#367 新しいことに挑むには ”失敗が大事”
さて、今日のテーマは「新しいことに挑むには失敗が大事」です。
新年度です。
環境の変化、役割の変化、組織の変化など、
新しいことに挑む・挑まないといけない状況がいろんな人に訪れます。
そして、それらはいきなりうまくいなかい。
これは僕自身もたくさん経験してきたことです。
そしれこれからもうまくいかないことが続くんですね。
その先にあるものは・・・
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!これから1年間準備行っていきます。noteでも「学会長の奮闘記」を定期的に書いていこうと思います。マガジンでまとめてますので、よかったらスキを押して応援よろしくお願いします!
◾️湘南OT Interaction
作業療法士向けの研修会を行なっている湘南OT交流会の支援の元、「新しい学び場を作る」ことを目的として立ち上がりました。「学びたいけどどうしたら・・・」と悩むOTの方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。
それでは本題に入っていきましょう。
いきなりうまくはいかない
概ねの挑戦はうまくいかないです。
どれだけ理想を描こうと、もがこうと、準備しようと、思う通り行くことはほとんどないと思った方がいいです。
なぜなら、新しい挑戦というのは、自分にとっては初めての経験だからです。
「そんなの当たり前」
その通りです。
わざわざ言葉にする必要もないですよね。
では、あなたはどうしてそこで悩んでいるんでしょうか?
うまくいかないことをつらく悲しく感じているんでしょうか?
それは「きっとうまくいくはず」「もっとできるはずなのに」という希望があるからじゃないでしょうか?
自分の理想があることは何も悪いことではないんです。
でも、そこに必要以上に落ち込む必要はないんです。
なぜなら、新しい挑戦というのは、自分にとって初めての経験だからです。
あなたが「つらい」「苦しい」と思うことも、自分が作り出した感情であることに気が付きましょう。
そうやって悔しさを抱えながら進む姿は素敵ですが、それによってあなたの本来の能力が生かされないことはともて勿体無いです。
挑むからこそ失敗する
もう一つ言えば、今うまくいかないことと直面しているということは、数週間前、数ヶ月前のあなたよりも前進している証拠です。
人間は、安全地帯(コンフォートゾーン)に止まっていた方が、苦労もないですし、安心感もあります。
でも、その環境が永遠に続くことはないですし、成長や社会の変化に伴って僕たちの物事は大きく変わります。
だから、挑戦する場所(ストレッチゾーン)に進むことが必要になりますし、その癖はつけておいた方がいいでしょう。
そして、ストレッチゾーンに行くということは、それだけ挑戦して失敗もするということになります。
これは間違いないです。
つまり失敗するということは自分が今ストレッチゾーンにいるということです。
失敗していることを、苦労していることを、ネガティブに捉えすぎる必要ないということです。
経験から学び成長する
このストレッチゾーンに行って、失敗しているということは、成長する方向に向かっているということです。
僕がよく取り上げる「経験学習モデル」の目線でいっても、経験し、内省することで、人は成長することができます。
経験から内省するためには、ただ「うまくいったぞ!」だけでは不十分です。
失敗を通せば「どうしてうまくいかなかったか」を考えることが可能となります。
何度も言いますが、失敗はネガティブではありません。
もがいて、成長したい、先に進みたい、と奮闘するあなた自身に雄叫びです。
そんな大声あげてないかもしれませんが、あなたの辛い気持ちやその言葉こそ、前に進もうとする力になります。
その声は僕には聞こえています。
だから一緒に頑張りましょう。
この令和の時代に昭和の考えについて話してみました。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。