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【超重要】世の全ては因縁で決まる



人生、生きていれば思いもよらない事が起きるものです。

それは良い時もあれば悪い時もあります。

『起きたこと』と『結果』を意味しています。

そしてその結果には必ず因と縁が存在するという事を理解しなくてはなりません。

①因(原因)とは


因とは自分で捲いた種を意味します

『まかない種に芽(結果)は出ない』
『まいた種には必ず芽(結果)が出る』

この2つの言葉が持つ意味はとても深く、
凄く考えさせられるものになります。

良い結果も悪い結果も、
全ての始まりは自分のまいた種である事を
認めて受け入れることが大切だという教えです。

結果が出た際に、
良い結果だと自分の功績にしたくて、
悪い結果だと他人や環境のせいにする。

これだと問題解決にはなりませんし、
自分自身の成長にもなりません。

まずはその第一段階として、
因という概念を知ることが大切です。

■朝寝坊して会社に遅刻した
『夜更かしした事が原因』
~夜更かしという種蒔き~

次に、何故夜更かしになったのか。
その原因は恋人にフラれた事。
故にショックで夜に考え込んでいた。

さらにその原因を考えると、
最近、恋人に対して失礼な発言を繰り返していた。
それが相手にダメージを与え別れを切り出させた。

さらにその原因は何か・・・
仕事でミスが増え、上司に怒られる日々。
ストレスが溜まり、優しい恋人に八つ当たり。
そんな気持ちが原因で失礼な発言を・・・

最終的に失恋のショックで、
夜に眠れずに夜更かしする事で、
朝起きれずに遅刻をした。

【寝坊の原因(種蒔き)は夜更かし】
【夜更かしの原因(種蒔き)は失恋】
【失恋の原因(種蒔き)は失言や態度】
【失言の原因(種蒔き)はストレス】
【ストレスの原因(種蒔き)は仕事のミス】


