“トレーニングの目的”においていつまでも盲目的に体重管理に終始していたのでは、むなしい食事制限や減量目的の辛い運動を続けることになるでしょう。
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体重はその人の骨格や体質、また職業などによって基準が様々ですが、私たちが重視する“カラダの機能“というのは、人間の生命維持に不可欠で誰にとっても大切にすべき宝であるはずです。
THE BASE GYMがトレーニングにおいて体重よりも重視していることは人間の五大運動機能である「呼吸」「起立」「歩行」「咀嚼」「排泄」です。
目指していくのは“100歳になっても自分の脚で歩けるカラダ”。
今だけでなく生涯にわたり自分らしく活躍できる機能的なカラダに整えていく、“持続可能型のトレーニングメソッド”です。
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トレーナー一人ひとりがあなたのカラダの動きの癖を見抜き、不調を改善へと向かわせるだけでなく、まだ現れていない潜在的なリスクに対処することができます。
慢性的な肩こり、腰痛が改善していく喜びだけでなく、カラダを適切に動かすことができれば、体重のコントロールは難しいものでもなくなるでしょう。
癖のとれた本来のカラダの動きは基礎代謝を上げるだけでなく、自律神経も整え精神的な安定をももたらします。
よって不安定だった食欲も自然とコントロールできるようになり、身体が求めるものと自分の楽しみとのバランスがとれるようになる。
その先に自分の理想のボディバランスがあり、自分らしさを発揮できるようになるのです。
そして何より、お伝えしたいのはトレーナーが施術をするのではなく、
「あなたが自らカラダを動かすことによってそれらの結果が得られる」
ということです。
私たちトレーナーは、それらを目的に向かい頑張るあなたに、適切なアドバイスをしながらあなたを見守る伴走者にすぎないのです。
トレーニングの主役は、あなた自身なのです。
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THE BASE GYMのメソッドとして主軸に“体重”を据えるのではなく、“動ける快適さ“を重視しています。
その中で身体の可動域の不調の改善のために、体重や体脂肪を意識することはありますが、それは動作の快適さに欠かせないものだから。
肥満により膝が痛い、肩が上がらない、高血圧でいきなり激しい運動ができない…
一方で、痩せによる栄養不足で骨が脆くなってしまった、体力がない…というのは、医的要素や外見的弊害以上に多くのリスクをはらんでいます。
動きたいのに動かせない、動かしにくいという状態は、長期的にとらえたら明らかに健康リスクに繋がり、長寿国の現代日本で生きる私たちにとって、デメリットでしかありません。
その社会で生きる現代社会においてトレーニングはもはや、ボディメイクやアスリート、一部のセルフイメージの高い人たちだけのものではありません。
“健康“は人間の土台であり、ひとつひとつの家庭の土台。社会の土台であり国の土台です。適切なトレーニング習慣は、豊かな社会を維持するために欠かせない習慣なのです。
ソクラテスの有名な言葉で、
“食べるために生きるな、生きるために食べよ”
というものがあります。
「人間の生きる目的は生活を維持していくことではなく、自らがやりたいことをやってより善く生きることだ」という大意です。
その偉人の言葉を借りて、皆さまにお伝えしたい。
体重管理は健康のための手段であって、痩せた体型を維持すること、肥満を解消することだけがあなたの健康や美しさに対する目的ではないはずです。
盤石な健康の土台の上に成る、より豊かな自己実現を目指して。
“サイズに囚われない、心地よく動けるカラダ“で、あなただけのボディイメージを表現していきましょう。
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