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運動の新常識 vol.1
おはようございます。毎日投稿69日目になりました。今日も頑張っていきましょう!
運動してこそ最高の自分が手に入る
皆さんは習慣的に運動をしていますか?また、運動は体育会系の活発な人のためのもので、自分には必要が無い、日々の生活の中で十分歩いているから自分は大丈夫、などと思ってないでしょうか?実はそれらの考えは科学的に研究によって否定され、新たな常識が生まれています。
実は、運動には健康体やスリムな体が得られるだけでなく、集中力、記憶力、モチベーション、創造力の向上、不安解消などの効果が得られることが分かっています。これらが同時に得られる薬があったら何円だろうと買いますよね?それがタダで少し体を動かすだけで得られるんですからやらないなんて損ですよね。
では、運動がそれぞれの効果にどう関わっているかを見ていきましょう。
集中力を自在に操る
まずは集中のメカニズムを軽くご説明します。
皆さんも経験があるかと思いますが、集中しているときはたとえ多少の雑音があっても途中から聞こえなくなって、耳には届いているけど聞こえないという状態が作り出されます。そして自分の意識が100%対象に向かっている状態、これがいわゆる集中です。
その状態を効果的に作り出すには、ドーパミンという脳内物質の分泌が必要になります。このドーパミンは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。このドーパミンは、一般には欲求に関する物質で、「ゲームがしたい!」「テレビが見たい」「○○が食べたい!」と思うのは全てドーパミンが分泌され行動を促しているからです。このドーパミンは集中状態を作る強力な味方になってくれるので、このドーパミンを増やすことが鍵になります。
そこで出てくるのが運動なのです。研究によると、心拍数が上がる運動をするとその直後から数時間後までドーパミンの分泌量が多くなり、集中状態を作りやすくなります。5分程度の軽いランニングでも効果はありますが、やや長めの方が効果は高まります。
ただし、ウォーキングは心拍数が上がりづらく、逆の全力疾走も疲労に繋がって効果が得られにくいので、軽く息が切れるくらいのランニングが最適です。また、効果は直後~数時間後なので、やるとしたら朝にやるとより良いです。
集中力の豆知識
これはおまけですが、なぜドーパミンで集中力が上がるのかというと、人の意識を動かすには脳の報酬系と呼ばれる部位に働きかける必要があるのですが、ドーパミンは報酬中枢と呼ばれる側坐核という領域に働きかけ、「今やっていることは集中する価値がある!」と指示してくれるからです。
また、この一連の体の機能は何十万、何百万年と続いた狩猟時代の進化の産物だと考えれば妥当です。獲物を捕らえるためには深い集中力が必要なので、動き始めてから少し経った後に集中力が上がりやすくなったというところでしょう。
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