見出し画像

居酒屋「海の家」 第2回 zoom勉強会

居酒屋「海の家」の第2回のzoom勉強会が開催されました!

勉強会と言っても、基本的にはオープンダイアローグを使用しているため、自由討論を行なっています。

その場で生まれるインタラクションを重要視し、どのような結論になるかはその場
の参加者次第なんです。

何が得られるかわからない。
つまり、正解が存在しない。

だからこそ、発言のハードルも高くない。

自由に話し、自由に議論することに意味があると考えています。

内容は大体こんな感じ↓

1時間半、みっちり議論する。

さて、どんなディスカッションが行われたでしょうか?

少しだけその内容を共有します。


「コミュニケーションの役割」


今回のテーマは「コミュニケーションの役割」でした。

日常的に過ごしていると、私たちは様々なコミュニケーション場面に出会います。

上司と部下
学生と指導者
対象者と医療者
家族と患者
親と子供

多くのコミュニケーションは複数の関係性が混在しており、そこにはたくさんの交流が存在します。

今回のディスカッションでも様々なコミュニケーション場面を全員で振り返りながら、各々がそこで感じた想いについてを話し合っていました。

何か結論があるわけではないんですが、ここで会話する中で多くの人が、何かしらのコミュニケーションに悩んでいることも共有できました。

例に漏れず、自分自身もこのコミュニケーションの渦中にいるわけで、日々、様々な関係性の中に身を投じながら過ごしてします。

私たちはなぜコミュニケーションをとるんでしょうか?

そこには様々な意図があると思います。

指導する
関係を築く
思いやる
感謝する
思いを伝える
共有する

コミュニケーションの裏にある意図というのは人それぞれで、そこに人間関係も加わるため、コミュニケーションにおける結論はあまりに変数が多いと思います。

ただ、何にせよ「何かしらの意図を達成するため」に私たちはコミュニケーションをとっていると言えると思います。

コミュニケーションの役割とは、

「自分を表現し、何かしらの意図を達成するため」

なのかもしれません。


自分の価値を理解する


そのような関係性の中で「うまく伝わらないこと」がたくさんあります。

多くのコミュニケーションの問題というのは「うまく伝わらないこと」です。

これは自分の意図と相手の意図が違うことに原因があります。

先ほども「コミュニケーションには多くの変数がある」と書きましたが、

その変数の中で「意図の違い」は大きな問題であると考えられます。

私たちは「自分の主張したいことをいかに相手に伝えるのか」を日々悩んでいるように見えます。

これは今回の議論でも気になったところです。

多くの対立構造の背景には「主張」があり、それをどのように伝えるかによって、この対立構造の帰結も大きく変わってきます。

伝え方を間違えれば、そこには確執が残りますし、
伝え方がうまくいけば、さらに発展的に関係を進めていくことができます。

この時に大事なのが、「自分の価値を理解すること」だと思います。

自分自身が一体何に関心があり、どうしてそのような主張をしているか?

それが理解できれば、対立構造が起こっている原因も見えてくるはずです。

自分自身の価値がわかるからこそ、その主張に筋が通るわけですし、相手との違いも理解しやすくなると思います。

コミュニケーションは何かしらの意図を達成するためにあると考えられます。

それならば、自分の発した一言が「その達成につながっているのか?」と考えられるようになることが大事です。

そのために、まずは自分自身の価値観を客観的に理解するようにしましょう。

そのためのアウトプットだと思います。


今日はそのような議論を行なっていました。

自由な会話場面でもありながら、結論として自分自身を理解することが重要であることが見えてきました。

参加された方のお役に立つ議論であれば幸いです。

次回予告とお知らせ


さて次回は、X(スペース)での雑談会です。

7月20日(土) 21:00〜 @X(スペース)

次回はどんなテーマになるのか?

お楽しみに。

◾️湘南OT交流会 (セミナー)

2024年も学ぶ場を提供します。年パスは45%OFF!

◾️湘南OT Interaction

湘南OT Interactionで新しい学びの場を一緒に作りませんか?


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集