#585 本音は心に刺さる
どうも。サンタクロースになる準備に心躍る、てつです。
こちらのnoteは1日を振り返って気がついたことから話を展開する「note放談」を行っています。今日も考えてことを書いていきたいと思います。
本日のテーマは「本音は心に刺さる」です。
学会の準備を進めるにあたって、今回市民向けの講座を同時に行うのですが、そこでの意見に対して、この講座を行なっている責任を改めて感じています。
生の声(本音)を聞くとどうしても心が動かされます。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。ホームページが公開されてます!
申し込みは2024年10月15日(火)〜です!みなさんぜひご参加ください!
◾️湘南OT交流会 WEB学会 2025
本年度もやってきましたWEB学会!たくさんの講演と演題が集まる、湘南OTが仕掛けるオンライン学会です。一度参加すれば過去の講演と演題が見放題なので、かなりのボリュームになっています。
演題登録すればこれらが全て無料です!演題締め切りは12月中旬。
ぜひご参加ください!
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
それでは続きをどうぞ。
医療と共感の共存
医療者という立場で仕事をしていると、患者と医療者という関係性が必然的に出来上がります。
これはとても大事なことで、お互いの関係を明確にすることで、今から行われる治療がどういったものかを客観的に見ることができます。
冷静に判断する状況は常に必要で、医療者としてのマインドセットは必須スキルだと思っています。
一方で、その医療者もまた人間であります。
先ほど書いた今回の講座だけではないですが、普段対象者との対話を通して、その本音のようなものに出会ったときはどうしても心を持っていかれます。
これはこれでダメなことではないと思っています。
相手に対して共感者であるという立場もまた、医療者には必要なんですね。
よくこの医療者と共感者は対立構造で語られることがありますが、作業療法士の立ち位置からすれば、どちらも大事な視点であって、捨てることはできません。
重要なのは、どちらの情報も持ちつつ、その時の目的と状況に合わせて情報整理でできることにあります。
だからこそ、常に相手の言葉に真摯に向き合うことが必要ですね。
何のためかを考える
大事になってくるのは、どの情報を選ぶか?という選択することではなく、どんな目的で、どういう状況か?を見極める力だと思います。
それぞれの状況を顧みて、今必要なことを冷静に見ることができるのが良い判断だと思うんです。
何を守りたいのか?
誰のために行なっているのか?
答えのないものに対して、常に考え続けるというスタンスが必要なんだと思います。
さて、冒頭の話に戻りますが、
では市民公開講座は誰のため?何のために行われているんでしょうか?
協会?
集客?
広報?
仕事?
様々な視点はあるにしても、こういった生の声を聞いた僕としては、対象者のためであると位置付けたいと思いました。
つまり、これは”講座”という形をした対象者のアプローチでもあるんです。
この話を聞いた人が少しでも前に進めるように、そういった情報発信のための場所であるんだと考えています。
そう位置付けたなら、この声が届くように広報しますし、今後の発展のために集客もします。
これらは、成し遂げたいことを実現するための方法だということです。
目的を見失わないように。
改めて心に留めておきたいと思います。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。