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#173 「1日24時間じゃ足りない」というあなたへ

さて、今日のテーマは「1日24時間じゃ足りないというあなたへ」です。

先日、家族で会話しているときに僕が「1日の時間がもっと増えたらいいのに」とぼやいてたんですね。

その時に鋭い指摘をしてもらったので、そのことについて振り返っていきたいと思います。

毎日の仕事に追われているあなたへ送ります。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えたこと
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


家族からの鋭い指摘


本当に軽い気持ちでぼやいてたんですね。

「やることがいろいろあって、1日24時間じゃ足りないよねー」
「1日の時間がもっと増えたらいいのにー」

もちろんそんなことはできないことは知っています。

大昔から決まっているこの大法則に抗うことは僕にはできません。

ほんと軽い気持ちで言ったんですね。

その時の家族からの返答は、

「1日24時間でも30時間でも、死ぬまでの時間は同じだけどね」

・・・みなさんどう思いますか?

僕は単純に「それすごい!そりゃそうだ!」と思ったんです。

毎日の時間を変えたとしても、結局に人間の一生に費やせる時間は決まっているわけです。

こんな俯瞰的な視点で自分のぼやきを解決してもらったのは久々でした。

また、もし1日30時間になったとしても、その分寝る時間が増えるかもしれませんし、

「30時間もあるよねー」と言って仕事を逆にサボるかもしれません。

時間の区切りがあるからこそ


そう、つまり1日の稼働時間が増えたとしても、物事は大きく変わらないということになります。

そして、時間の区切りがあるからこそ物事先に進めることができるのではとも思いました。

僕たちは日々決められた単位時間の中で、日々行うべき作業を分解しながら、

どの順番で行うか
何を優先すべきか

そんなことを考えながら過ごしています。

日々の作業を効率的に進めていくためにもスケジューリングはとても重要です。

ただ、このスケジューリングの概念は、時間枠があるからこそ成立すると思います。

もし、時間が無限にあったとしたら、物事を急いでやる必要性はなくなるかもしれません。

時間が無限にあれば、成果が出ようが出まいが、やり直す時間も多くあり、期日を作る必要性も低くなります。

そうなれば、僕たちはこのように一生懸命仕事をする必要もなくなります。

スケジューリングは必要なくなります。

それはつまり、物事の発展を止めるということにもなります。

つまり、時間の枠組みが決まっているからこそ、僕たちはパフォーマンスを高めようとするんです。

「限られた時間」という部屋の中でもがいて、次の部屋にいくための出口を探す。そうやって日々の作業は繋がっていくんですね。

そう、僕たちは時間の区切りがあるからこそ成長しようとする。

生まれてから死ぬまでを全力で駆け抜けるんです。

はい、わかってます。全部妄想の話ですがね。


やることは同じ


ここまで書いてみて、「1日24時間じゃ足りない」という考えが無駄なものであることに気がつきました。

この言葉は目の前の物事から逃げ出したいストレスや、自分がうまくやれてない言い訳であるということになります。

どれだけ、時間が増えても、僕たちの一生の時間は決まっています。

その少ない人生の中で、自分は何を成すのか?

それはその人それぞれの判断に委ねられます。

どんな人生も誰にも否定できません。

自分のペースで、自分なりでいいんです。

目の前のこととできる範囲で向き合いながら、カメの一歩でも前進すること。

結局、僕たちができるのは日々の作業と向き合うことです。

さて、思わぬ会話から、かなり広い話まで引っ張ってしまいました。

お付き合いくださった方々、この文章に時間を使ってもらってありがとうございます。

あなたの毎日が良いものになりますように。

今日は以上になります。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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