だいふくちゃん

主に読書記録やその他雑感を書き留めていきます。B2Bの調達SaaSアプリの事業企画をや…

だいふくちゃん

主に読書記録やその他雑感を書き留めていきます。B2Bの調達SaaSアプリの事業企画をやっています。以前は、日系製造業の調達、コンサル、タイでの新規事業立ち上げなどをやってました。ふくよかな心で、好奇心の赴くままに生きていきたい。

最近の記事

[読書記録] ネットワーク・エフェクト 事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク

ネットワークエフェクトって実際どういうものなの? どう活用すれば事業を大きくできるの? B2BでSaaSアプリの事業企画に携わっているのでネットワーク効果という言葉は耳にするが、GAFAなど成功したテック企業のみでしか機能しない効果なのではとも思ってしまうほど、実際に効果を出している様子を身の回りでは見たことがない。 一度ちゃんと理解して見ようと、ウーバーやエアビーなどの事例が色々と書かれている本書を手に取ってみた。 色々な切り口からネットワーク効果が説明されていたが、

    • [美容雑感] 無印の発酵導入化粧液が肌に合わなかった話

      大々的に広告されている無印良品の発酵導入化粧液。 天然由来成分100%、米ぬか成分、セラミド配合・・・とかなりお肌に優しそうな感じ。最近よく見るCMも、自然派な感じで結構好き。 なんかパッケージもシンプルでいい感じ。 というわけで、旅行にいく機会があったので、トラベルセットの小さいお試し用を買ってみた。 そして使った結果・・・肌荒れした。つけた瞬間、痒みと赤みで肌がヒリヒリ。。 当方、乾燥肌ではあるが、肌がものすごく敏感というわけでもない。齢32歳。長い人生の中で、基

      • [読書記録] ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ (幻冬舎新書)

        ガザ、イスラエルに駐在していた外交官の中川浩一さんが間近で見てきたイスラエルとパレスチナの埋まることのない溝。 テレビ悲惨なニュースを目にするたび、何でこんなことになってしまったのだっけ?ともやもやするのでオーディブルで本書を聞いてみました。 本書での気づき 2国の長年解決しない混沌の原因は、 全てイギリスの三枚舌のせい。 その1 アラブの武力をくれたら、アラブ人の国を作っていいよ。 1914-1919第一次世界大戦のときに、イギリスはトルコへの進出の足がかりにアラブ人

        • [読書記録] リーダーシップとマネジメントの違い

          リーダーシップのある人、というと天性のカリスマ性があって人が自然と着いていくような人を連想する。 だが、実際のところはリーダーシップは神秘的で限られた人だけが発揮できるものと言うわけではないようだ。 本書のポイント 1. 複雑さを統制するのがマネジメント。複雑な大企業で秩序を保った組織運営をする上で必要。一方、変化に対処するのがリーダーシップ。新しい環境を生き抜くために必要な大規模な変革を起こすためにリーダーシップが必要となる。 2. リーダーシップに必要なのは、組織メン

        [読書記録] ネットワーク・エフェクト 事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク

          [読書記録] 神•時間術

          アウトプットなきインプットは意味がない…色々な本で言われている。本を読んだら要約すると忘れない、とかニュースを読んだらアウトプットしてみよう、とか。 いざ実践しようと思って、そのためにTwitterアカウントを開設したりしたが、結局ログインしなさすぎてIDもパスワードも分からなくなってしまう始末。 始めるのは簡単だが、続けるのは難しい。 そして先ほど樺沢紫苑さんの本を読了し、「よし、短くてもいいからアウトプットをしよう。」と思いたち、久々にnoteを開いてみた。 この本

          [読書記録] 神•時間術

          [調達雑感]サプライチェーンのリスクを回避するには?

          インテル、日米で半導体「後工程」自動化 地政学リスク減:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC266L30W4A420C2000000/ 新型コロナウイルスやウクライナの戦争でサプライチェーン寸断が発生したことは記憶に新しい。 サプライチェーンリスクへの対応を考えた場合、 1.今あるサプライチェーンはそのままで、リスク発生時の対応スピードを上げる 2.リスクはある前提で、そもそものサプライチェーンを変えてしまう という

          [調達雑感]サプライチェーンのリスクを回避するには?

          [調達雑感] 調達部門からイノベーションを起こすことはできるのか? - ハイアールの事例

          先日、面白い記事を見つけた。 ハイアール「コスモプラネット」の先進性 サプライチェーン・プラットフォームから機敏にイノベーションを生み出す調達部門は、単なる会社の買い物係なのか? 多くの場合、答えはYesだ。 要求部門から言われたとおりに外からモノを買ってくる、おつかい係。 じゃあどうすれば調達部門がおつかい係を脱し、イノベーションや付加価値を生み出すことができるのか。 中国の家電ブランドであるハイアールは、この問いに答えを与えてくれている。 優れた技術・人材を持つ外部

          [調達雑感] 調達部門からイノベーションを起こすことはできるのか? - ハイアールの事例

          [調達雑感] なぜ調達部門の地位は相対的に低いのか?

          調達の仕事とは 昔、新卒でとある大手メーカーの調達部門に入って感じたこと。 それは「きっとこの仕事は自動化されて、いつか無くなる」だった。 調達の仕事の大半を占める業務はこうだ。 社内の購買システムに、設計部門から調達リクエストが来る。 リクエストには、サプライヤ名、納期、商品名、予算や数量、図面や仕様書といった必要な情報がすべて設計部門側でシステムに登録されており、調達側はそのとおりにサプライヤに依頼をかけて見積を取り、注文書を発行する。 そして多くの場合、何のトラブル

          [調達雑感] なぜ調達部門の地位は相対的に低いのか?

          なぜか話を聞きたくなるあの人達に共通すること

          人に話を聞いてもらうのは、とても難しい。 友達との会話であれば、共に過ごした時間が長く共通の話題も多いし、あらかじめお互いが傾聴姿勢になっているから問題ない。 ただビジネスになると、面白い!と思って話を聞いてもらうのは案外難しい。そりゃ相手も仕事だから商談を持ち込めば聞いてはくれる。でも、自分たちの製品やサービスがどんなに良くたって、どんなに熱いプレゼンをかましたって、相手の琴線に触れなければ全く意味が無いし、時間の無駄なんじゃないか。 クライアントへのプレゼン中、「あれ

          なぜか話を聞きたくなるあの人達に共通すること