#543 指導者を育成する際に注意すること
どうも。最近、庭の草抜きで癒されることがある、てつです。
こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。
今日も思いつくままに書いていきたいと思います。
本日のテーマは「指導者を育成する際に注意すること」です。
最近では、自分が指導するだけでなく、指導者の育成に携わることもあります(ここでは監督者と呼びます)。
対象者がこれから指導を行なっていく人たちなので、その成果は間接的に評価されます。
なので、指導の成果がとてもわかりにくい。
何が良くて、どういう関わり方が必要なのか?
経験を交えてまとめてみたいと思います。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
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2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。ホームページが公開されてます!
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本年度もやってきましたWEB学会!たくさんの講演と演題が集まる、湘南OTが仕掛けるオンライン学会です。一度参加すれば過去の講演と演題が見放題なので、かなりのボリュームになっています。
演題登録すればこれらが全て無料です!演題締め切りは12月中旬。
ぜひご参加ください(HPは準備中)!
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「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、Xスペースや勉強会を行いますので、ぜひご参加ください!
それでは続きをどうぞ。
指導者の育成の注意点
僕の経験上の注意点を以下に並べます。
いろんなことに共通する部分も多いと思います。
指導者と受ける側の関係を崩さない
これは絶対に守らないといけません。指導者が入ることで、その関係が崩れるようなことがあれば、それは監督者自身の関わり方がうまくいってないということです。
伝えるのは内容より関わり方
監督者自身が指導係と一緒になって、指導を受ける側に対して細かい指示を出すことがあります。これは指導する人が2人いるだけで、指導を受ける側の混乱を引き起こします。だから、監督者は内容ではなく、その関わり方などのフレームワークを指導者に伝えることが必要になります。
「指導とは導くこと」と伝える
指導を行うことを「教えること」と勘違いする指導者がたまにいます。それでは、「教える」が先行してしまい、受ける側の意見が考慮されなかったり、気がつけば捻じ曲がっていることがあります。受動的に「教える」のではなく、自分から動けるように導くことが必要です。
関わり方の手本を見せる
どうしても、指導者と受ける側の関係がうまくいかなかった場合は、多少の手助けは必要です。その時は、指導者が監督者を見ていることを忘れないように、どのような関わり方を行なっているかを具体的に示すことが必要になります。自分でやってみせて、そこからの関わりを一緒に考えれば良いと思います。
待つ姿勢を忘れない
どれだけ良い指導をしていても、指導者などからの連絡が途絶える時があります。これは致し方ないのですが、その時に指導者がどう動くかも含めて観察することが必要になります。自分で考えて行動する機会の邪魔にならないように、待っておくことも監督者の仕事です。
主役は誰か?
これを忘れがちになっている人がよくいます。
指導者側が張り切ってしまって起ることが多いですが、
そのことを忘れると、誰のための指導かがわからなくなっていまいます。
あくまで指導を受ける人がメインであることは常に意識しておきましょう。
ここ大事です。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。