この様に自分の行いに原因があると認め、
それを受け入れる事が重要です。


②縁(縁起)とは


縁は突然やってくる事もあれば
想定していたタイプの縁もある

『まいた種は縁と結びつき結果が現れる』
『まいた種は縁の影響で大きく結果を変える』

次に因縁のうちで“縁”に注目します。

まいた種には必ず縁がおとずれ、
その影響を受けて結果を生み出します。

人間は縁によって変化していくと言っても過言ではありません。

そして縁には良い縁と、悪い縁が存在します。

これをよく例えられているのが、

お米です。

種(もみだね)があり、

田んぼ(水や土、陽の光り等)との縁を得て、

お米に育ちます。

どれだけ美味しいブランド米でも、

種を硬いアスファルトに蒔いても、

一切、お米には育ちません。

お米という結果は、

もみだね(因)と田んぼ(縁)があって出来上がるのです。

人間も同じで、

悪友との縁が出来てしまえば、
それに影響を受け、

良縁があるならば、
またそれに影響を受けていくものです。


人が何かを目標にし、成功をする為には、

【才能・努力(因)】だけではなく、

【環境やタイミング、時代など】の"縁”があってこそ、

結果がついてくるのです。

恋人にしても同じです。
ずっとこの人と居たい!と思う相手でも、

転勤などの理由もあってか忙しくなり、
距離も遠くなってしまい、

次第に連絡が減っていき自然と他の人を求めるようになってしまった。

これも状況や条件の縁が訪れた事がきっかけで、

別れるという結果を生み出しという事です。


③果(結果)とは


因があり、縁と結びつき、結果が生まれる

物事は因があり、縁と結びつき結果となる。

逆に言えば縁が無ければ、

因は結果にはなりません。

例えば大学受験を目指す若者がいるとします。

結果は試験に合格した事です。

もちろん合格ですから良い結果です。

この場合の因と縁とは何でしょうか。

●因(原因):勉強する意欲
●縁(条件):良い勉強環境・良い指導者
●果(結果):試験に合格した

この様になります。

もちろん原因は同じなのに、
逆に悪い結果を生む事もあります。

●因(原因):勉強する意欲
●縁(条件):劣悪な環境・下手な指導者
●果(結果):試験に不合格

あるいは、

●因(原因):勉強が嫌いで怠け癖
●縁(条件):良い勉強環境・良い指導者
●果(結果):試験に不合格

この様に縁は良いものがきても、
自分に原因がある場合はそれが結果になって表れます。

因(原因)があり、縁(条件)と結びつき、

結果を残す事はこの世の決まりとも言えるでしょう。


④都合の良い結果


因縁が生んだ良い結果

例題①友人関係の成長

●因(原因):親切な行動
●縁(条件):困っている友人にタイミングよく手を差し伸べる
●果(結果):信頼され、深い友情を築く

ある青年は、困っている友人を見かけたとき、

ためらわずに助けることを選びました。

友人は精神的に辛い状況にあり、

青年の励ましと支援が心の支えになりました。

青年は日常的に

親切心を持ち合わせていた(因)ため、

友人が困っている時(縁)に

自然と助けることができました。

その結果、友人からの信頼を得て、

彼らの友情は深まりました。


例題②仕事での成功

●因(原因):コツコツとした努力
●縁(条件):自分に合った仕事に巡り合う
●果(結果):昇進し、充実した仕事を手に入れる

ある女性は日頃から努力を惜しまず、

勉強やスキルアップに取り組んでいました(因)。

ある日、彼女にぴったりな仕事のポジションが空き、

上司からそのポジションに推薦されるチャンスが訪れます(縁)。

その結果、彼女は昇進し、

やりがいのある仕事に就き、

充実したキャリアを築くことができました。


⑤都合の悪い結果


因縁が生んだ悪い結果

例題①友情の崩壊

●因(原因):嫉妬心
●縁(条件):友人が成功し、劣等感を感じる環境
●果(結果):友情が壊れる

ある男性は、友人が仕事で成功していく姿を見て、

次第に嫉妬心を抱くようになりました(因)。

友人がどんどん成功する姿を目の当たりにし(縁)、

その嫉妬が増幅されてしまいます。

結果として、友人に冷たく当たるようになり、

信頼関係が崩れ、

友情は最終的に壊れてしまいました。


例題②仕事での失敗

●因(原因):怠ける態度
●縁(条件):重要なプロジェクトを任される
●果(結果):プロジェクトが失敗し、評価が下がる

ある社員は日頃から仕事に対してあまり真剣に取り組まず、

適当に時間を過ごしていました(因)。

そんな中、重要なプロジェクトを任されることになり(縁)、

彼は普段通りに怠けた態度で仕事に臨みました。

その結果、プロジェクトは失敗し、

上司や同僚からの評価が下がり、

次第に孤立していくことになりました。

⑥芽が出るまでの時間


種蒔きの記憶は覚えておこう

●順現業

~まいた種がすぐに結果となる場合~

例えば会社を遅刻したなら、
それはすぐに上司に見つかり怒られる事でしょう。

自分がまいた種がすぐに結果になる例です。
これはすぐに結果が見えるので、

遅刻した原因である夜更かしをした自分が悪いと理解出来ます。


●順次業

~まいた種がしばらくして結果となる場合~

会社の経理をしていた人が、
自分の趣味の為に会社のお金を少額ではあるものの、
横領した。
経理であるが故に隠していたが、
1年後に調査が入り横領していた事が発覚。
少額の為、被害届とまではいかなかったが、
解雇の結果となった。

横領した時期から、
しばらくして縁が出来た際に、

まいた種に芽が出た例である。


●順後業

~まいた種が忘れた頃にやってくる場合~

極端な例えですが、
子供の頃にA君は同級生B君をからかっていた。
本人は虐めとは思っていなくても、
言われている側は苦痛を感じていた。

月日が流れ、2人は50代で再開。
B君は人格としても立派な大人になっており、
A君は子供に暴力をフルっている大人。

たまたまB君はA君の虐待の様な暴力を目にした。
知らない相手だと虐待なのか判断出来ずにいるところが、
A君だと分かったとたんに、
過去の自分への仕打ちも思い出し、
B君は迷わず警察に通報。
A君は逮捕される事になった。

A君からすると何故B君が通報などしたのか!
捕まったのはB君のせいだ!と感じるが、

全ては自分のまいた種であり、
それに再開の環境・状況・タイミングが縁となり、

逮捕という結果を生んだということになる。


【一切法は因縁生なり】

ーすべての現象は因と縁によって生じるー

全ての出来事や現象は偶然ではなく、

何かしらの原因(因)と、

それを支える条件(縁)によって生じるものである。



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