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より創造性、独創性が豊かになってゆく紙の本

3日ほど前から、
日経新聞で面白い特集記事が
連載されています。

それは、
今こそイケてる!紙の本
という連載。

電子書籍の台頭により
紙の本のあり方が
変わりつつあることが
記事に書かれています。

この記事を読んで、
これからは、
紙の本の創造性・独創性
という部分に着目したい!
と思えるようになりました。



紙の本の創造性・独創性?

これまでは、
紙の本が当たり前だった時代。

そのため、
大量に作られ、
大量に流通するのが紙の本。
というイメージでした。

しかし、
電子書籍が大量の本の
立ち位置に置き換わり、
紙の本には新たな立ち位置
ができたように感じます。

それが、
これからご紹介する記事に
書かれている、『ZINE
という個人が自主製作する
形態の本。

実は90年代から既に作られており、
ファンが個人的に作る雑誌、つまり
『ファンジン(fan+magazine)』
として知られていたようです。

最近では、KDP *として
個人が書籍を出版できるように
なりましたが、
その先駆けのような感じですね。
(*Kindleダイレクトパブリッシング)


ただ、ZINEの面白いところは、
KDPよりも創造性・独創性が
高いところ

本の内容はもちろんですが、
フォント、紙、表紙、色、
素材などなど・・・
本を形成する全てを
クリエイターが選ぶことができます

そして、
読み手は、ただ読むだけでなく
それらを感覚として
体験することができるのです。

これって、
すごく面白くないですか?

デザイナーが手がけた
アパレルやシューズを
身に纏うような感覚で、

クリエイターが作った本を
手に取り、
読むことができる。

まさに、紙の本ならではの
体験
だと言えます。



紙の本も電子書籍も自分流で使えば良い◎

最近よく見かけるようになったのが、
紙の本は家賃を食うし、
SDGsの流れと逆をいくから
電子書籍にするべし!という主張。

確かに、
紙の本の大量流通は
環境保護の観点からは
逆をいくのかもしれませんし、

本が増えれば増えた分、
本棚の面積分の家賃
が増えていくため、
経済的でないかもしれません。


でも、
紙の本を読んでいるから
得られる読書体験や、

ZINEのような冊子から
得られる独創性が
紙の本の良いところです。

また、
紙の方が読みやすい!
ということも多いと思います。

どっちが良い、
どっちが悪い、
ではなく

どちらの良いところも
活用して、
どっちも使おう!

という気持ちで、
紙の本も
電子書籍も使いこなしたいですね。




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