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#469 考える力をつける方法

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「考える力をつける方法」です。

生きているとたくさんの問題に出会います。

それは目の前のことから将来のことまで。

問題に出会ったときに必要なのは考える力です。

僕たち作業療法士の現場ではこれをこの考える力を「リーズニング」と呼びます。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️湘南OT ”超交流会 2nd”
久しぶりの湘南OT対面企画です!今回の対面研修会では、関東会場と九州会場を繋いでそれぞれの会場でのディスカッションを行う予定です。対面とオンラインのハイブリットから生まれる新しい交流をぜひ体験してください。
先着順なので早めの申し込みを(各会場30名まで)!!


◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!ホームページが公開されましたのでよかったら!
演題募集は6月1日〜7月31日 8月22日まで!


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
8月11日 21:00〜 zoom勉強会を行いますので、参加される方はよかったら。
今回のテーマは「作業のレンズで社会の仕組みを考える」です  


それでは続きをどうぞ。


リーズニング力を上げる


最近は、2月の学会の演題の締め切りが迫っています。

今回は学会長の役割をしながらも、5名ほどの若手の発表資料作成を手伝っています。

(いや、大変です・・・)

僕はよく若手に学会で発表することを勧めるんですが、

こうやって発表を行う理由は僕の中では明確にあって、

それは「リーズニング力を上げる」ことです。

リーズニングとは考える力です。

それは、普段の仕事をただこなすだけでは高まっていかないんです。

厳密には、徐々に高まっていくんですが、それでは遅いんですね。

リーズニング力を上げる方法は、
アウトプットを通してリフレクション(内省)することです。

自分の考えていることを文字に起こし、他者から意見をもらい、筋道を立ててシンプルにまとめていく。

様々な情報を統制し、起こった現象を解釈し、問題の構造を理解する。

この過程こそリーズニングです。

でも、これらの力は、自分のことを振り返る過程を通らなければ、身につくことはありません。

場当たり的な対応で避ければそれで良いですし、ベルトコンベアーのように決まった作業だけを行っていればいいのであればここまでする必要はないでしょう。

でも、僕たち作業療法士は人を相手にしています。

相手が人である以上はそこに確証のある答えのようなものは存在しません。

今が良くても1年後はどうなっているかわからないのが通常なんです。

考える力をつけることは現場で働く作業療法士にとっては必要な力になってきます。

この力が身につけば、様々な問題や事象に対して対応できるようになってきます。

何が課題で、問題同士はどのような関係にあり、そこからどんなことが言えるのか?

これが説明できるようになるからこそ、複雑な事象を解釈して捉えることができます。

リーズニング力を上げるということはそういうことです。

今は、5名のスタッフのフィードバックを行いながら、僕自身も常にリーズニングの訓練をしている状態です。

それはまた考える力を強くしてくれると思います。

もちろん、いろんな事象があるので、その都度の考える視点によって考え方は変わってきます。

現場であれば現場の考え方があります。
指導であれば指導の考え方があります。

ただ、それらは分離しているのではなく、お互いがつながった考え方です。

様々な視点から考えることでより広い視野でバリエーションを持った考え方を身につけることができると思います。

まずは自分を振り返ること。

ここから始めてみると良いと思います。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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